No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>弁護士さんはあくまで代理人ですので頼んだほうの意思をくんでもらえないのでしょうか?
現実的な考えとは思えません。
裁判とは「案件ごとの違い」や「個別の事情」などは斟酌しません。
刑事訴訟は「法律に違反している行為があったかどうか」を判断し、民事訴訟は「法律に照らし合わせて、いかに証明手段を行使するか」を判断するものです。
個々の事情に合わせて判決を変えていたら裁判など出来ません。
法律が定める規定と過去の判例から想定できる判決を導き出し、依頼人の利益に近づけるのが弁護士の仕事です。
例えば、「負けてもよいから言いたいことを主張したい」というような依頼人の主張には協力しないのが普通。
つまり、「頼んだ方の意思を酌む」よりも「過去の判例」にこだわるわけです。
たとえ辛くても、「過去の判例を重視しないと仕事にならない」です。
No.3
- 回答日時:
依頼人の意思をくみつつ、判例も考慮して依頼人の利益を考えるのが代理人です。
言うとおりだけやるんであれば、ただの「お使い」ですね。
どこまで依頼人の言うとおりにやるかという点について、あなたと大半の弁護士の認識がズレているとすれば、
あなたの認識とズレていない弁護士というのは(良いか悪いかは別として)一般的な感覚からズレている弁護士です。
判例は法律ではありませんが、事実上相当強い力がありますから、
「判例ではこうなっている」というのは「法律にはこう書いてある」というのに近いんです。
だから、「判例にとらわれない弁護士」というのがいるとすれば、「法律を無視する弁護士」、
もっと言えば「独りよがりの弁護士」というのに近いかもしれません。
たしかに、一件一件の案件の内容はみな違います。
「自分の事案は過去の判例の事案とは違う、判例で片付けられるのは納得できない」ということもあるでしょう。
しかし、過去に似たような事案についての判例もあったりするわけで、
それらの相違点と共通点を考慮したうえ、依頼者のために見通しを立てるというのは普通の弁護士がやることです。
判例と依頼された事案のズレが小さいような典型的な案件であれば、判例に反した主張はしづらいでしょう。
質問が抽象的で、あなたの案件がどんなものかわからないので一般論しかいえませんけれども。
No.1
- 回答日時:
裁判を起こすには、裁判所への事務手数料や弁護士への着手金が掛かるのは、もちろん理解されていらっしゃいますよね。
これも、既にご存知だと思いますが、判例は過去に裁判所が判決として出したものです。
日本の裁判所は過去に判決として出したものを踏襲することが大変多いのです。
だから、弁護士に相談されて過去の判例で裁判に勝つ可能性が低いを知っていて教えない方が問題だと思います。
裁判に負けても、裁判所への事務手数料や弁護士への着手金は払う義務があります。
だから教えてくれる弁護士は良心的な方だと言えます。
逆に教えない弁護士は勉強不足かまたは、金儲け主義の悪徳弁護士としか思えません。
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