幼稚園時代「何組」でしたか?

今も進化中ですか?

A 回答 (7件)

進化中かそうでないかという答えでいえば、「進化中である」が答えになるでしょう。

先の人がDNAの変化について言及されていますが、生殖細胞に生じた変化は遺伝という形で受け継がれますが、体細胞に生じた変化は遺伝されません。特に細菌の場合は、個体自体が分裂して子孫を作りますし、生存の危機に直面するような環境変化が起こったときは、わざとDNAの配列を組み換えるシステムも持っています。もちろんヒトにもありますが、世代交代の時間差が違いますし、ヒトにとって生存危機となる環境変化がまだ起こっていないことから、我々が生きている間に進化を実感できることはまずないでしょう。

具体的な例を挙げると、最近オゾンホールの影響で地上に降り注ぐ紫外線量が増加していることは、ご存じと思います。誰とは特定できませんが、全人類の中でとりわけ紫外線に強い(抵抗力がある)ヒトは必ずいると思います。もしいない場合、このまま紫外線量が増加し続ければ、人類は絶滅します。もし周りのヒトが次々に皮膚ガンで死んでいくのを横目に、平然としているヒトがいれば、そのヒトは進化組であったわけです。(たぶん僕は死滅組です)
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明らかに進化しています。


そもそも「進化」とは、「変化」と「選択」から成ります。
「変化」はゲノム上に起こります。
紫外線や放射線の照射など強いストレスを受けると、DNAは容易に傷つきます。
また、DNAの合成酵素がDNAを複製する際にも、一定の割合でエラーを起こします。
このような傷やエラーが遺伝情報の変化となり、その結果現れる表現形が、たまたまその環境に適応するのに好都合な変異であれば、環境により「選択」され、他の変異を持たないライバル達より優位な立場に立つことができます。
むろん、他の個体より生存に不利な変異であれば、その個体は淘汰されるのみです。
現在も進行中の進化で、もっとも分かりやすい例がMRSAでしょう。
院内感染の原因菌として知られるこの菌は、病院内の過度の消毒により、たまたま強い抵抗性を獲得した「進化種」です。
他にも毎年現れる新型インフルエンザなどもそうですね。
しかしご質問は「動植物」に限ってのことのようですから、もう少し話を極端にして、ヒトの話をしましょうか。
ヒトにも「進化」は起こっています。
しかし、それは見えにくいですよね。
進化の速度がゆっくりしていることが一番大きな理由なのですが、「進化」が見えにくいのは人間の作り出した「文化」のせいでもあります。
非常に表現は極端ですが、重度の身体障害者のことを考えますと、通常の動物であれば、これは環境によって淘汰されてしまうおそれがあるわけです。
しかし人間は「体の不自由な人を社会全体で保護する」というすばらしい文化を創り出しました。
これにより、生物学的には淘汰されていてもおかしくない個体が、淘汰されることなく天寿を全うしています。
上は非常に極端な例をあげたわけですが、これほど極端でないにせよ、本来ならば落伍して淘汰される可能性がある個体に対しても生存を積極的に支援する文化があるために、本来周囲の個体よりも環境に適応した個体がいたとしても、その選択が顕著な結果として現れない、ということが考えられます。
そのために、ヒトの進化は実感としては分かりにくいものになっているわけですね。
なお、上の拙文を誤解していただきたくないのですが、私は身体障害者を淘汰して人類の進化を実現しよう、などと述べているのではありません。
まったく逆で、このような文化を築き上げたヒトの歴史に敬意を表するものであります。
長文失礼いたしました。
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たぶん、いまの環境が変わらなければ、いま存在しているものが進化の先端にいるわけですから、「これ以上のもの」が出てこないかもしれません。



ただし、どんな環境の変化にも対応できるだけの「予備軍」がマイナー勢力としてつねにうまれている(それがメジャーになるのが進化、とすれば、その時点まで進化した、とはいえないが)はずです。

たとえば、『殺虫剤に強いゴキブリ』なんてのは、急に出てきたわけでなく、マイナーな勢力として存在した「耐性」をもったものが、殺虫剤の普及によってメジャーになってきたわけですが、マイナーがあるていどメジャーになると、それまで確率的に出会えなかったマイナー同士の遺伝子が子孫を作ることになって、いっきに加速して「進化」の原因になることも考えられます。
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フィンチの嘴(ハヤカワ文庫)を一読されることをおすすめします。



参考URL:http://www.ne.jp/asahi/rover/sfx/books/0112/b011 …
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進化しています。



進化というのは適者生存が働きより環境に適した個体が残っていっていることですから今でも進化し続けているといえます。

飛べない鳥たちは羽根が退化してはいますが、いらないものがなくなる進化をしただけです。

進化には淘汰がつきものですが、牛の中でおいしいものだけを選び抜きその家系を増やし、その中からよりおいしいものを残していく。人為淘汰ですが、元の牛からすればとてもおいしい品種ができています。これも進化といえるでしょう。
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 何物もそのままに留まることはできません。

進化してなければ退化しており、

 「万物は流転する」と言った、老ヘラクレイトスの英知が偲ばれます。
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「進化」という言葉は価値判断が含まれています。

「進化」はだんだん、すぐれたものになっていく、という感じですが、「退化」というと劣ったものになっていくように聞こえますね。
だから動植物の場合は「変化」とか「変異」とか言うほうが客観的に表現できて良さそうです。
そんなわけで、今も動植物は「変化」していると思いますよ。
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この回答へのお礼

皆様、ありがとうございました。

退化=進化 なのですね。

人間の未来はどんな形になるのでしょうね。

お礼日時:2002/10/03 23:59

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