プロが教えるわが家の防犯対策術!

数年前に家を新築しました。

2階なんですが、寝室が傾斜天井 (勾配天井?) になっています。

北側斜線というのでしょうか、設計士さんの説明では法律上の規制があって、北側の屋根をどうしてもそれ以上高くできず、結局2部屋の天井に傾斜がつく事になりました。

最初の内はなかなか雰囲気のある部屋が出来たと喜んでいたのですが、この数日の暑さには参っています。

傾斜天井ですから、屋根裏というか空気層がない状態になっています。 つまり屋根の下地の裏側がすぐ (?) 部屋の天井になっている状態です。

エアコンをフルに稼動してもなかなか室温が下がりません。

屋根瓦はスレート瓦というのでしょうか、薄いセメント(?)で出来ています。

何か傾斜天井の暑さ対策で良い方法はないでしょうか?

以前どこかの広告で特殊なペイントを瓦に塗ると何度か温度が下がるとかあったような記憶があるのですが、これはどうでしょうか?

A 回答 (15件中1~10件)

こんばんは。


>暑さの原因は屋根や天井の形状ではなく、瓦にあると考えられるんですね。
◎「日本瓦」や「陶器瓦」を葺く時には、必ず下地(野地板)と瓦の間に「空間」が出来ます。この「空間」が「断熱」や「保温」の効果を高めると共に、屋根の呼吸も行っているのです。

>ノところで今の瓦の上から陶器瓦を置く事をお勧め頂いたのですが、シロウト質問で申し訳ないのですが、この方法だと屋根の構造体にかかる重量負担ってどうなんでしょうか?
何となくトップヘビーというか、家自体の重量バランスに問題が出るような感じがするのですが、もう一度教えて頂けないでしょうか?
◎確かにご不安な点はよく解ります。実際のお宅を拝見していませんので、確信を持った回答は出来かねますが・・・昔の「瓦葺き」には「土葺き」という施工方法が採られていました。この方法ですと確かに屋根には相当の重量増となります。しかし、現在では「空葺き」と呼ばれる「桟掛け」という施工方法が主流になっています。こちらの方法でしたら、殆ど土は使いませんので、重量増は「瓦の分」だけに収まります。通常の屋根の構造でしたら全く問題はありません。私も実際にリフォームの現場で、このような工事を行って来ました。「屋根の傾斜がきつい」という点が気になりますが「陶器瓦」でしたら問題ないのではないか?と思います。「日本瓦」は、おそらくデザイン的にも重量的にも、質問者さんのお宅には向かないものと思われます。

>実はあるハウスメーカーの軽量鉄骨構造のプレハブ住宅で建てたのですが、この重量の問題と工事費の問題がクリアー出来そうなら、来年の夏向けに早めに相談してみたいと思います。
◎その辺りの問題は、工事を依頼される業者と相談されると良いと思います。「見積り・相談」=「契約」となる訳ではありませんから、相談してみて可能であるか判断を仰ぐ事が望ましいと思います。現地を見ていない私には判断材料がありませんので・・・

>阪神大震災の時に屋根瓦の重い古い住宅がみんな倒壊していましたので、設計段階でセールスの勧める軽くて薄い瓦をそのままOKしたのですが、もっと比較検討すれば良かったです。
◎確かに震災後はそのようなお宅が増えていますし、業者のセールストークもそのような物を薦めています。しかし、実は薦めている理由は他にあります。つまり「後々に必ずメンテナンスが必要となる」「数年後には葺き替えが必要になる」等々、こういった事が解っているからです。その際にも「うちで工事を引き受けて、また儲けてやろう」という「せこい」魂胆もあるのですよ。
震災時に倒壊した家屋の殆どは、古い上に、昔の工法(総土葺き)で建てられたものです。そのような家屋が倒壊してしまうのは当然と言えば当然の事です。しかし「日本瓦の屋根だったから倒壊した」のではありません。この点は、一般の方には解り難い事だとは思いますが、実際、あの震災で倒壊していない「日本瓦の屋根の家屋」もたくさんあります。
築年数が古くても倒壊しなかった家もあるのです。逆に、新築でも「手抜き工事」だったおかげで、一気に倒壊した家もありました。
私は神戸の人間ですので「現実」を見ています。
そしてリフォームの仕事をしていた関係で、如何に「いい加減な家が建てられているか」という事も「現実」として知っています。
「カラーベスト」や「軽量瓦」「金属屋根」「スレート瓦」「セメント瓦」などは、いずれ「メンテナンス」を必要とする「屋根材」ばかりです。そういった事は「セールストーク」では一切話しません。「安い材料」で「安い人件費」で「高額な家を売る」ためには、契約の邪魔となる話ですからね。
もちろん、これらの屋根材にも「メリット」はあります。完全に否定する物ではありません。しかし、本当にこれらの「屋根材」が良いものなら「日本瓦」や「陶器瓦」はこの国からなくなっている筈です。
解る人には解るのです。
「日本家屋には瓦が一番適している」と。
紹介したサイトをじっくりと見て頂き、瓦屋根の良さを解って頂ければ幸いです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
再度のお答え、有難うございました。
なるほど、今考えてみれば担当セールスがなぜ安いスレート瓦を勧めたか分かるような気がしてきました。
こちらに知識があったなら陶器瓦と比較して、仮に多少コストアップになったとしても納得できる方を選択したのですが、どうも勉強不足だったようです。
実際に住んでみて初めて瓦の違いが体感できたようです。
まだ新築して間がないので暫くはどうしようもないですが、今後、葺き替えの時期が来た時、教えて頂いた色々な項目をじっくりと考え、どうするか検討してみたいと思います。
ご親切なアドバイス、心から感謝します。 有難うございました。

お礼日時:2007/08/08 13:15

こんにちは。


>傾斜天井ですから、屋根裏というか空気層がない状態になっています。つまり屋根の下地の裏側がすぐ (?) 部屋の天井になっている状態です。エアコンをフルに稼動してもなかなか室温が下がりません。
屋根瓦はスレート瓦というのでしょうか、薄いセメント(?)で出来ています。
◎暑さの原因は「傾斜天井」という屋根の形状によるものではなく「屋根材」の選択ミスからの方が大きいです。
最近は、どこの建築会社も「コスト削減」などの理由から「スレート瓦」や「金属瓦」など、一般的に「軽量瓦」というものを薦めますし、多用しています。(このような回答を書くと、すぐに批判的な事を「嫌がらせ」のように書き込む人がいますが)これらの屋根材は、日本の気候や風土には合っていないのです。日本は、夏場や梅雨時には「湿度」も高く「降雨量」も多い国です。昔からの家屋では、そのような事をちゃんと考慮した家の建て方をしています。暑い地域や寒い地域など、色んな気候の地方がありますが、それぞれの地方に適した家屋を建てていました。しかし現代では、欧風の建築方法を取り入れたり、2×4と言った建築方法が多用されています。果たして、これらの建築様式が日本の気候に適しているのか?「否」です。適していないからこそ「床下空調」などで「機械的」に無理やり「日本の気候に合わせようとしている」のが現実です。
質問者さんのお宅のような屋根材では、傾斜があろうがなかろうが、室内の温度は必然的に「暑く」なります。何故か?屋根の下地(野地板)と「屋根材」との間に「空間がない」からです。あったとしても、ごく僅かなものです。日本の気候に適したものにするには、この「屋根の空間」というものが非常に大事ですし、有効にもなります。
この空間(空間と言っても何もない、という意味ではありませんよ)がある事によって、少々の雨が侵入しても「雨漏れ」を防げますし、晴天時には「乾燥」も行います。また「熱を遮断」したり、逆に「保温効果を高める」効果もあります。
阪神大震災以後は「屋根の軽量化」を謳い文句に「軽量瓦」の需要が増えていますが、長い目で考えた場合、日本の家屋に適しているのは「日本瓦」なのです。「和瓦は重い」とか「デザインがダサい」という人達もいらっしゃいますが、今は「和瓦」も軽量化されたり、施工方法を工夫して「屋根の軽量化」が可能になっています。またデザイン的には様々なものが開発されており「洋風な家」に向いた「陶器瓦」というものもあります。
「傾斜のある屋根」との事ですが、そのような屋根でも「陶器瓦」を葺く事は可能です。
「数年前に家を新築しました」との事ですので「屋根のリフォーム」をするは早過ぎますし、現実的ではないのでしょうが、本当に何とかしたいのでしたら「特殊なペイントを瓦に塗る」などという「付け焼刃的処置」ではなく、今の屋根材の上から「陶器瓦」を葺く事をお勧めします。

「カラーベスト」や「スレート」「軽量瓦」「金属瓦」などを使用した家屋は、通常より早いペースで「室内(特に2階部分)の天井付近」の壁が黒く変色する事が多々あります。これらの原因も「屋根に空間がない」事が原因で起こるものです。
「軽量瓦」や「金属瓦」は、「カラーベスト」や「スレート」の上に「重ねて葺くリフォーム用」としては適していますが、通常の屋根に使用するには、日本の気候には適していません。

以下にいくつかのサイトを紹介しますので参考にして下さい。

http://www.netcy.co.jp/hkk/yane/sugoi/natu.htm
http://www010.upp.so-net.ne.jp/onhome/note/yane. …
http://www.kawarayane.com/
http://www.datapot.com/al1/tsdesign/public/index …
http://www.a-kawara.jp/
http://www.shibao.co.jp/kind.html
http://www.yane.or.jp/index.html
http://www6.plala.or.jp/tomotaro/kawara.htm#toku …
http://www.kawara.gr.jp/index.cgi
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Green/2823/ …
http://www.mko-kikaku.com/1/toryougaido/toryou/1 …
http://www.refonavi.com/index.html
http://fukikae.client.jp/index.html
http://www.yanegaiso.net/plan/basic.html
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この回答へのお礼

有難うございました。
じっくりと読ませて頂きました。
なるほど、暑さの原因は屋根や天井の形状ではなく、瓦にあると考えられるんですね。 そう言えば昔の家の瓦は厚みがあって重量感のあるものが多かったように記憶しています。 たしかに厚みがあったり、曲線のある瓦の方が断熱性が高いような感じがしますね。
そうですか ・・ 瓦の選択ミスだったんですねえ。
ところで今の瓦の上から陶器瓦を置く事をお勧め頂いたのですが、シロウト質問で申し訳ないのですが、この方法だと屋根の構造体にかかる重量負担ってどうなんでしょうか?
何となくトップヘビーというか、家自体の重量バランスに問題が出るような感じがするのですが、もう一度教えて頂けないでしょうか?
実はあるハウスメーカーの軽量鉄骨構造のプレハブ住宅で建てたのですが、この重量の問題と工事費の問題がクリアー出来そうなら、来年の夏向けに早めに相談してみたいと思います。
阪神大震災の時に屋根瓦の重い古い住宅がみんな倒壊していましたので、設計段階でセールスの勧める軽くて薄い瓦をそのままOKしたのですが、もっと比較検討すれば良かったです。

お礼日時:2007/08/03 16:00

部屋の容量より大きいエアコンを入れ、シーリングファンで空気を循環してみてはどうでしょうか?カーテンも断熱効果のあるのと交換。

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この回答へのお礼

有難うございました。
そうですね、容量の大きいエアコンが最も現実的なようですね。それにファンや扇風機との組み合わせがいいように思いました。

お礼日時:2007/08/03 15:41

形が解からないので、外れてるこも知れませんが



下に吸気--上に棟換気口出来れば、温度下がります、
一般の家でも棟換気が効きます
「6尺の棟換気付けたら天井裏60度前後が
 部屋より少し高い程度に下がりました」

建築屋さん、板金屋さんに相談ですね。
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この回答へのお礼

有難うございました。
そうですね、工務店ともう一度相談した方がいいように思うようになりました。 
この週末に連絡を取ってみる事にしました。

お礼日時:2007/08/02 15:00

勾配天井でもうまく作られている場合には特に暑くはありません。

というよりむしろ外より涼しいです。
ではどうするのかですけど、

1.屋根面と屋根下地面の間には通気層を設けて棟換気すること。
 これが極めて重要な熱の遮断層になります。

2.屋根下地面から天井面の間を十分に断熱すること。
 大体高性能グラスウール24kであれば150mm以上欲しいです。

3.室内天井付近から24時間換気により、空気を換気し続けること。

この3つを実行すると暑さの問題は解決します。

ただ1,2は現状そうなっていない場合には結構大掛かりな対策になりますが。。。

ちなみに番外編としては、屋根材を無塗装又はシルバー塗装したガルバリウム鋼板にしてしまうというのも、屋根が熱を吸収しにくくなるので屋根面自体の温度が下がり効果があるのですけど、はた迷惑になるかもしれません。(屋根がまぶしい)
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この回答へのお礼

有難うございました。
天井材の裏側にはたしか断熱材は入っていたはずです。 でも実際には効果が感じられません。
でも本当にうまく作られている場合、逆に外より涼しくなるんですね。 とても参考になりました。

お礼日時:2007/08/02 14:59

引っ越



と簡単にいきませんから。

勾配面の下にもう一つ天井を張る。
んですけど、ただ張るんじゃ効果なし。
新勾配天井の地上高の一番低いところのには吸気口を付け、
新勾配天井の地上高の一番高いところの裏には、排気口をあけ屋根裏に排気する。
それだけじゃ駄目で、屋根の側面の三角の壁の上のほうに排気口を幾つか付けて排気する。
屋根裏は暑いので空気は煙突のように上へ逃げ去る。
沢山付ける。
吸気口は、屋根横の壁の低いところからアルミの蛇腹で引いてもいいんじゃないかな。
二重天井内部は空間を持たせ上下方向に排吸気道を天井下地と兼ねて作る。
市販のアルミシートを旧天井裏にアルミ面を上にして張る。その下に下地を作る。
屋根裏は暑いから入るんなら雨の日がいいよ。
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この回答へのお礼

有難うございました。
教えて頂いた内容、一度工務店に相談してみる事にしました。

お礼日時:2007/08/02 14:57

傾斜している天井自体が輻射熱と言う熱エネルギーを貯めんでいますのでらエアコンで空気を冷やしても熱線が体に当った時に体が発熱しますので涼しさが感じられないのでは無いでしょうか?


今の雰囲気を壊さないような対策もあります。
ズバリ、今の屋根にもう一度屋根を吹きます。
今のスレート屋根の上に垂木、野地板、アスファルトルーフィング、スレート瓦の順です。2重の屋根にすることで垂木間の空気層に断熱材を入れるのも良し空気層として棟から換気することも良いです。太陽光発電のパネルを載せるのも解決策の内ですが傾斜が北側だと発電効率が悪くなるので日当りが良い場合には得策かもしれません。
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この回答へのお礼

有難うございました。
へー、屋根を二重にするわけですか ・・ これは考えなかったです。
暑さ対策にはこれが一番効果的な感じがしますが、工事代が結構かかりそうな感じもします。
一度工務店に問い合わせてみます。
有難うございました。

お礼日時:2007/08/02 14:55

 扇風機を天井方向に向かってあて、空気を攪拌しエアコンと併用する方法が、最も安価で効果があると思います。


 外気の方が温度が低ければ、先に換気をしてから、エアコンなどを使い始めた方が良いでしょう。
 断熱材はパネル式の物が入っていないと効果がないと思います。
 空気層はいい加減な業者が作るとないと思います。 
 お金をかけるにしても、容積の狭い部屋であれば、エアコンの容量を倍ぐらいの物に上げて対処する方が早いと思います。

 ただ、断熱が相当いい加減ならば、空調が効き内外温度差がつくと結露を起こしてしまう可能性は感じてしまいます。多少なりとも吸放湿する天井材は採用した方が良いかも知れません。http://national.jp/sumai/cwf/choshitsu/lineup/in …

 お金をかけられるのであれば、天井をもう一つ組んであれこれした方が良い気もしますが、雨漏りなどが起きた際には高くつくと思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、今から工事にお金をかけるくらいなら大容量のエアコンに買い換えた方が安くつくという事ですね。
言われてみれば、たしかにそうかも知れません。

お礼日時:2007/08/02 14:53

2回目です、屋根に水を撒く装置として、水道水を使用すると高く付きますので、雨水を利用すると良いと思います、次のURLを参照して下さい。


http://www.kkj.or.jp/build_data/sheet/rain/ra02. …
ここに、オプションとして「屋根散水除熱装置」と書いてあります、これは中々良さそうです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
屋根に散水する装置って既にあるんですね。
とても参考になります。

お礼日時:2007/08/02 14:49

 他の方も書いていますが、屋根断熱と通気層が王道です。

金額に見合うだけの効果はありますので、損はしないはずです。
 水を上げる方法ですと、屋根材の傷みと水代がかかりますので、数年後、断熱施工をしたのと同じ費用になっているでしょう。
 
 手のかからない方法としては、勾配天井の頂点近くに換気扇を付けるか、天井材を厚い木の板など断熱性能の見込める材料に変更する手がありますが、劇的に変わるとは言いがたいです。
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この回答へのお礼

有難うございました。
換気扇も前に考えたのですが、今から壁に穴を開けて設置するとなると、外壁も触る事になって結構大工事になると言われた事があります。 特に2階なので外からの作業に足場を組む必要があるようです。
天井材は今は石膏ボードが張られていますので、これを厚い木の板にすると多少は効果がありそうですね。
でも住んで初めて屋根裏の空気層の有難みが分かったような気がしています。

お礼日時:2007/08/02 14:46

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