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ラプラスの悪魔の逆方向(過去に向けた方向)はどう規定されているのでしょうか?
素人なりに、不確定性原理によると現在の原子の位置と運動を同時に知る事は出来ない→未来を完璧に予測する事は出来ない、というのは何となく納得がいったのですが、そのノリで行くと、過去も確率的にしか存在しない物になりませんか?

(1)過去も未来と同様に不確定である。
(2)不確定性原理は『人間が』ミクロの世界を確率的にしか規定できない事を表しただけで『悪魔』であるラプラスの人はそんな事知った事ではない。過去と同様に未来も一つに確定している。

どちらにしても座りが悪い気がしてなりません。
(1)なら実は江戸時代は無かった可能性もある、とかいうあほな話にもなりそうですし、(2)のような完全に未来が確定している世界、というのもぞっとしないと言うか。
実際に偉い先生方の見解としてはどういう結論が出されているのかをご教授願えないでしょうか?

A 回答 (2件)

根本的なところで、不確定性原理は正しいのかどうかと言う話もあります。


この辺は、まだ検証中の理論なので。「カシミール効果」あたりから検索をしてみてください。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700/physics/ …
まずはこの辺から。
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この回答へのお礼

知らない概念が続々と・・・。
限りなく勉強になります、と言うかこのページ面白かったです。粒子であり波である、ってどういう意味なんだ、とずっと思ってましたがすごい納得がいった気がします。
どうもありがとうございましたー。

お礼日時:2007/12/08 01:07

ラプラスの悪魔と、不確定性原理は、反立する物ですが。

それぞれは正確に理解されていますか?。

「ラプラスの悪魔」で考えるのなら、未来と同じく、過去も確定的です。

「不確定性原理」で考えるのなら、観測した時点で、その観測結果を出現させるに足る状況が、過去にさかのぼって確定されます。
例えば、誰も江戸時代を知らない場合(実際、自分で見た人間はいない)、江戸時代は存在しません。江戸時代の存在を証明する証拠を発見された時点で、江戸時代が確定されます。

もっとも、「月をだれも見ていなければ、月は存在しない」という解釈は出来ても、確率的にそこに月がある可能性が無限に1に近い状態では、一般的感性で違和感を感じるのは当然のことです。
この辺は、ミクロにおける不確定性を、人間が「どう解釈すべきか」というレベルの問題と考えた方がよいでしょう。
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この回答へのお礼

素人もいい所なので正確かどうかは大分怪しいですが、相反する物である事は理解しているつもりです。
不確定性原理の、過去ですら不確定である、と言う考え方がいまいちしっくりこなかったのですよ。

過去は不確定であり確率の違いさえありどんな可能性も存在する、とか考えるよりは、知らない(見てない)物は認識できない、位に考えた方が一般的感性にとっては自然でしょうか。

どうもありがとうございました、とても参考になりました。

お礼日時:2007/12/06 09:41

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