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下記文章は先日NHK教育番組で出てきた文章ですが。なぜ時制の一致はないのか。ネイティブは時制の一致って別段あってようと間違ってようと気にしないのでしょうか?
I forgot that I have work tomorrow.
普遍の心理その他に当てはまってとは思えないのですが、自然な言い方なのでしょうか?正しいのでしょうか?
ps:検索しましたが数が多すぎて(>_<)。過去投稿と重複してたらどうぞ無視してください。

A 回答 (5件)

こんにちは。

1/16のご質問ではお返事を有難うございました。

ご質問1:
<ネイティブは時制の一致って別段あってようと間違ってようと気にしないのでしょうか?>

特にアメリカ人は気にしません。アメリカ人は時制の感覚にややルーズなところがあることで知られています。文法的におかしいと思われる時制の用法も平気で使い、通常に使われて慣用化する例もあります。


ご質問2:
<正しいのでしょうか?>

正確には正しくありません。

tomorrowを使っている以上、せめてI’ll have work tomorrow.と未来形にするのが正しい用法です。

「仕事がある」「仕事を持っている」「仕事をしている」という事実が「習慣的な事実」「恒常的な事実」であれば、主節の時制に関係なく現在時制で使えます。

しかし、ここではtomorrow「明日」と特定の時間を指定していますから、未来に関する「一時的な事実」です。「習慣的・恒常的事実」とは異なるので未来のことに「現在時制」は不自然です。tomorrowを使っている以上未来時制にする必要があるとは、そういう理由からです。

ただ、米口語では「明日仕事がある」という場合、ご質問文のように未来形にしないで現在形のまま用いる人もいます。そういう用法も米国には「ある」「通じる」という程度で、正しいと言い切れる文法上の規則ではありません。


ご質問3:
<自然な言い方なのでしょうか?>

1.上記の回答の通り、that節内はできれば未来形にした方がいいでしょう。

2.「forgot(過去形)+現在時制(未来時制)」の用法、ということであれば自然です。この用法は一般的に存在します。

3.それを納得するには、forgetの用法を把握することが解決の鍵になります。

4.forgetの過去形forgotには、過去の一点についての言及ではなく、現在完了、過去完了の「継続」の意味を内包しています。

(1)現在完了の意味:
=have forgottenで、「過去のある一点から今まで忘れていた」という、過去から現在までの「継続期間」についての言及になります。

(2)過去完了の意味:
=had forgottenで、「過去のある一点から過去のある一点まで忘れていた」という、過去から過去までのある「継続期間」についての言及になります。

2.ご質問文は、話し手の時間の位置が「現在」にありますから、この「現在完了」の意味を内包するforgotの用法になります。

つまり、過去から今まで「忘れていた」ということです。

3.「現在」の位置に立って以下の例文を比較して下さい。

(1)Don’t forget that you (will) have work tomorrow.
「明日あなたは仕事があることを、忘れないでね」

この例文には違和感は感じられないと思います。命令文が現在形だとわかるからです。

(2)I forgot that I (will/shall) have work tomorrow.
「明日仕事があること、忘れてたよ」

この例文は上の命令文の答えになります。そう考えると違和感なく受け止められると思います。

4.(2)の例文が違和感なく受け止められる理由は以下の通りです。

(1)このforgotが=have forgotten「今まで忘れていた」のニュアンスがあるため、現在の視点から述べた文だとわかるからです。

(2)また、I (will/shall) have work tomorrow「明日仕事がある」のは現時点での「不変の事実」であるため、時制の一致を受けなくてもいい(wouldにする必要がない)と感じられるからです。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

なるほど。
とても参考になりました。

お礼日時:2008/03/03 22:26

アメリカに住んで40年目になりました。

 私なりに書いてみますね。

I forgot that I have work tomorrow.

>なぜ時制の一致はないのか。

つまり、I forgot that I had work tomorrow.になっていると「時制の一致」に沿っているからOKと感じるわけですね。

これは、その文章が悪いのではなく、「時制に一致がないとバツになる」と洗脳した文法学者さんたちが悪いのですよ。

つまり、この「作った用法名」を押し付けるために「時制の一致がないとダメ」と教えるだけで「時制の一致をさせない時制の不一致」と言う用法名を作らないで、ただ「時制の一致がなされない時もあります」と教えてしまってきたのですね。

つまり、「歴史的な事実」や「普遍の真理」「現在でも真実」「現在でも通用する」では「その例外である」と言う教え方をしてしまったわけです。 

実は、例外ではないのです。 これはこれで一つの表現方法であり、一致させないものも表現方法の一つなのです。 例外としてしてしまったものだから、「時制の一致はさせなくてはならない」と思い込ませてしまったわけですね。 思い込ませてしまったものだから今回の表現方法を見ると「おかしいのではないか」と判断してしまうわけです。

そして、ひどい時には
>ネイティブは時制の一致って別段あってようと間違ってようと気にしないのでしょうか?

と言うネイティブって文法を無視してでも表現するんだ、といかにも日本で押し込まれている(学校)文法が絶対的なものであり寝ていぃぶが毎日使っている文法は間違いだと、それだけネイティブは教養がない、なんていう「専門家評価」をしてしまうわけですね。

表現ってなんでしょう。 考えた事がありますか? 学校文法にあっていれば正しいのでしょうか。 伝わらなくても良いけどまず文法にあっていないといけないと言うことなんでしょうか。 

表現とは本人が言いたいことが相手に本当に伝わるかどうかをより確実にしたいと感じるから使う方法なんですね。 

「時制の一致」と言う作られた中途半端な能書きルールにあっているかどうかなんてネイティブの頭にはありません。

>>ネイティブは時制の一致って別段あってようと間違ってようと気にしないのでしょうか?

はい、そういうことになります。文法学者さんを満足させようなんていう気持ちはまったくありませんよ。 気になるのは、「明日仕事がある事を忘れていた」と言うフィーリングをちゃんと伝える事が出来るのかどうか、と言うことなんですね。 伝わるのならその表現を使うのです。 伝わらないと判断したら使わないのですね。 そして、伝わると思っていたけど伝わらなかったと言うこともありえるわけです。

文法にあっていれば伝わると思い込んでいる文法学者さんたちは自分思っている文法に沿って「正しく」英文を作っても、相手のネイティブには理解できないのであればどっちが正しいと言うのでしょうか。 文法学者さんたちは「ネイティブの英語がおかしい」とし、ネイティブは「日本で教える文法はおかしい」とするわけです。 どちらが正しいと思いますか? 英語を毎日使って生活するネイティブに伝わらない英文とそのネイティブが毎日使っていて意思の疎通にまったく問題ない英文とどちらが「正しい」ですか?

>普遍の心理その他に当てはまってとは思えないのですが、自然な言い方なのでしょうか?正しいのでしょうか?

はい、自然な言い方です。 この人は、I have work tomorrow.と言うことを忘れていた、わけです。 忘れていたので、遅刻した、と言うことではないですね。

あくまでも未来にすること忘れていた、と言うだけのことなのです。 tomorrowは今日から見ての未来ですね。 forgotは過去ですね。 しかしその過去が一分前でも過去ですね。 そのレベルの表現なのです。

良かった思い出して、と言うフィーリングを感じることは出来ますか。 では、(もう少しで}明日仕事があるのを忘れていたよ、と言うのはどうですね。 このフィーリングを伝える一つの文章が、I forgot I have work tomorrow.なのです。もちろん、人によっては、I almost forgot I have work tomorrow.と言う文章を使う人もいるでしょう。

要は、I remember now I have work tomorrow.を言っている文章かもしれないわけです。 忘れていた、でも今はちゃんと覚えている。 forgetしていたのは過去、だからforgot, 思い出しているのは今、だからrememberなわけです。

どちらにしろ、明日仕事があるのは変わりないですね。 明日、と言う単語が使われている以上、have workは「変わりない」わけです。 変わりなければなぜ「時制の一致」とい言われている表現方法を使う必要があるのですか? 必要を感じないからわざわざ誤解を犯すような表現はしないわけです。 I forgot that I had work tomorrow.はその時制の一致をさせた表現ですね。 そして、この表現も使います。 tomorrowがあることで意味はまったく同じ事になります。 時制の一致をさせる表現方法が普通と感じ人はこの表現を使うかもしれませんね。

この文章で気にする「時制」と言うか起こる時とは、forgotした時、have workする時、そして、この文章を言っている時点の三つがあると言う事なのですね。 この三つの時点を気をつければ時制の一致・不一致はどうなるか分かりますね。

「歴史的な事実」や「普遍の真理」などが、時制の不一致をする理由がわかったと思います。 時間的な影響を受けない・受けていないから不一致を貫くわけですね。 「歴史的な事実」や「普遍の真理」だからと言う理由ではなく、フィーリングとして、言っている文章の時制まで変える必要はない、と感じる「だけの事」なのです。 だから、今回の場合も不一致が必然的に起こるわけです。 時制の一致の例外では決してありませんし、この事に関して「まとめ的な用語(時制の不影響、とか作る」がないからと言ったり、「当てはめられる分類名がない」からといっておかしいと言うことでは決してないのです。

思い浮かべるまま「徒然草」的に書きましたが、参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
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この回答へのお礼

>表現とは本人が言いたいことが相手に本当に伝わるかどうかをより確実にしたいと感じるから使う方法なんですね。

これが根本にあって言語が成り立ってるんですね。文法は後からついてくるものなんですね。
 

お礼日時:2008/03/03 22:23

>I forgot that I have work tomorrow.正しい文でしょうか?



○ そのままで構いません。

○ 考えるポイントは「私が忘れた時点」と「仕事がある時点」の時間的関係にあります。

○ 「時制の一致」に例外が生じるのは、「歴史的な事実」や「普遍の真理」などが述べらてれる場合であることは良く知られています。しかし、それに加えて「話の内容が現在でも真実であるとみなすことができる場合、または現在でも通用すると思われる場合」にも、時制の一致が生じないことがあります。

 (1) I told him that I 【liked】 music.
 (2) I told him that I 【like】 music.

○ 上記の(1)の英文では「私は今はもう音楽が好きではない。」という感じがしますが、(2)の英文では「私は(今でも)音楽が好きである。」ことが伝わってきます。実際の会話においては(2)の方が自然な英文だとみなされるでしょうし、またよく使われることでしょう。

○ お尋ねの英文に戻ります。「私が忘れた日」を3月1日、「仕事がある(あった)日」を3月2日、この英文を述べている日を3月3日とします。その場合には、従属節の動詞が主節の動詞の影響を受けて、「時制の一致」が生じることになります。【この英文が述べられている時点においては、「仕事の予定」はすでに過去のことであり、その内容は現在にも通じる真実ではないからです。】

 → I forgot that I 【had】 work 【the next day】.

○ 「私が忘れた日」を3月1日、「この英文を述べている日」を3月3日、「仕事がある日」を3月4日とします。この場合には、従属節の動詞は主節の影響を受けません。【この英文を述べている時点において、「仕事の予定」はまだ終わっていないこと、すなわち現在にも通じる真実だからです。(willがないのは、確定した未来を示しています。)】

○ したがって、「I forgot that I 【have】 work 【tomorrow】.」という英文は何の問題もない正しい英文であると判断して良いと思います。

○ 「時制の一致」が難しい理由は、「動詞の形をただ機械的に変えるのではなく、いくつかの出来事の時間的な関係を考慮しなければならない」という点にあるようです。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。
とても役立ちました

お礼日時:2008/03/03 22:20

I have forgotten to be working tomorrow


この方がいいんじゃないかと思います。完了形で、to+be動詞で、予定をあらわすことになるので。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。
参考になりました

お礼日時:2008/03/03 22:17

明日仕事があるってことを忘れてた、ということですから、これでもよさそうに思いますがどうでしょう。


ちなみに、このような使用例があるかを検索するときは、このようにキーワードを入れるとよろしいかと思います。
http://www.google.co.jp/search?num=50&hl=ja&q=%2 …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考にします。

お礼日時:2008/03/03 22:17

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