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高1で、進路について調べています。

大阪大学文学部の紹介に、「大きな特徴は、1年次に専修選択したのち、2年次から専修ごとに分かれ専門研究を行うことが できる点です。」と、あったのですが、
これは一般的な大学とは違うのでしょうか。
違うならば普通はどんなパターンなのでしょうか。

まだまだ無知なもので、調べてみたのですが見つからなかったのでぜひ教えてください!

A 回答 (1件)

大阪大学文学部の「専修」は、他の大学では「学科」や「コース」に相当するものです。

例えば英文科とか国文科とか史学科とかですね。
他の大学の文学部や人文学部の募集要項を少し調べればわかると思いますが、先に学科やコース(阪大の「専修」)を決めて受験するシステムの大学がわりと多いです。入学時(受験時)には学ぶ専門分野が決まっていて、その分野ごとに必修の授業が決まっています。

入学後に専門分野を決めて学科やコースを選ぶ、というのは、阪大に限ったことではありません。
そもそも30年以上前はどの大学でも1,2年次は教養課程で専門の授業はなく、専門の学部に分かれるのは3年次からでした。東大はいまもそのシステムですし、北大も似たような仕組みです。
その他の国立大でも、特に文学部・人文学部は、学科やコースまで決めずに受験して入学後に各分野共通の幅広い基礎科目を受けてから行きたい分野を決める、というシステムの大学が結構あります。希望者が多い人気のところは入学後の成績順で決まるので、希望のところに行くために、学生は入学後も頑張って勉強します。
ただ、専門分野を決めるのが1年次なのか2年次なのか、あるいはもっと細かな段階的に狭めていくのか、というのが大学や学部によって違います。
どちらが「一般的な大学」ということではありませんよ。

専門分野を入学後に決めるシステムの場合、高校までのイメージではわからなかった様々な専門分野の基礎を大学で知ってから選ぶので、「高校の授業でイメージしてたのと全然違う」というようなミスマッチが起きにくくなりますし、高校では扱わない範囲の専門分野に出会ってそちらに興味を持った、というようなことが可能です。
反面、人気の分野を希望していて選考が行われる場合、入学後の成績によっては希望通りの専門分野で学べない、ということも起こりえます。希望する分野で学べることがはっきりするのが、入学時か、入学後か、という違いです。
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この回答へのお礼

なるほど!
わかりやすく具体的な回答をありがとうございます!

専修=学科、コース という認識が自分の中で曖昧だったのですが、主様の説明で腑に落ちました。
「大きな特徴」と言っても特段珍しいものってわけではなく、「ここ重要な違いだよー」みたいな感じですかね(*'▽'*)

お礼日時:2022/08/22 17:09

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