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偏見入ってることを承知でお聞きしたいのですが
なぜ女性はBL(ボーイズラブ)が好きなのでしょうか?

もちろんすべての女性がそうというわけではなく、あくまで“一部”
ということは分かっているつもりですがそれにしてもラインナップの
豊富さに驚きと戸惑いを隠せません

数が多いということはそれだけ需要があるということで、
つまりその趣味の人口が多いってことになります

単に“異性同士の行為”というなら男もそういう趣味がないわけでは
ないですが、かなり限られたもので、
正直女性のそういう趣向を理解できません

多少失礼な質問文になってしまったかもしれませんが
本当に疑問を抱かずにはいられません

よろしくお願いします

A 回答 (6件)

長文になりますが失礼します。



やおい、BL、そしてそれらをとりまく「腐女子」文化については、
近年、さまざまな考察がされ、研究本のようなものも結構出版されています。それだけ、無視できない一代文化になっているとみなされているようです。
私自身、やおい、BLの愛好家であり、自分を含め、これらを好む女性心理について興味があったので、そういった本を読んでみて、自己分析及び「なるほど」とおもった要素をもとに考えてみるに、やおい、BLに嵌る女子の内面として、次の要素があることが多いのではとおもいます。

1.女性としての性的成熟に恐れがある、もしくは自分の女性としての魅力にコンプレックスがある

2.男性と「対等に愛し合う」もしくは、「積極的にしかける性として愛する」ことに関して憧れをいだき、しかしそれが「女性としての自分」では適わないという意識がある

3.「禁断」という要素に対して強く引かれる(「萌える」)

そして、以上の3つに、「女性は、男性よりも、性愛に関し、精神的な満足(=主観による幸福感、こだわり)」をもとめる、というコトがからんできているとおもいます。

詳しくいいますと、
まず、1に関しては、男性には中々わかっていただきづらいところがあるのですが、女性は、思春期において、「オンナになっていく」「男性に女性としてみられる」ことについて、本能的に恐れのようなものをもってしまうことがあります。
単純に、生理がはじまり、胸がふくらみ、いままでとは違う身体になっていく不安などもありますが、男性に性の対象としてみられる自分への自覚(=「犯される対象となりえる自分」への漠然とした不安)、また、肉体的に成熟がきており、そういうことに興味が湧くのは当然ではあるのですが、まだ愛する存在ができないうちに、欲情らしきものがこみ上げてくる罪悪感(「セックスとは愛する人とするものだ」「性的に奔放なことは悪いこと」という文化の副作用としての苦しみ)、いろいろあります。  …そんななか、そんな行き場のない衝動であるところの欲情を、自分の身体をとおさず、また、自分の身体を想像させる女性キャラをとおしてでなく、完全に「客観的に外野として」ながめていられるBLは、非常に便利です。
また、BLによく、「俺はホモじゃない、お前が好きなんだ」という大師がつかわれたりするのですが、これも、「最初から性的対象として愛するのでなく、お前の精神をみて愛し、その結果としてセックスがあるのだ」というイイワケであり、これが、己の性的コンプレックスや不安をかかえた女子には都合がいいわけです。
…ちなみに、余談ですが、この性的コンプレックスには、実際のその女性の容姿や魅力はわりと関係なかったりします。
実際、最近、よくテレビにもでてこられる、オタクとして有名な「しょこたん」をはじめ、わりと、オタク女子には普通、うっかりすると普通以上の容姿のひともおおいです。…まあ、古典的な「うーん」というタイプも健在ではあるでしょうが

次に、2に関して。
アタリマエですが、自身が女性であるかぎり、完全に「対等」な存在として愛する男性と向かいあうことは不可能です。
相手が本当に「恋愛として」自分を愛してくれていても、たとえばスポーツであれば、女性はどうしても、いつか、身体能力で、相手の隣にたてなくなることがある。仕事であっても、いくらデキる女性であっても、「デキる男性」とは、ジャンルが違う。方法が違う。…全く対等な、同じ力量・ハンディなしのライバル、パートナーとしては難しいわけです。でも、BLならそれが可能。
そして、女性体であれば、ひっくりかえっても適わない、「愛する男を抱く」ことができる。
こればっかりは、ノーマルの恋愛物では無理。…簡単にいえばそんなかんじなのでしょう。

さらに、先に述べたように、女性は精神的なものを恋愛にもとめますから、その好みは、外見に関するものよりもよっぽど多種多様、さまざまなシチュエーションを好む人がいます。
たとえば、美少年同士の甘い恋愛ものに萌えるひと、クールなエリートリーマンが凡庸なフツーの青年に恋焦がれるのが萌えるひと、ライバル同士の火花の散るような競り合いの中から生まれる絆がたまんないひと、疲れたオッサン同士の老いらくの恋がしみじみよい、というひと…。
そのシチュエーションの数だけ、物語が生まれ、消費される。
これがBLの拡大の理由ではないでしょうか。
(ぶっちゃけ、BLが好きな人はオタクなので、収集癖があるため、作品が沢山生産されれば、大量に消費したりすることはおおいとおもうので、案外、マーケットの規模のわりには、それを消費する人口自体はすくないのかもしれませんが)

尚、個人的に面白いとおもった「やおい評論本」は、
雑誌「ユリイカ」の増刊号の「腐女子マンガ大系」、成人男性むけ漫画もかかれている榎本ナリコさんの「大人はわかってくれない」などです。機会があればよまれてみてください。
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可愛いからです。



わたしはBLは好きですが過激なものは好きじゃないです、
友達以上恋人未満くらいのBLが一番好きです^^(BLじゃない?)
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ちょっと記憶が曖昧なんですが、昔どこかのテレビ局で取材しているのを見たことがあります。


BLの同人誌を売っている人(女性)に「何故書くんですが?」と聞いたところ
「同じ漫画やアニメに出てる女の子に取られるのは許せないけど、男なら許せる」
というような内容の発言をしていたと思います。
「二次元の女に嫉妬する気持ちは普通の人には理解しづらいと思うし、自分自身ちょっとおかしいなと思う時もありますよ」
と言っていた人もいました。
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この回答へのお礼

作家さんの意見は興味深いですね

キャラクターに対する嫉妬心は男にはあまりない感情だと思います
(本腰の入ったオタクの男といまだ出会ってないので言い切れないかもしれませんが)

それは 所詮二次元だし という諦めにも似た感情かもしれませんが
女性はそう思えないほどキャラに対する
思い入れが強いのかもしれません

参考になります 回答ありがとうございます

お礼日時:2007/10/25 23:58

自分の体が残念な体だから。


ナイススタイルな体の躍動を求めてるから。

BLは2人も男性の体が見れて得だから?
私は普通のエロマンガが好きです。
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BL好きは基本的にオタクの女の子が多いですが、男性との接点のすくなさから、男性にたいし幻想を抱いてるのだと思います。

それがマンガとして形になったのがBLじゃないでしょうか。
エッチなシーンも小奇麗に描いてあるのが多いし。
普段手の届かない美少年が、なんかやらしーことされてるーきゃーみたいな。

でも真のオタクになると、人間だけでなく食器とかカバンとかの日用品にまでBLを想像するらしいです(日用品を擬人化する)
このへんまでくるとちょっと理解できない世界ですよねえ・・・
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この回答へのお礼

日用品で性欲がかきたてられるということでしょうか
確かに理解できません・・・

異性との接点の少なさから妄想を抱いてしまうのは男性にも
共通するところがありますね
その欲求表現の方法がマンガというのもなんとなく男性的だし
少しだけ共感を抱きます

それでもやはり“同じ性別の人間同士”という点がネックになりますが。

お礼日時:2007/10/25 23:45

BLの共通点として「美少年」があると思います。



現実でいえばジャニーズのBL本はほぼ全ジャンルあると思いますが、
江頭2:50のBL本なんてみたことありません。
ネコとタチの美少年を当てはめて、
それを妄想して楽しむ、、、みたいなもんではないでしょうか?
で、男同士だから、自分はあくまで傍観者としてみていられる。。みたいな。。。
レディコミみたいな普通のエロ本だと男女ですから、
その女性側に感情移入するんでしょうけど、
そこはあえて傍観者として見る、、、と言ったところでしょうか?

まぁかくゆう私もBLについてはどうでもいいのですが、
嫁が好きなので、家には結構な量のBL本があります。

ただ女性向けのそういった本やレディコミなんかをみていると、
Hの場面でも男向けの本より、心理描写というか、
状況を説明するような文章やセリフが多いのは
やっぱ根本的な所で何か違うのかなと思ったりします。
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この回答へのお礼

奥さんがBL好きとは男としては複雑な心境ですね(笑)

僕は普段読む漫画は主に少年漫画なのですがたまに
姉に借りて少女漫画を読むと同じ年代に向けて描かれたものとは
思えないほどの違いに驚くことがあります

根本的な違いというのは大いにありそうですね

回答ありがとうございます

お礼日時:2007/10/25 23:37

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