アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

私は現在勤めている会社(A社)から、B社に転職することになりました。その際、企業年金の移行手続きで困惑している点があります。
この疑問について、企業年金について詳しい方のご教授をお願いします。
●私は1月末でA社を退職します。A社は確定給付年金です。
 A社人事からはこの年金を脱退金で受け取るか、転職先に移行するか選択するよう指示されています。
●転職先B社は現在適格年金制度であり、4月から確定拠出年金を導入する予定となっています。

<疑問1> 確定給付年金を確定拠出年金に移行することは可能なので      しょうか?
      ※確定給付年金を適格年金に移行するのは不可能と言われ      ましたが、それは正しいのでしょうか?
<疑問2> 移行する場合、B社が確定拠出年金を導入する4月以降とな      るかと思いますが、それまでの数ヶ月の空白となってしま      いますが、定年時に受けとる額に影響はあるのでしょう       か?
    (年金は掛け数が長いほど金額や税金面で有利と聞いたことが     あります。)

今世間では厚生年金問題で掛け金の影響でもらえる額が極端に減ってしまっている人がいますが、将来を考えて損のない手続きを行いたいと思っています。
回答宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

A社で加入している確定給付年金は、企業年金によるものと推定します。

一時金か年金受給権年齢に年金基金の裁定請求するようにということでしょう。転職先のB社は適格年金制度ですので、仕組みが異なり、A社にある質問者様の年金資産を移行することができません。
これが質問1の答えとなります。

次にB社で採用する予定の確定拠出年金は、年金の基礎額を会社が用意するから、運用は自分で行うことです。確定拠出年金の委託先の信託銀行等が用意した金融商品に自分で選択しますので、運用の結果の損得は自己責任です。つまり、空白期間の損得は?  というのが質問2の回答です。B社の規定により、確定拠出年金への加入期間に対応する年金の基礎額をどのような結果(運用益を稼ぐ)かは、限られた金融商品の中とはいえ、自分で取捨選択し、自由に変更できるからです。

ご承知のとおり、確定拠出年金は、掛け金が一定の年金であり、確定給付年金は、受給額が一定であることを前提とします。

確定拠出年金の資産配分により、元本保証の定期預金から、リスクの高い投資信託や外債のものまであります。

一方、確定給付年金は、将来の受給額を固定しますので、経済環境により、今後の受給額が減少する可能性も多くあります。

将来の年金を自己責任で賄うという意味では、確定拠出型の方が自分の選択するポートフォリオである程度稼ぐこと(将来の年金基礎額を増加させること)が可能です。ただし、勤務中にそれほど頻繁に商品の乗換えが、月に1度とはいえできるかどうかは別問題です。仕事が忙しくなると、商品の変更はなかなか放置し、ここ1ヶ月の間の株式市場の下落も、自分自身ではなんらの手を打てていません(確定拠出型年金を採用している企業にいます)。

A社も企業年金がある大きな企業だったと思いますし、B社も確定拠出年金を採用している、優良な企業と思います。
会社で備えている年金制度では不足であるとお考えであれば、保険会社の年金商品や、信託銀行の投資信託などを長期間でお考えになり、積み立てを行うことをお勧めします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧な回答有難うございました。
自分なりに金融商品について勉強したいと思います。

お礼日時:2008/02/02 10:42

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!