A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
専門的にはいろいろ難しいことがあるだろうと思いますが、大枠としては脳の記憶と同じように考えてもよいように思います。
ある抗原が体内に侵入すると、この抗原に対する抗体(免疫グロブリンというたんぱく質)を作るリンパ球が増殖分化してきます。このリンパ球は最終段階で抗体を作るようになって、作られた抗体は血漿タンパク質として血液の中を流れるようになります。抗体もタンパク質ですから、ほかの一般のタンパク質と同じ寿命だろうと想像します。抗体の場合は脳の記憶と同じで同種のあるいは類似の抗原激が生じると新たに抗体がつくられますから免疫という効果から見れば抗体の寿命より長く続くことは当然だろうともいます。予防接種の場合でも抗原の量は莫大ですからワクチンの刺激でも長く免疫が保たれるでしょうが、その後実際の感染症にかかって抗原刺激が加われば抗体は再び増加します。しかしこの場合感染症の症状は出ないことも考えられます。また免疫の中には抗体による液性免疫のほかに細胞性免疫というものもあって、代表的なものは結核菌に対する免疫などは終生続くとされていると思います。No.2
- 回答日時:
>抗体の寿命はどのくらいでしょうか?
ある抗体の産生能が数年以上持続する です。
抗体の保持年数は種類により、一生だったり、数年間だったりするようです。
>B細胞の寿命が数年以上あるということですか?
いいえ、B細胞の寿命は短く( 寿命は3、4日~100-200日と様々な説がある )
胸腺で生まれ、選別された優秀なリンパ球がT細胞に指令・教育されてB細胞として活躍するようです。
>抗体を注射する治療方法がありますが、これは定期的に行わないと効果は持続しませんか?
病気 ( 抗原 ) の種類により、数年ごとに予防接種する必要のあるものから
2、3回の予防接種で一生有効な抗体を得られるものも有ります。
http://homepage2.nifty.com/fwkx2334/link64.htm
http://www.sm-sun.com/family/gann/gannkokufuku.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3% …
http://homepage2.nifty.com/minoruan/loiko/loicot …
私は疫学の専門家ではありません。参考程度にしてください。
No.1
- 回答日時:
http://www.slj.co.jp/news/ige_.html
>その測定する血液中の抗体は、体内で比較的早い時間で代謝され失活されます。失活までに要する時間は、現在ある程度分かっており、5種類の抗体の生物学的半減期は、ほとんどが数日といわれております(IgGが一番長く20日間程)。
http://www.geocities.jp/oskjndaruma/rinpa/nittuk …
>血液の寿命は、赤血球は120日ですが、白血球は顆粒球では2週間、リンパ球のうちT細胞はおおむね4~6ヶ月、B細胞は2~3日のものから5~7週のものまでさまざまです。血小板は10日間程度です。
http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/immunology …
免疫記憶の本態
抗原により活性化され分裂、増殖したB細胞集団のうち一部の細胞は静止期に入り、記憶B細胞になります。この記憶B細胞はB細胞領域の辺縁帯で細胞分裂をしないで長期間維持されます。いつか同じ抗原が侵入してきた際にはこの記憶B細胞の抗原レセプターによって捕捉され、B細胞ははじめて侵入した抗原に対するよりはるかに速やかに増殖し、高親和性のIgG抗体を強力に分泌するようになります。このように一旦抗原に遭遇し、高親和性の抗原レセプターを獲得したB細胞で、抗原の再暴露により強力に反応しうる能力を獲得したB細胞がリンパ節や脾臓などのリンパ組織にじっと潜んでいることが免疫記憶の本態です。
>その測定する血液中の抗体は、体内で比較的早い時間で代謝され失活されます。失活までに要する時間は、現在ある程度分かっており、5種類の抗体の生物学的半減期は、ほとんどが数日といわれております(IgGが一番長く20日間程)。
http://www.geocities.jp/oskjndaruma/rinpa/nittuk …
>血液の寿命は、赤血球は120日ですが、白血球は顆粒球では2週間、リンパ球のうちT細胞はおおむね4~6ヶ月、B細胞は2~3日のものから5~7週のものまでさまざまです。血小板は10日間程度です。
http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/immunology …
免疫記憶の本態
抗原により活性化され分裂、増殖したB細胞集団のうち一部の細胞は静止期に入り、記憶B細胞になります。この記憶B細胞はB細胞領域の辺縁帯で細胞分裂をしないで長期間維持されます。いつか同じ抗原が侵入してきた際にはこの記憶B細胞の抗原レセプターによって捕捉され、B細胞ははじめて侵入した抗原に対するよりはるかに速やかに増殖し、高親和性のIgG抗体を強力に分泌するようになります。このように一旦抗原に遭遇し、高親和性の抗原レセプターを獲得したB細胞で、抗原の再暴露により強力に反応しうる能力を獲得したB細胞がリンパ節や脾臓などのリンパ組織にじっと潜んでいることが免疫記憶の本態です。
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