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よく◯天で(保管も楽だし着物のまま家事もするので)化繊の着物ばかり買っているのですが、化繊の色無地や江戸小紋や附け下げなどに縫い紋(一つ紋)を入れるのはおかしいですか?着物は好きなのですが、子供も小さいので余りお金をかけないようにつとめています。とくに友達の披露宴やパーティーがひかえている訳ではないのですが、子供の入学式の時に着たりできる活用の幅のあるものを1つ~2つ持っていたいなぁと思いましたので、どなたかアドバイスお願いします。

A 回答 (3件)

お返事どうもありがとうございます。


<誂えるとしたら、この一着というのは訪問着がいいのでしょうか?
のご質問にお答えします。
たいていの呉服屋さんへ行ってまず最初の一枚としてすすめられるのが訪問着です。
ですから答えはYESですね。
ところが私はかなりの年数、着物を着ており普通の方に比べたら相当数、枚数も持っているのですが、純然たる「訪問着」という物を持っていません。
晴れの場に着る着物はいわゆる付け下げ訪問着という物で間に合わせてしまっています。
ご存じかと思いますが仮仕立てをして絵付けをし、染めを施したいわゆる総絵羽仕立ての物が訪問着ですが、付け下げは反物の状態で染め、裾模様はつながるように設計されてはいますが、訪問着ほどの豪華さはなく、お値段も控えめです。
私はこの付け下げ訪問着で披露宴やパーティーを乗り切ってきました。
最初に自分で買ったのは21歳のときでしたが、その一枚で30代になるまで友人の結婚式を乗り切りました。
半襟や伊達襟、帯揚げ帯締め等の小物を変えるだけでかなり印象が変わりますし、着物なら毎回同じでも肩身のせまい思いはせずに済みました。
30代を過ぎると必要があってさらに数枚の付け下げを揃えました。
しかし豪華絢爛な訪問着はあいかわらず持っていないのです。
友人、知人としての立場で披露宴等に出席する際には帯で格を上げて装いました。
つまり、お金をかけるなら着物より帯が肝心なのです。
着物の枚数は増やさずに帯を新調するといった具合です。格式のある丸帯や袋帯を何本か持っています。
そしてパーティーの趣向に合わせて帯で格を調節してきました。
実はこれが最も合理的な着物の着方だと思っています。
一見して豪華な訪問着はそれゆえ、流行や年令に左右されますし、飽きもくるものです。
ここぞ一番という時にそういった訪問着をお召しの方を拝見すれば、それは素晴らしいと思いますし、目の保養をさせて頂いています。

結論として私のおすすめの着物揃えは、流行や年令に左右されにくく、訪問着よりもさらに広範囲で着回せる価値ある付け下げを一枚持つことです。
柄ゆきはやはり古典調の格のある柄で、もっとも大事なのは地色です。
自分にピタリと合うベストカラーを選んでおくといくつになってもしっくりと似合ってくれます。
単にピンクだから若い人向き、等とは考えないでください。
訪問着ほどの豪華さはなくても、ある程度お祝いの席に向く華やかな物を選んでおくと良いでしょう。

これに格式高い丸帯や袋帯を締めてご友人の結婚披露宴に。
少し下げて織りの名古屋帯を締めれば、お子さんの七五三や卒入学式、お茶会等にも着られます。
さらに下げて染めの名古屋帯や洒落袋帯を締めてレストランでのパーティー等の集まりや襲名披露の歌舞伎に着たり…。
着物一枚に帯三本といわれる着まわし術です。
もちろん帯は色無地や江戸小紋等他の着物に合わせる事ができます。
まあ、あくまでも私流のアドバイスなのですが。ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

「私はこの付け下げ訪問着で披露宴やパーティーを乗り切ってきました。」という言葉に励まされた気持ちです。育ち盛りの子供が4人もいてなかなか贅沢はできないので、一着「これ!」というものを購入して乗り切ろうと思います。袋帯は母から借りることもできるので…。派手な訪問着も素敵ですがまずは付け下げを購入しようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/10 14:34

私もNo.1さまと同様に思います。


色無地に紋を付けることで格式は付け下げと同格になりますが、化繊の着物に格式を求めるのはどうかと思います。
(付け下げも同様です)
化繊の着物1枚だけをみれば目立たないと思いますが、他にもお着物の方がいらした時、寂しい思いをなさることがあるかもしれませんよ。
化繊の着物は普段着として、紋を入れる必要がある格式を求めるのなら正絹で…と思います。
せっかくの晴れの日なので、よく考えて購入なさった方が良いと思います。
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この回答へのお礼

確かに言われてみれば・・・という感じですね。いろんな場に出られる方はそれぞれに合わせたお着物をお持ちなんでしょうね。いいなぁ。

お礼日時:2007/09/26 06:26

こんばんは。

着物の勉強を続けること25年の者です。
(それでも終わりがありません…笑)
さて、化繊の着物については昔から価値観の別れるところです。
普段着として着る場合には化繊だろうが木綿だろうがかまわないわけですが、目的は披露宴やパーティー、あるいはお子さんの卒入学式というフォーマルからセミフォーマルの場面と想定しての事ですね?
こればかりは、やはり個人の価値観によるところとしか言えないのですが、お子さんの行事くらいまでは○かな、と個人的には思います。

たとえばお茶席に出る時、どうせ汚れるからと化繊の色無地に一つ紋を入れて着用する方はたくさんいらっしゃいます。
しかしお茶の先生にしてみれば、価値のあるお道具やしつらいを整えての特別な席なので、本当は着物も良い物を着てもらうに越したことないのです。
しかしお茶席の水屋仕事は汚れることばかりですので、そこは割り切って化繊と決めてらっしゃる方もたくさんおられます。

お子さんの卒入学式においてはこれはどちらかというと相手のある事ではなくて主役は自分の子供で内祝いの行事です。
ですから厳密な取り決めがあるわけではなく、ちょっとあらたまった服装という事で、付け下げや一つ紋付きの色無地程度が妥当とされます。
これに化繊を用いても誰も文句をつける筋合いの人はいません。
パーティーにおいてはその趣向によりけりになるので、新年会やクリスマス会のような集まりであればこれも自由です。

しかし公式なパーティーや結婚披露宴においてはどうでしょうか?
そうなると江戸小紋や色無地といった着物は現実的には地味すぎます。
(もちろん会場や規模にもよりますが)
誰しもが持ってる服装のなかで一番よい物を着てくる場、というわけですから、そこに化繊の着物はどうでしょう?
まあ、ありのままに「安くあげたのね」という印象になるでしょう。
正絹の着物の中に入っての化繊の着物の存在感は、残念ながら芳しくないものです。
いろいろな方が集まる席ですから、やはり間違いのない物をきちんと着る気構えは必要だと思いますよ。
中には着物にうるさいご年輩の方など、気分を害して後々まで文句を言う、なんてケースもあります。
せっかくの晴れの席ですから、特別豪華な物にしなくても、最低限、礼を尽くすに値する物を着ることをおすすめします。
それにはやはり、正絹の着物である必要がある、と私は思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。予算を工面して一着いいものを誂えるか洋装にしてしまうかと言った感じですね。誂えるとしたら、この一着というのは訪問着がいいのでしょうか?

お礼日時:2007/09/26 06:23

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