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よく漫画の台詞などで、「ぞっとしない話だな」という言葉を聞いたりしますが、大抵その言葉が出てくる場面というのは、気に入らないとか不愉快だとか、そういう場面のようです。でも、それなら「ぞっとする話だな」と言うべきで、「ぞっとしない」という言葉がここで出てくるのは何かヘンなような気がします。どうして不愉快な場面で「ぞっとする」ではなく「ぞっとしない」なのか、どなたか教えていただけませんか?

A 回答 (6件)

「ぞっとする」と同じ意味です。


「不精床(ぶしょうどこ)」という落語があります。夏目漱石は落語が好きでしたので、よく落語ネタを引用しました。
『草枕』の主人公(画家)が床屋に行くと、いつ汲んだのか分からない、汚い水を使っていました。画家は、ボウフラが湧いているかと思うと「ゾッ」としますが、あえて「あまりゾッとしない」と書いて、その薄気味悪さを強調しました。
これが、世に広まったものと思われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、Ishiwaraさん!

>あえて「あまりゾッとしない」と書いて、その薄気味悪さを強調しました。
>これが、世に広まったものと思われます。
ものすごく説得力のある解釈ですね!
「これが、世に広まった」
私も今や、そうとしか思えなくなってきています(笑)

お礼日時:2007/12/18 14:46

「ぞっとする」の意味が、良い意味=「ふるえるほど綺麗」「ふるえるほど良い話」というふうに使われるので、それの反対語としての、良くない話という意味で使われています。


ですから、その場面で「ぞっとする話」と言うと逆の意味になっちゃいます。

「気が置けない仲」を緊張したり遠慮してしまう仲だと勘違いしてしまうのと似ていますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、Turbo415さん!

>「気が置けない仲」を緊張したり遠慮してしまう仲だと勘違いしてしまうのと似ていますね。
なるほどなるほど・・・
こういう風に説明していただけて、すごく分かりやすかったです。
心から感謝申し上げます!

お礼日時:2007/12/18 14:43

「ぞっと」は、恐怖、寒さ、また、強い感動などで、「ぞっとするほどの美人」、「ゾッとする程怖い思い」などのように云い、体が震え上がるような感じの


する様を表しますが、

「ぞっとしない」は、特に驚いたり感心したりするほどでない。あまり感心
しない。いい気持がしない。などを云い、体が震えるような感じはしません。

でも、近頃は日本語もそうとう荒れて、本来の意味と違う意味に用いられ
たりしていますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、fuuraibou0さん!

>でも、近頃は日本語もそうとう荒れて、本来の意味と違う意味に用いられ
>たりしていますね。
混乱の原因はやはりここにあったんですね。
これでようやく安心して眠れそうです^^

お礼日時:2007/12/18 14:42

以前に文章を書いている時に疑問に思い辞書を引いた事があります。



「ぞっとしない(俗)=感心しない」と書いています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、dontracyさん!

あれこれややこしいことを考えたりしないで、
「ぞっとしない(俗)=感心しない」と、
ただそう理解して聞いたり使ったりすればよさそうですね♪

お礼日時:2007/12/18 14:40

辞書に載ってます。


ぞっとしない:感心しない。うれしくない。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、ossan2006さん!
もし老眼が治ったら、新明解の一冊も買ってみようと思います!!

お礼日時:2007/12/18 14:37

こんなのがありました。


ご参考に。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/osiete/s466.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます、char16さん!
たいへん参考になりました!!

お礼日時:2007/12/18 14:34

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