プロが教えるわが家の防犯対策術!

築10年のカラーベストの塗装を計画しています。

使用する塗料の性能は特に耐久性を重視しており、現在日本ペイントの「スーパーシリコンベスト」が塗料の第一候補です。
(高耐久といえばフッ素系かと思いますが、予算の関係で候補から外れております。)

商品説明では、同社の他の屋根用シリコン系塗料に比べ耐久性も含めて高性能とありますが、おおまかにどの程度高耐久なのか知りたいです。
(ここでの耐久性とは、カラーベストの防水という塗料の基本的な機能がどのくらい長く持続できるかということでお伺いしたいと思います。)

実際に使われた方、あるいは成分構成(2液型、遮熱機能あり)から推測できる方のご意見がいただければ幸いです。

以上、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

はじめまして。

塗装をメインとしたリフォーム会社を経営している者です。

スーパーシリコンベストは2液型(塗装前に硬化剤を入れる)の弱溶剤塗料ですので、耐候性はある程度あると思います。

ただ、販売開始からあまり経過していないため、メーカーが言っているとおり、塗装後20℃前後表面温度が下がる遮熱効果が長時間続くかどうか、塗膜は10年もつかどうかはあと7,8年待たないと分かりません。

サンシャインウエザーメーター試験などは(私個人的には)あてになりません。

一番いいのは10年以上前から発売されていて、結果の出ている製品を使用することです。

それと現在の下地の状況も問題となります。

カラーベストはセメントと細かい砂(けい砂)を主な材料として使用しています。

ですから、表面塗膜が劣化して防水効果がなくなると、水をかなり吸うようになります。

上塗りにどんな良い塗料を使用しても、下地が傷んでいて、下塗りを塗っても塗っても吸い込んでしまうような状況では、下塗り1回塗りでは上塗りも効果を発揮できません。

高圧洗浄して、表面がかなり白っぽくなるようであれば、下塗りとして2液型の弱溶剤浸透性シーラーを2回塗りする必要があります。

それでも下地が固まらず、吸い込んでしまうこともあります。

特に北側屋根で、現状、苔とか生えているような場合はそうなることがあります。

お勧め塗料としては、先程のニッペのスーパーシリコンベストもいいですし、SK化研の屋根フレッシュシリコン(弱溶剤2液型)、
お値打ちタイプならロックペイントの屋根用ユメロック(シリコン樹脂塗料弱溶剤2液型:黒艶有りしか色はありませんが・・・)がいいと思います。うちでも使用していますし、SKのヤネフレッシュシリコンは発売から10年以上経過しています。経過も良好です。

本当は高いですが、AGCコーテックのルミフロン塗料、屋根用フッ素塗料がお勧めです。輝きが違います。本当にビックリしますよ。年数を経ても艶が落ちません。下塗り2回、上塗り2回の都合4回塗りをすれば(AGCコーテック登録のメイクアップショップで施工が条件)、屋根塗装でも塗料メーカーの10年保証が付いてきます。

1液型の水性塗料はシリコン樹脂塗料でもやめといたほうが無難です。(経験から)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

実績があるSKの屋根フレッシュはぜひ検討してみたいと思います。
屋根の現状も、ご指摘にある下塗りをした方がよさそうです。
フッ素塗料も予算の関係から候補から頭から外していましたが、耐用年数いを考慮すると外壁塗装の塗り替えサイクルとの兼ね合い次第では一考の余地ありですね。

大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/27 23:54

質問の答えとずれますが、スレート瓦の場合、下地処理も重要です。

高圧洗浄時かなりの色水が流れるはずです。
最も重要なのは「縁切り」すること!雨漏りの原因にもなりかねません。
塗料はシリコンで無難ですが水性シリコンはあまり薦めません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

塗料選択もさることながら、下地処理や縁切りの"脇役"的な作業が重要ということですね。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2007/11/30 23:22

こんにちは。


木部で20年以上の耐久性を作ったりと、研究と施工をしているペンキやさんです。
金額を考えなければ、幾らでもいい物はありますが、耐久性と金額で計算すると合いませんね。
最初の塗り替えで肝心なところは、プライマーのよしあしと洗浄後の養生期間、ということです。
私の所では、15~20万円で塗り替えしていますが、15年以上経過しているところもあり、腕と下地処理が影響していることがわかりますね。
私的に今行っているのは、自社塗料の断熱効果のある物です。汚れにくい+断熱効果+超耐久性と3拍子そろった物ですが、現在8年以上経過しましたが、ピカピカを保っています。(フッ素以上の耐久性があるという物ですが)これでも追加3万円まででやっていますが、本来の塗装ってこんな物ではないだろうかと思いますが、日本はとにかく付加価値+価格高騰なので、私と根本に違うので除外です。

今回の候補の塗料は今までの物からするとそんなに悪くはないので、大丈夫と思います。あとは、業者選びで適切な工事をできれば、それなりに持つと思います。今現在の塗料の中ではシリコンクラスの塗料を使っておくのが安全と思います。業者にも、プロと素人がいますが、成分の性質を理解して塗るからこそ長持ちしますが、そうでなければいい物でもたいした実力が発揮できないクレーム工事にもなり得ますので。
とりあえず、斑のない仕上がりで、3年後、艶、斑に以上がでなければ成功したと考えてください。皆さん、気づいていませんが、最初からこの斑が起こっている家が多いですね。最初からだめではどうにもなりません。要 チェックですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

塗装後の斑は保証期間内でぜひチェックしたいと思います。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2007/11/30 23:17

こんばんは。



一概に何年持ちますとは答えられません。
重要なのは現在の状況かと思います。既存の塗装幕が色あせ程度なのか、カビコケがすごい状況なのか、反りはないのか、割れはないのか、勾配にも寄ってだいぶ変わります。
もちろん施工状況も重要です。
その状態+下塗りがプライマーなのかシーラーなのかでも変わります。
希釈率も大切。
ですが、一般的な話から言えば遮熱塗料は耐久性は劣ると思われます。
今まで色々なお宅を塗ってきましたが、遮熱塗料はつやひけが早く塗りにくいものもありムラになりやすいです。
それと、日本ペイントさんはカラーベストの塗料は他社に比べ弱いと思われます。
今までの施工したお宅を見て来ましたが耐久性からいうとミズタニのパワーシリコンマイルドIIなんかお勧めです。

参考URL:http://www.mko-kikaku.com/1/toryougaido/toryou/1 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうござます。

屋根の状況は、雨の後の北面にコケが少し浮く程度です。

塗装の耐久性は単純に塗料の性能だけではなく、下塗りも影響するということですね。
また、遮熱機能は耐久性に対しては少し割引が必要のようですね。

大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/27 23:20

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!