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最近、防衛庁が防衛省へ変わりましたが、
ニュースを見ておりますと
○○省、○○庁、○○局、○○院、○○部など
省、庁、局、院などの部署に応じた単位がありますが、
それぞれ具体的にどのような意味合いで使い分けされているのでしょうか?
例えば国土地理院は国土地理局などではだめなのでしょうか?
宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

官庁の名称については厳密な基準があるわけではありませんので、結論から言いますと



>>例えば国土地理院は国土地理局などではだめなのでしょうか?<<

だめということはありません。ただし、多分に歴史的な経緯や機能の違いなどもあるので、国土地理局という訳にはいかないかもしれませんね。

なお、参考までに、おおざっぱな使い分けを記すと、「省」は、もっとも規模が大きく、行政的には単独で命令を発したり予算を要求できたりする役所。「庁」はこれらの機能はないものの、高い専門性を持っていたりきわめて事務的な色彩の強い仕事をするため省から一応分けられて設置されたもの。庁までは、法律の適用の適否を決める行政処分を単独で行うことができます。
「局」は、通常は省の中に置かれ、行政の中である一つのまとまった機能を持つ(たとえば予算の査定をするのが「主計局」といった具合)もの。また省庁の地方出先機関の呼称でもあります。「院」は、独立した機関である一方で、通常は行政処分を行うことがないものに使われる場合が多いようです。「部」は、中央省庁にはあまり多くはありませんが、「局」と「課」の中間的な組織としておかれる場合があります。
これらはいずれも、日本の歴史的な部屋の呼称に由来しているのだそうです。
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この回答へのお礼

すごくわかりやすくご説明ありがとうございます。
予算の要求や行政処分の可否により分かれているのですね。
公務員によっては「○○省○○局○○部○○課○○班?」みたいに長い肩書きになるのですね。
郵政省の中に郵便局があったり警察庁の中に近畿や関東管区警察局みたいに庁の中にも局があったりしますよね。

「院」と言うと何か位が高いような高貴なイメージ?がありますが
私だけでしょうか(笑)

お礼日時:2007/12/06 19:11

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