dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

日本語に時制はないって本当ですか?みなアスペクト論で処理できるとききました。

A 回答 (2件)

「学校文法」では、過去の助動詞・完了の助動詞があり、それに加えて「~ている」・「~てある」などが問題にされる程度でした。

しかし、最近の文法、特に外国人に日本語を教えるための「日本語文法」では、「テンス」や「アスペクト」について論じられることが多くなりました。わたし自身はまだよく理解できない点がありますので、下記の書物とサイトを紹介するにとどめましょう。

 「日本語新版・下」岩波新書・金田一春彦著
 その中の『文法から見た日本語(一)』のp111~p122 に「六、動詞のテンスとアスペクト」という章がありますので、一度目を通してください。多くの示唆に富む説です。ただ、わたしにはまだ問題提起のように思われますが。

 http://www.geocities.jp/niwasaburoo/shuyoumokuji …
にある庭三郎氏の説も参考になります。23.テンス、24.アスペクトなどは、かなり詳しく書かれています。「日本語文法」の立場からの説明で、氏は「未完成だ」とおっしゃっていますがすが、一説としてかなりの完成度だと思います。
    • good
    • 0

完了と不完了があるだけで、


過去・現在・未来という時制はないと言っていいでしょう。
未来のことは不確定なことが多いので、欧米語からの翻訳では「推量」で代用されることがあります。
しかし、未来のことでも、
「誕生日が来たら、二十歳になる。」
の「たら」は完了仮定形ですし、「なる」は不完了形です。
これを「誕生日が来るだろうときには、二十歳になるだろう」
などと言う日本人はいないでしょう。
未来などという時制は存在しないのです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!