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DTPエキスパート試験スーパーカリキュラム
(第7版対応 野尻研一著)の121ページに、
次の記述があります。

「インクジェットのインクの色再現領域は、通常のオフセット印刷の色再現領域より大きい・・」

つまり「インクジェット > オフセット印刷」ということですが、
漠然と「インクジェット < オフセット印刷」だと思っていました。

(1)ほんとうにそうなのでしょうか?

(2)インクジェットインキとオフセットインキの色再現領域の関係が
 載っているサイトがありましたら教えてください。

(3)「オフセット印刷 = プロセスインキ」
 と解釈したのですが、正しいでしょうか?

A 回答 (1件)

インクジェットは5色以上の多色インクを使うので物理的な再現色域はプロセスカラーインクより広いです。


ただしインクジェットと言ってもインク数はピンキリなので、機種や紙(インク濃度に影響)によっても色域は変わりますし、データのカラースペースが持っている色情報以上のものは再現できません。(つまりインクジェットで物理的に出せる色よりデータで使っている色域は狭い)

元々インクジェットプリンタの色味のベースになっているのはRGBカラースペースなので、色再現域として見たいのならば、RGB:CMYK=sRGB:JapanColor2001coatedの色域グラフを探せば一端がかいま見られると思います。手元の参考書を見るとsRGBとJapanColor2001coatedではどちらが広いと言うよりそれぞれに再現不可能の「重ならない領域」があります。
それを一気にカバーするのがAdobeRGBで、sRGBもCMYKもほぼすっぽり収まりますが、使いこなすにはカラーマネジメントが必須でしょう。

(3)「4色オフセット印刷=プロセスカラーインク」でいいと思いますが、まれにCMYだけの3色カラー印刷もありますし、最近は再現色域の広いインクもあります。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
>インクジェットは5色以上の多色インクを使うので物理的な再現色域はプロセスカラーインクより広いです。
なるほど!

>元々インクジェットプリンタの色味のベースになっているのはRGBカラースペースなので
そうなんですか、なるほど!!

また、いただいた回答をもとに、ネットで検索したところ、
次のような記述に出会いました。

「ハイファイ印刷は,CMYKインキでは出ない色を,RGBインキ等を加えて印刷する方式である。」
http://www.jagat.or.jp/story_memo_view.asp?Story …

おかげさまで、だいぶイメージがわいてきました。(^-^)
ありがとうございました。

勉強を続けていきます。

お礼日時:2007/07/11 13:30

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