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医師法を読んだことがありますが、
説くに誤診時の責任については書いて無かったです。
医者は誤診をした時はどのような根拠に基づいてどのような形で責任をとるのですか?
詳しい方よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

誤診の程度により異なるでしょうが、ご質問では、誤診の結果生命に危険が及ぶ可能性があるか、または死亡したしまった場合と想定して考えてみます。



誤診を明らかにするには、まず当該医師の書いたカルテ内容を入手し、その時の患者さんの状態を正確に把握していたか否かが、まずは争点となるでしょう。

そのカルテ内容を第三者の専門家が当該医師に質問しながら、いかなる点で誤診が生じたのか、を明確にしていくと思います。詳細は個々によって異なるので触れませんが、恐らくは上記の方法を裁判所等で行い、最終決定は裁判官がするものと考えます。

次に責任の取り方ですが、これも個々で異なるでしょう。例えば、手術中に大動脈を誤って切り、失血死したような場合は、業務上過失致死に相当するのではないでしょうか?しかし、それを証明するのは困難なことです。何故なら動脈瘤や心臓の手術では、手術自体が相当な危険性を孕んでいるから。

ただ、きっちりと診断材料(画像写真等)があるのにも関わらず、それを読み落としたような場合は、その医師の実力とも相関しますが、恐らくは民事裁判になるのではないでしょうか?また、必要な検査せずに重篤な状態に陥った場合も、民事?でしょうか。

なかなか難しいですね。
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医師が誤診をして、患者の生命に危害が生じた場合は、民事上は損害賠償と慰謝料の支払責任が生じ、刑事上は業務上過失や業務上過失致死罪で裁かれます。



医師が誤診を認めない場合は、患者側が提訴して、調停や裁判となります。
ただ、医師を相手に誤診を立証するのは、非常に困難です。

参考urlをご覧ください。

参考URL:http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/SosyouKantei05 …

この回答への補足

ありがとうございました。
本当に誤診をしたのなら絶対責任を採るべきだと思います。
傲慢で誰も了解しないような鑑定を平然と行う鑑定者には開いた口がふさがりません。
長年かけて築いてきた医療に対する信頼を彼らは食いつぶしているのではないかと思います。
このようなことを続けていれば、医者への信頼はどんどん下がる一方ですし、医者なら信頼できるからという前提で行われている鑑定もいずれは信頼されなくなり、行われなくなるだろうと思います。

補足日時:2002/08/02 11:59
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 誤診かどうかについては、医師が認めない場合には法定での判断になりますが、誤診による法的な措置としては、民事上の損害賠償請求、刑事上の業務上過失傷害、業務上過失致死等で争われることと思います。

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