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今、学校で行われるディベートの勉強をしています。テーマは「買収ファンドの進出は日本経済にとって良いか」です。私は、否定派なんですがなかなか軸になる意見が見つかりません。出来るだけデータがありしっかりした意見が2つくらいほしいんですけど、何かありませんか?

A 回答 (2件)

この世の中の法には全て意味があります。

特に経済関係の法は『経済発展を最大化』する為に試行錯誤された末に作られた法なのでそこら辺から考えていくと分かりやすいと思います。

1.ファンドが禁止されていない理由
ファンドは社会にとって有益であると判断されているからです。

軽視されがちな一般株主の代表者として、経営陣と対決する為です。
労働者にとって労組のように、株主にとってはファンドとは散らばった株を集積して経営者と対決してくれるわけです。
その事によって経営者は経営資源の最大限の活用を迫られるわけです。その事によって社会の生産資源が最大限活用されることになるわけです。

例えば、株主は土地などの資産を抱え込んだまま塩漬けにしているくらいなら売れと迫る事があります。コレは逆に言えば何故その資産が高く売れるかというと、世の中にはその資産をもっと上手く最大限活用できる企業が存在するからです。
ならその企業に渡した方が社会にとって有益なわけです。そして売却した企業はその対価として現金を得る事ができます。


2.株の売買に様々な規制や買収に対して防衛策を認めている理由
全てのファンドの全ての買収が必ずしも有益ではないと認めているからです。

どういうときが有益ではないかというと
・不意打ち的に株を買い進めその挙句に筆頭株主として経営者に圧力をかけること
ですから、一定以上の株式の保有をする時は報告する事を義務付けていますし、一定以上の株式を買い取る時にはルールが定められています。

・企業の資産を転売する事などを目的にした買収
資産が有機的に繋がっている事により企業の価値が保たれている、社会的に意味があるということもあるわけです。
また労働者や取引先などの関係者も居るわけでそのような都合を無視して企業を引っ掻き回すのは社会的に混乱を招くだけだという事で、様々な買収防衛策が認められているわけです。



私は、この問題は労組が必要か?というのに近い問題だと思っています。
ファンドを野放図にすれば経済が混乱します。
逆に、ファンドを取り締まりにより、力を削りすぎれば経営者と労働者がなあなあになってしまい、企業の成長(企業の経営資源の最大限の活用)ひいては経済成長(社会の生産資源の最大限の活用)が蔑ろにされます。
相反する両方の問題に何処に線を引くかが各国が悩んでいる問題ですね。
(現在金融は国際化しているので一国でできるルール作りには限界がある)

したがって、ファンドに反対の立場を取るのであれば、『ファンドを野放図にすれば経済が混乱する』というところ、極論すれば『ファンドは経済を混乱させる要因である』というところから責めるのが正道だと思います。

ちなみに技術には“世の中に価値を生み出す技術”と“他人から不正に富を奪う技術"があるらしいのです。
ファンドを認めているのは、ファンドには『世の中に価値を生み出す技術』があると認めているからだと思います。
逆にファンドの行動を一部規制しているのは、ファンドには『他人から不正に富を奪う技術』もあると認めているからだと思います。

http://blog.mag2.com/m/log/0000201896/?userid=20 …

データーとかの裏付けはありませんが、根幹となる考えかたはこんな感じだと思います。
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先生だって分かっていません。

ご安心を。

グーグルで、ファンド規制 と入れて検索してください。
一杯でてきます。一例は、
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2 …

有名なファンドの運営者、ジョージ・ソロスも
追加すると、ヘッジファンドの歴史自体が分かるURLも
出てきますよ。有名なのがイングランド銀行とソロスの
戦いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。早速、調べたいと思います。

お礼日時:2007/08/26 12:36

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