アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

え~と;その、軍事カテというのがない為、こちらが一番相応しいと判断し、質問させて頂きました;
もし、他に相応しいカテがありましたら、誘導のほどよろしくお願いします(一応、前に「科学カテ」「物理カテ」でも質問したのですが、あまり良い回答が得られなかったもので…;)。

ちなみに質問者は割と真面目(?)に聞いております。
というのは、ロボット工業は我が国がダントツですし(でも、最近は事業撤退とかちょっとどうでしょうな…;)、もし産業として十分商業が成り立つならば、今後の展望として景気回復の一端を担えないかと。
最近は、米国の無人戦闘機、ドイツの無人戦車など、まだ試験的ではありますが実戦配備などされ始めており、水面下では無人機の開発競争が緩やかではありますが、始まっているように思われます。
もし、結果が良ければここ十数年のうちに前線での実戦投入もありえるのでは?と、考えております。

ちなみに、私としてはまぁ当然ですが、2速歩行兵器に関しては「まず実戦では役に立たないだろう」と考えています。
というのは、人間の歩行とは予想以上に複雑で、意外と非効率的な部分が多く(動物の4速歩行を考えれば分かるかと思います)、不可思議な点が多いのです。
恐らく、唯一の活躍の場としては輸送・補給が精一杯ではないでしょうか?
ただし、これですら現在の歩兵(人力)で十分間に合ってますし、メンテナンス、コスト、効率を考えると、これも活かせない可能性が大で御座います。

そこで、皆様に活躍できる場、または機能・機体としての可能性についてお伺いしたく存じます。
個人的には、やはり工業的にも宣伝的にも前線での実戦投入が最終ラインと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。

【以下、下らないヨタ話】※飛ばして下さい;
いや、アニメとかあまり好きな方ではないのですが、「功殻機動隊」とかは別でして。
個人的に、政治アニメとして楽しんでいたのですが、そこで出てきた海上自衛隊のアームドスーツに目を奪われまして;
これでも、エンジニアの端くれ(と言っても事務屋ですが;)、少年時代に富野アニメやボトムズ(大学時代)を見て育った世代としては、何かこう「期待」のような、最近抱いてないものを抱いてしまいまして…;
押井先生(原作者)が「実際にはあんあもの(プロテクトギアとか)鉄くずだよ?」と既に申されてる時点で、もはや結論は出てるかもしれませんが、まぁ、その私のヨタ話に(でも、割と真剣)付き合って頂ける方はよろしくお願いします;

A 回答 (11件中1~10件)

#3です。


戦車の特徴は、120mm砲という強力な武器を近距離でぶちかませるし、装甲も厚く戦場を力ずくで突破できる点ですよね。戦闘用ヘリなんて時間も数時間で燃料切れでしょうし、装甲なんてまともなものはつけられないでしょうから、地上からの機関砲程度で墜落するし、積める量も制限があるからミサイルとかのバカ高い兵器を積むことになります。コストパフォーマンスが悪いのです。陣地取りで有効な兵器の中で最強のものが戦車なのです。
戦車でもヘリでも爆撃機でもない二足歩行兵器を考えるのなら、それらにない有利さを生かさなければなりません。すると、地上兵器でありながら高さがあり、悪路に耐えられる点だろうと思うわけですね。レーダーに捉えられずに接近し長距離から砲撃する(高さがあるから戦車よりは遠くに飛ばせる)、戦車なら最大で砲塔までの水深までしか渡れないが、もっと深いところも渡れる(もしかすると背泳とかできたら海も渡れる)
主力になるためには、防御(装甲の強力さ)が攻撃(砲撃の破壊力)大きく超えるような時代になると、薄くて軽い装甲で突進できるかもしれません。スピードは車輪に負けるでしょうが(こけると最悪の結果になりそうな気がする)、絶対にどんな悪路でもこけたりしないシステムの時代になったら、どうでしょうね。主力になるということは、時代の戦術にあっているということですから、航空戦力や他の地上戦力との協力も考えて役割を決めないといけませんね。
今はミサイル万能の時代ですから、戦車の役割も低く見られていると思いますが、ミサイルが新しい装甲の前に無力になったら、それなりの活躍の場があるかもしれません。
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この回答へのお礼

ようやく話が煮詰まってまいりました。
度々ありがとう御座います。

>戦闘用ヘリなんて時間も数時間で燃料切れでしょう
仰るとおりです。
ただ、空輸による補給などを考えると、また話が変わって来るかと思いますが、やはり最大のデメリットは「静止できない(動力無しで)」点でしょうね。
個人的に
(機動性)ヘリ>戦車、(運用性)戦車>ヘリ
と考えております。

問題は2足(または多脚)がどの位置に来るかですね。
機動性は地上である時点で戦車に分類されますが、その特殊な形状からホバリング(ジャンプ)やブースト(低空飛行)が可能となれば、また話が変わってくるのではないか?と見ています(今のところ、「歩行」でさえ、大変難しいですが…;)
となれば、(機動性)ヘリ>2足>戦車、かなと…。

で、運用性ですが、戦車がもっとも効率が良いかと思います。
ただ、戦車と違い「パーツ(武器)の組み換え」が非常に寛容です(何しろ、「持つ」「捨てる」だけでいいのですから)。
ヘタをすると、バックパックをリュックのように「背負う」などもできるかもしれません。
そうなると、移動しながらでも武器・燃料の補給ができる可能性があります。
また、戦車同様に静止が、「片膝を就く」などで対応できるかもしれません(あるいは、可能ならば直立も)

こなると、(運用性)は2足>戦車>ヘリ、となるかもしれません。

しかし、最大のデメリットはやはりメンテナンス性・コストパフォーマンス、そして、装甲の薄さでしょうな…特に間接とかヤバイかも知れません…;
さらに、これを上回る「戦果」を上げなければいけないわけですから…;

となると、ヘリに不利で、しかも戦車より装甲が薄い…総合的に考えると、やはり総合的な(汎用性)はヘリ>戦車>2足となってしまうんでしょうな…;
う~ん…;
難しいですね…;

ありがとう御座います。

お礼日時:2007/11/10 22:29

>ただ、問題なのは「この歩兵に2足歩行兵器が絶えうるか?」、の点だと思います。



 これは純粋に技術の話になりますね。私はエンジニアでは無いので詳しい技術的可能性については良く分かりませんが、生身の歩兵に簡単に出し抜かれる程度の性能では役に立たないでしょう。機械力を駆使する以上、その能力は火力、機動力、生残性、捜索能力、全てにおいて生身の歩兵以上である事は前提条件であると思います。歩兵並みに崖登りなども出来る事が要求性能になるでしょうし、姿を隠しながら三日三晩山中の敵兵を追い立てる位の事が出来なければ意味がありません。
 もちろん歩兵と互角以上の運動戦が出来ての事ですが、プラットフォームとしての能力を活かす事が出来れば歩兵に対する強みになり得るのではないでしょうか。例えば索敵や通信・連絡、それによる味方との連携に関しては生身の歩兵より確実に優位に立てると思います。敵の反応より早く作戦展開が出来れば勝利は可能ですし、それが古来より戦術の基本です。RPGを食らってしまえば戦車とてただでは済まないのですから、当たらないようにする事が真っ当な考え方でしょう。そもそも歩兵並みの運動能力を確保できるのでしたら、この点は問題にならないのではないでしょうか。私が先ほどからクドクドと述べ立てている「運動性」とは、このような反応力の事です。ボトムズのATみたいに不器用な鉄の塊はお呼びじゃありません。

余談ですが、私は業界人の癖に功殻機動隊には興味がありませんので余り知らないのですが、アームドスーツとやらの描写は少々恣意的なのではないでしょうか。そんなに金を掛けて開発したものが、敵兵の接近を探知できない程度のちゃちな代物とは…。リアルな軍事的考察と言うより、単純なマッチョイズムに対する揶揄として受け止めるに留めた方が良いような気がします。

この回答への補足

お答え下さった方々に悪いので、一旦締め切りたいと思います。

補足日時:2007/11/11 01:19
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この回答へのお礼

個人的に「2足歩行」というより、パワードスーツかな、と思いました。
これについては、既に筑波のHALが完成し(といっても試運転段階)、米軍が軍事利用を考えている(既に試作機は実験作動中)ので、数年以内に試験的に実戦投入されるでしょう。
といっても、「補給」と「運搬」がメインですが…。

>プラットフォームとしての能力を活かす事が出来れば
結局、索敵とか(これももちろん重要ですが)、補給とか、そういう後方支援がメインなんですよねぇ…。
前線の活躍の場が浮かばないのが惜しい限りです…。

2足歩行兵器というより、ボディーアーマーの延長上で高性能な防弾チョッキ、といったところでしょうか?
これ(現代の)に機動力と更なる装甲を着けた感じですかね。
これならコストパフォーマンスも優れますし、中に人が…て、これだと質問が元に戻ってしまうというか、2足歩行兵器とあまりいえないような…。

結局、実用性を突き詰めると、幻想の域を出ないんですよね…。
(>敵兵の接近を探知できない程度のちゃちな代物)
(これはアニメを見てくれとしか言えないですね(笑)
むしろ、実際の性能はあんなものだと思いますよ。逆にそこがリアルだと私は思いましたが。
個人的に、あれだけ働ければ十分でしょう。)

ありがとう御座いました。

お礼日時:2007/11/11 01:13

>これが2足だと有利となる状況が浮かばないわけです。



 兵器を用いるのは軍隊です。軍隊の目的は所属する国家の領域を防衛する事である事は先刻ご承知の事と存じます。つまり、国毎に軍事ドクトリンは違うものであり、どのような戦略・戦術環境で使用されるかによって「何が必要か」が違って来ます。
 この「必要」についてですが、「純粋に戦闘で有利であるか」の他にも条件はあると思います。例えば、「人権」です。冗談のように聞こえるかもしれませんが、先進国では馬鹿にならない問題です。昔と違って現代では歩兵も葉書一枚で大量動員出来無くなりつつあります。特に日本の場合など、少子化が進めば歩兵の損耗率を下げる配慮が必要になります。歩兵用機材の高度化が今以上に進めば、尚更簡単には動員できなくなるでしょう。より少ない人数で、より広い面積をカバーする戦闘を要求される可能性も出てきます。つまり生身の身体能力では追いつかなくなる訳です。
ところで、戦車の最大の天敵はなんでしょう?実のところ、それは歩兵です。歩兵のゼロ距離攻撃に戦車はかなり脆弱です。アフガンやチェチェンでロシア軍戦車がどのような憂き目を見たか、考えればお分かりになるでしょう。このような攻撃から戦車を守る為には、貴方の押すヘリは役不足です。航空攻撃で歩兵を掃討する事はほぼ不可能な事は過去の戦史によって知られています。何故か?ヘリや航空機は「踏みとどまって戦う」事が不可能だからです。散開して物陰に潜み、踏み留まって戦う歩兵を殲滅する事はヘリには不可能です。つまり、「生残性を向上し、戦闘行動範囲を増加した歩兵」として、現在各国で開発が進む先進歩兵装備の延長と言う位置付けで捉えた場合、二足歩行ロボットの兵器としての可能性が決して「ゼロ」「荒唐無稽」では無い事がお分かり頂けると存じますが、如何でしょうか。

この回答への補足

急いで投稿したのでお礼が抜けてました…;
度々ありがとう御座います;

補足日時:2007/11/10 22:48
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この回答へのお礼

>戦車の最大の天敵はなんでしょう?実のところ、それは歩兵です
だからこそ、「戦車には歩兵が随伴」はセオリーだったかと思います。
ただ、問題なのは「この歩兵に2足歩行兵器が絶えうるか?」、の点だと思います。

例えば、アニメの功殻機動隊では、「アームドスーツが歩兵に対し、無敵を誇ってるかのよう」に見えますが、後半、「斉藤の対戦車ライフルにあっさりやられます」(あれ、実は2足を皮肉ったオマージュというか、見ていて面白いなと思いました)。
中国とか人道意識の低い国では、裸にロケットランチャーという構図も十分ありえるかと思います。
この場合、高々数十万のRPGなどに、数100億(多分、ライセンスでやっても精密機器が今より半端じゃないので、このぐらいはするかと思います)もの貴重な2足がやられる可能性が非常に高いのです。

つまり、戦車>歩兵>2足、というこの状況をどう切り崩せばいいのかと…。
(話は逸れますが、こういった「人道上の問題」で既に先進国はヤバイかも知れませんね…。中国なんて人口が1,2億減っても平気だと、将軍達は考えていますし…。)

お礼日時:2007/11/10 22:48

>ところがですね、この方法というか利点が全く見当たらない…;



失礼ながら、どうも貴方は技術上の問題と、運用上の問題を混同してはいないでしょうか。ロボットを制御するコンピューターシステム等の開発に掛かるコストの話をしているのではなく、戦術運用上の合理性の話を私はしているのです。

>「逆に匍匐のままでも戦えるならそのまま戦えばいい」

何のために戦闘機と爆撃機の違いを引き合いに出したかご理解いただけないでしょうか。上記の貴方の発想は「爆撃機に機銃やミサイルを付ければ戦闘機を攻撃できるのだから、戦闘機の存在は不合理だ」と言っているに等しいです。
常に二足である必要はありませんが、状況に合わせて運用形態を変化させる事が可能であれば、より有利な形態を取れる方が良いとも考えられるでしょう。例えば安定性が求められる長距離移動中は四足又は車輪による移動、敏捷な運動能力を要求される戦闘時には二足、と言った選択も可能です。つまり「人型二足」ではなく「猿型二足」ですね。

失礼しました、少々激しい文言になってしまいましたが何卒ご容赦下さい。

この回答への補足

?;
私なりに理解したつもりなのですが…。

もちろん、爆撃機(空中戦)の場合は分かります。
問題は2速歩行が主役となる地上の話です。
>状況に合わせて運用形態を変化させる
>敏捷な運動能力を要求される戦闘時には二足
これが2足だと有利となる状況が浮かばないわけです。
現在の事は、殆どがキャタピラで事足りており、さらにそれを補う為のヘリがあります。
このように、状況を狭めて(特定して)いけば、おのずと答えは出て来るわけですが、ところが現在の実用を上回る運用・戦果が出てこない…。

>「猿型二足」
できれば、詳しくご説明頂けると助かります。

補足日時:2007/11/10 20:15
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私も常々二足歩行ロボットの兵器としての可能性について考えて来ましたが、確かに二足が「安定」と言う意味で多足や装軌式車両、装輪式車両より不利な事は決定的な事実でしょう。

しかし、不安定がもたらす事は必ずしも不利益だけではありません。
逆に、「安定する」と言う事は「小回りが利かない」と言う事でもあります。戦闘機と大型爆撃機の違いを考えて下さい。戦闘機は運動性能を向上させる為に安定性を犠牲にしています。つまり、不安定を制御する方法さえあれば問題は解決し、利点さえ発生し得るのです。
さらに、二足歩行は正面投影面積大きさの面で不利益を被る(被弾面積の増大)事が考えられますが、二足歩行ロボットが常に二足で突っ立っていなければならない決まりも全くありません。生身の歩兵は敵前で匍匐します。この点に問題解決のヒントはありそうです。
#1の方の回答にある発砲率の問題ですが、、実発砲率15%と言うのは第二次世界大戦と朝鮮戦争までの統計データに過ぎません。ベトナム戦争期以降の米軍では訓練方法が変更され、もはやこのデータは当てはめる事が出来なくなっています(事の是非善悪はともかく)。なぜチームで扱う兵器の発砲率・命中率が高いのか、それは、互いに監視されあっているからです。これからの戦場はネットワーク化が進む事が予想され、各種装備の開発も進んで来ています。歩兵や単座兵器の行動監視・遠隔統制技術もさらに発達するでしょう。実用化の時期はまだ先でしょうが、このような装備をもって編成された軍隊は個人レベルでの相互監視化が進み、戦場での発砲率は今後さらに向上すると考えて良いでしょう。
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この回答へのお礼

>不安定を制御する方法さえあれば問題は解決し、利点さえ発生し得るのです
そうなんですよ。
ところがですね、この方法というか利点が全く見当たらない…;

>生身の歩兵は敵前で匍匐します
なるほど、直前まで匍匐して戦闘時に…って、よくよく考えるとそうなると「逆に匍匐のままでも戦えるならそのまま戦えばいい」、と言う結論に達し、結局は今の「平べったいタンク(戦車)」になるんですよ…;
う~む…;

>実発砲率15%と言うのは第二次世界大戦と朝鮮戦争までの統計データに過ぎません
そうだったんですか。
う~む、一度よく調べてみる必要がありますね…;

>戦場はネットワーク化が進む
そうなんですよ、ここにこそ「機械化」の最大の醍醐味があると思うんです。
機械は冷徹ですから、命令があれば容赦なく敵を殺しますし、自分の死さえ恐れない。
食料・精神・肉体も関係ない。
いざとなれば自爆もするし、これを武器にすら出来る。
これって、最強の兵士だと思いませんか?
そして、いつの日か2足歩行戦車が…(わくわく)

…ありえませんな;
ありがとう御座います。

お礼日時:2007/11/10 19:27

二足歩行ロボットは人間の代わりをすることができます。


ロボットに知能が不足していますが、人間が遠隔地から、そのロボットを操縦すればよいだけです。
ロボットが破壊されても人が死ぬことよりは悲しみを少なくできます。
ロボットは極めて危険な仕事も不平を言うことなくやってくれます。
将来、戦争は全てロボットがすることになるでしょう。
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この回答へのお礼

私もそう思うんですよね。
しかし、一方で数々の壁が立ちはだかり、まだまだ戦場に人間は必要かなと。
ただ、すこしづつ機械化はされていくと思うのです。
そして、その過程の中でいつか2速歩行も登場するかなと…。

う~ん…;
難しいですね;
ありがとう御座います。

お礼日時:2007/11/10 19:18

質問者様の意図がよく分らないので・・


単に!私の理解不足の可能性も大・・
確認させて下さい・・

足にこだわる理由は
陸軍武器ということでしょうか?

移動のすべなら、、
足があるより、無い方が条件に縛られないように思えます・・?!?

質問の意図が読めないので、、
もう少し。。具体的に、分かりやすく・・ご説明いただけませんでしょうか?

この回答への補足

う~ん…;
といいますか、2速歩行のメリットがなんら浮かばない(逆は多数)ので、それを聞いているんですが…;

例えば、「戦車で行けない時」という回答がよく上がるんですが、「何の為のヘリか?」と言う事になります。
しかも、御存知の通り戦車はヘリなどの航空機に勝てず、そもそも何の為の地上移動か?、という大前提があります。(これについては、色々理由がありますが)

補足日時:2007/11/10 13:05
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多脚系ロボット



兵器使用に関する人間の心理的障壁の問題があります。
原爆を一度(まぁ二度ですが)を使ってその戦果(というか、影響力)の甚大性によって、人類はその後原爆を使えなくなってしまいました。
人間というのが、後悔する動物である以上、後悔が生じそうな兵器開発にはブレーキがかかりそうです。
タチコマ、かわいいですが、純粋に兵器として考えますと、その自動判断性が兵器を運用する軍人、開発にGOサインを出す政治家にとってパンドラの箱になりそうな気がします。

兵とは奇道なり 戦闘の基本は奇襲である
前者は孫子、後者はクラウゼビッツの言葉
ロボット兵器を奇襲兵器として考えると、「人間大」の兵器を前提に考えると、奇襲性が減少します。奇襲性を考えるのであれば、タチコマのような大きさ・機能ではなく、これまでの兵器ではアプローチできない方法を採れる兵器にするべきです。
たとえば、ウナギ型ロボット
http://www.sut.ac.jp/news/2006/0801_2.html
これなどは、都市攻撃に絶大な効果が想定されます。都市は水道と下水の集積です。下水や水道のつながっていない建造物は存在しません。(たぶん)水源地や、海から容易に進入し、自爆することが可能です。上下水の詳細なマップがあれば、現在のトマホークと同じロジックで攻撃ができます。そして地下マップに関しては、たとえば東京に関しては、これだけ地下利用が錯綜しているために、実はすでに詳細な三次元マップがあります。

モビルスーツ系
筑波大学の山海先生とか、補助・筋力強化としてはかなり進んでいますね。軍事利用とは紙一重です。

って だんだん マッドサイエンティストだな。俺
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この回答へのお礼

>人類はその後原爆を使えなくなってしまいました
>開発にGOサインを出す政治家にとってパンドラの箱
私の記憶では、原爆が使えなくなったのはソ連が手に入れたからというのが大きいような気がします。
もし、アメリカ単独での所持なら、今頃相当数が使われていた可能性もあったかと(まぁ、ifの話ですが…;)。
また、イスラエル・パキスタン・インドなどは情勢が不安定で、条件(状況)さえ揃えばいつでも使用する可能性があるかと。
他にも、自国の戦死者が減り、他国への攻撃が有効と成れば、倫理の壁などあってないようなもの、という気がしないでもないような…。

>ウナギ型ロボット
なるほど。
これは確かに面白いですね。
>これまでの兵器ではアプローチできない方法を採れる兵器にするべき
たしかに…、結局のところ奇襲としての産物になってしまうんでしょうなぁ…。
個人的には、主力となりえる状況を期待したいものですが。

>マッドサイエンティスト
何を仰いますか、天才と何とかは紙一重(笑)
マッドサイエンティストが世界を動かしていると言うのは、我々エンジニアの通説(痛説?)ですぞ(笑)

ありがとう御座います。
参考になりました。

お礼日時:2007/11/10 00:37

不安定で速度が出せず、重量の制限がある二足歩行よりは、同じ技術、同じ費用であればキャタピラのほうがコストパフォーマンスがよいでしょうね。


詰める弾薬も制限が比較的に大きいし、直立だと的が大きくなって戦闘向けではないでしょう。メリットといえば、キャタピラで通れないような場所を跨いで進める。高さがあるので深い水深の川を渡れる、とかの、戦車が通れない場所を進むことができることで、背後からの奇襲には役立つかもしれません。現在の技術では無理でしょうが。
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この回答へのお礼

>奇襲
なるほど…て、つまり大規模な基本戦では全く役に立たないという裏返しですよね(まぁ、そうなんですが…;)。
しかも、最近の装甲車・戦車は川まで渡れますしね。

ありがとう御座います。
う~む…;

お礼日時:2007/11/10 00:24

バトルスーツ系に関してはご存じとして、二足歩行ロボットについて。



動物学的に
地上の移動、戦闘の形態として二足はそれほど成功した形態ではない。
歴史的に見て
恐竜・鳥類(恐竜の後裔と考えると一緒ですが)そして ヒト。
四足歩行や六足歩行(昆虫類)の方が、種類が多い、個体数が多いという意味で、大成功しています。
静的停止状態を作るのに二足歩行は大変です。つまり、普通に立つこと。
四足動物は四足の地上投影面に重心を置けば安定します。非常に広い投影面があります。
恐竜は足の付け根を支点にして前後に大きな重量を持っています。つまり、慣性モーメントの大きな安定した構造になっています。
ところが、ヒトは足の裏という狭い地上投影面しかなく、前後左右の慣性モーメントが小さい。そのために重心を常に狭い足の裏に安定させるためにいわば、「動的静止状態」を作る必要があります。このために体のコントロールが必要なので、コントロール機能として脳が高機能になる必要が出てきます。

ロボットで考えるとき、二足歩行では二足で立つためだけに、巨大なコンピュータシステムが必要になります。単純に静的停止状態を作るために四足なり、キャタピラであれば「停止」という機能だけでいいので、機能面に於いて、二足ロボットは大きなハンデを被っています。

これが二足歩行戦闘ロボットが根本的に開発されないだろうという理由です。

政治というか、工学的な視点です。

この回答への補足

あっ、ちなみにこんな質問見つけました(ご参考までに)。
http://okwave.jp/qa3096965.html
http://okwave.jp/qa1394718.html

補足日時:2007/11/09 23:43
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この回答へのお礼

ふ~む…;
やはり2足は無理か…;
といか、2足のそもそものメリットってなんでしょうな?

ちなみに、多脚ではどうなんでしょうな?(いわゆる、功殻機動隊に出てくる「タチコマ・フチコマ」)

詳しいご解説ありがとう御座います。
やはり無理ですか…;

お礼日時:2007/11/09 23:39

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