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今、NHKラジオ基礎英語2を勉強しております。
次の文章ですが、本では訳した意味が
「前のものよりやさしい面もありますよ」となってます。
It's also less challenging than the previous one.

本書のてびきでは直訳ではなく、意味がわかりやすく違和感のない、
日本語にしてます。と書いてます。
私の場合、どうもchallenging がでてくると、挑戦的な、挑発的な、能力が試されるとかの意味が先にでてきて,「やさしい面もあります」って意味が出てきません。 直訳してしまいます。
It looks more challenging to me.は
「わたしにはむずかしく見えますが」と、本では意味が書いてます。
これらは、どのように覚えればよいですか?

A 回答 (3件)

はじめまして。



ご質問1:
<どうもchallenging がでてくると、挑戦的な、挑発的な、能力が試されるとかの意味が先にでてきて,「やさしい面もあります」って意味が出てきません。>

その意味になるのは、比較級のlessが大きな役割をしています。


ご質問2:
<本書のてびきでは直訳ではなく、意味がわかりやすく違和感のない、日本語にしてます。と書いてます。>

う~ん、かなり意訳ですね。直訳のニュアンスがわからないと、どうしてこんな意味になるのか、わかりにくいと思います。


ご質問3:
<これらは、どのように覚えればよいですか?>

ご質問文を納得して理解するポイントは2つあります。ひとつはchallengingの用法、ひとつはlessの用法です。

1.Challenging:

(1)challengeは本来「~に挑戦する」「~に挑む」という他動詞です。

(2)ここでは~ing形の現在分詞として、形容詞的につかわれています。

(3)他動詞の現在分詞は「~させる」という能動の働きがあります。
例:
tire→tiring
「疲れさせる」→「疲れさせるような」→「退屈な」
excite→exciting
「興奮させる」→「興奮させるような」→「わくわくする」

(4)従って、challengingも「挑戦させるような」となり、それはいわゆる「挑戦心を書き立てるような難所が多い」ということを言っているのです。

「挑戦させるような」の後に「こと・もの」を入れれば、フィーリングがつかめると思います。

挑戦とは、何か障害に対しそれを乗り越えるために挑むことです。ここではchallengを能動の現在分詞にすることで、「挑戦させるようなもの」とすなわち、その障害・困難を暗示しているのです。

(5)ここで言う「障害・困難」とは英語の勉強のことを具体的に指しています。


2.Less:

(1)これはlittle「少し」という意味の副詞の比較級です。

(2)副詞として現在分詞challengingを修飾しています。

(3)訳し方は
(直訳)「少なく、~する」
→(意訳1)「あまり~しない」
→(意訳2)「~しなくなる」「~が少なくなる」
となります。

(4)このlessはChallengingという形容詞的用法の現在分詞にかかって、
(直訳)「あまり挑戦心をかきたてないような」
→(意訳)「あまり困難でない」
となっているのです。


3.以上から、ご質問文は以下の手順で訳出されます。

(直訳)「それはまた、前のものより、あまり挑戦心をかきたてないようなものになっている」

(意訳1)「前のものより、あまり難しくないものになっている」

(意訳2)「前のものより、易しくなってもいます」

となり、これが抄訳のような訳になっているのです。


ご質問4:
<It looks more challenging to me.>

これも上記と同様です。

1.challengingに「挑戦したくなるような(困難なもの)」という意味があるため、「難しい」という形容詞が使われています。

2.moreは副詞muchの比較級ですから、「もっと」「より」と訳します。

3.これが抄訳の「わたしには(さらに)むずかしく見えますが」となっているのです。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

詳しい解答ありがとうございます。
私のすべての質問に答えられており、大変役にたちました。
まず、私の間違いは比較級を忘れ、lessに注目してなかったことと、
解答者様がおっしゃる通り、
>challengingも「挑戦させるような」となり、それはいわゆる「挑戦心を書き立てるような難所が多い」

まだ、ここまで、頭が働かないという事が私の間違いの元だったようです。
今、もう一度、英語をおさらいとして勉強中ですが、頭が固くて、
飛躍した考えというか、発想というか、なかなか頭に出てきません。
ここで説明されているのは、直訳と意訳が説明されて、
なんといいますか、翻訳する一歩手前のものが書かれており、
非常にわかりやすいです。
自分もあきらめないで、将来、回答者さんに近づけるよう努力したいと
思ってます。詳しいご説明ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/16 07:37

less ~は,more ~や ~er の比較級と逆向きの不等号です。

(専門的には劣勢比較などといいます)

less challenging では「challenging の度合いがより少ない」ということです。

challenging のように完全に形容詞化した現在分詞は,
もとの動詞の意味を誇張した意味になることがあります。

challenging は「挑発的な」の他,「仕事や問題などがやりがいのある,難しい」とか,「人が魅力的な」という意味合いで用いられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>劣勢比較などといいます
>動詞の意味を誇張した意味になることがあります。
勉強になりました。
この2つの解釈の仕方を覚えたいと思います

お礼日時:2008/01/16 07:21

challengingの意味は質問者さんが覚えられているので合っています。


less××than ○○=○○より××でない、という意味ですから、
less challengingを直訳調で言うと、<能力が試されることが「より少ない」>をここでは日本語として通りのよい<よりやさしい>と言い換えているだけです。

で次の文章は上の文章とは反対にmoreが使われていますから、
よりchallengingである=より能力が試される、という意味を日本語で
言い換えているだけです。で、その後ろに、「誰にとって」よりchallengingであるかを付け加えて説明しているわけですね。

意訳の仕方を覚える、というより、どういうことを表しているかを、
とらえて、それにふさわしい日本語を考えればよい、と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうかぁ....今、比較級を勉強してるところだから、less××thanに
注目すれば、良かったのですね!
手前のalsoと less の意味ってなんだろう?って辞書でひいてて、
肝心な比較級になってる事に重点をおいてなかったです。
お恥ずかしいかぎりです...

お礼日時:2008/01/16 07:18

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