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フランス語でstudentはetudiant、strangerはetranger(意味は正確に対応していないようですが。)、stomachはestomac、spritはespritですよね?

ここで2つ疑問があります。
1)、なぜ、英語ではsで始まるものがフランス語ではeで始まるのでしょうか?語源的にはフランス語が先ですか?

2)、etranger、etudiantのほうはsの発音がないのに、esprit、estomachのほうは、sの発音が残っているのは何故ですか?どなたか教えてください。

A 回答 (5件)

フランス語は一年生ですがスペイン語の知識から説明できます。



フランス語もスペイン語もロマンス語のひとつで姉妹語です。 共通する先祖はラテン語です。 ラテン語を見れば語頭にe-がついているものとないものがあります。 語頭がs-なのにスペイン語やフランス語でe-がつくものは、民族固有の発音体系から来るものと思われます。 彼らはsp-, st-で始まる音を嫌い(苦手?)語頭にe-を加えたものと思われます。
フランス語  ラテン語   スペイン語
etudiant 、 student 、 estudiante
etranger 、 strangier(古仏語)、extranjero
estomac 、 stmachus、 estomago
espirit 、 spiritus 、 espiritu

英語の単語はフランス語から取り入れられているので、アクセントのないe-が脱落したのではないかと思いますが自信ありません。

民族特有の発音のクセは日本人が外国語を外来語化するときにもっとはっきりと表れます。 ball=boru, Spain=supein

スペイン語話者のクセ
Stopをestop, ShowをCho と発音します。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってすみません。回答ありがとうございます。

>民族特有のクセ
わかりやすい&ありそうですね。日本人のカタカナ発音の例はとてもわかりやすかったです。

おおもとはラテン語で、すごく影響しているのですね。

お礼日時:2007/09/23 20:12

回答にはなりませんが、参考として。

フランス語のアクサン・シルコンフレクス(^)はその文字の後にsが脱落したものと言われます。例えばetre は 3人称単数で est に変化してsが現れます。 
foret(仏)は英語で forestなどたくさんあります。どなたかも書いていらしたように、それぞれの民族の舌の癖でしょう。フランス語は
stという二重子音を嫌います。今でこそフランスでも平気で使われる star は etoile。 元はきっと estoile だったんでしょう。だからこれも^が着くべきなのでしょう。ちなみにラテン語は確か stella。 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

フランス語は本当に勉強したてで・・ほとんど何もわかりませんが・・
でもetreがestになってsが現れる、というのも共通点があって面白いですね。
民族特有のクセ、ということで了解しました。面白かったです。
皆様本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/09/23 20:46

#3です。



さっき書き忘れましたが、私はポルトガル語を学習しているのですが、面白い現象があります。

フランス語の etudiant、etranger、estomac、espritはポルトガル語では estudante、estrangeiro、estomago、espiritoになりますが、ポルトガル語では それらの語の語頭のeは発音されません。多分、このような現象にもヒントがあるかもしれません。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってすみません。回答ありがとうございます。

とっても面白いですね。
やはり各言語のつながりを把握した上でこれらの現象を当てはめてみると、違った仮説がたちそうです。各言語のつながりを勉強したら、また何か質問するかもしれません。

お礼日時:2007/09/23 20:35

>1)、なぜ、英語ではsで始まるものがフランス語ではeで始まるのでしょうか?語源的にはフランス語が先ですか?


studentを例に取れば、これはラテン語起源です。英語は非常に多くの単語がフランス語に由来しますが、studentに関しては直接ラテン語から取り入れられた可能性が高いです。

>2)、etranger、etudiantのほうはsの発音がないのに、esprit、estomachのほうは、sの発音が残っているのは何故ですか?どなたか教えてください。
自信はありませんが、いったん消滅したものが復活した可能性があります。
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この回答へのお礼

1)に関しては、#1の方の回答(民族特有のクセ)が有力でしょうか。

お礼日時:2007/09/23 20:37

ラテン語(ギリシア語からの借入語含む)で sp, st の語頭を持つものはフランス語やスペイン語では語頭に e を追加することが行われました。

例示された語のうち strange はラテン語では extraneus でこれが古フランス語で estrange となりました。
これは地域の発音習慣によるもので、同じラテン語を祖先とするイタリア語には行われません(それどころか e を落として sf-, sd- などの語頭子音連続があります)。
英語には本来 sp, st で始まる語はたくさんありますから、フランス語からこれらの語を借入した際にアクセントのない e を落としても何も困難はなかったのです。また、ラテン語に原点回帰し、つづりをもとに戻すことも行われましたのでその影響もあるでしょう。

現代フランス語で s を持たない語も古くは estrange, estudiant のように s を持っていました。この s は必ずしも全て脱落したわけではなく残ったものもあります。 esprit は s ではなく esperit の中の e が脱落しました。 s の脱落はこれ以外にも maistre - mai^tre などにも見られます。
中期フランス語では s が書かれていることが多いのですが発音上 s がいつ消えたのかはっきりしたことは分かりません。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってすみません。回答ありがとうございます。

どの言語がどの言語とどうつながっているかを把握しているのが大事なようですね。
やはり英語は英語、フランス語はフランス語の特有のクセがあるということなのですね。

お礼日時:2007/09/23 20:32

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