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 道路や下水道で「仮復旧」という言葉を聞きます。
 工事が終わって「仮」の復旧をするより、いきなり工事終了→「本」復旧としないのは何故ですか?工事終了→仮復旧→本復旧だと時間かかるし、お金もかかる印象があるのですが・・。

A 回答 (3件)

○下水道管を新規に埋設する場合


管を埋め土砂を埋め戻した後に、簡易的な舗装をかけます(仮復旧というよりは仮舗装)
土砂を埋め戻すときには、もちろん転圧をするのですが、どうしても何年間は自然に土砂が締まります。掘っていない部分、掘っていても下に管のある部分と管の無い分があるので、自然に締まる度合いが違います。なので、いきなり本舗装では、せっかくの舗装が凸凹になります。
だから、下の土砂が落ち着くまで簡易的な舗装で間に合わせます。掘ったところだけ沈むので、この頃は段差の苦情が多くなりますが、どうせ舗装をやり直すので、段差解消は応急処置程度です。
2年くらいすると、埋め戻した土砂も落ち着くので、規定通りの構造で舗装をやり直します。
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この回答へのお礼

 回答いただきありがとうございます。丁寧な説明で分かりやすかったです。

お礼日時:2008/01/29 21:15

道路で上下水道の工事を行った場合、直ぐに本復旧を行うと転圧が不十分になり、直ぐに陥没をします。


ですので、仮復旧で時間を置き、落ち着いてから本復旧を行います。

また、交通への影響から一日の工事時間が決められています。
本復旧までだと時間が掛かり、交通への影響が出るので、一旦仮復旧で一回の工事時間を短くする場合もあります。
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この回答へのお礼

 分かりやすい回答をいただきありがとうございます。仮復旧は仮とはいえ、必要なものなのですね。

お礼日時:2008/01/29 21:07

仮復旧は応急手当てです。

本復旧は示方書の規定に従った正規の工事による復旧です。仮復旧をするのは当該構造物の使用が急がれる場合、本復旧をしていたのでは工事期間が長くなる場合です。

 例えば阪神淡路大震災のときに東海道線三宮駅と元町駅の間の陸橋を支える橋脚が倒壊したのですが、路線の復旧が急がれために、H形鋼を井桁状に組んだ状態の仮橋脚を作り、これで桁を支えて早期復旧を図りました。これをしない場合には開通までに1年近くの期間を要したのが、数週間で東海道線が復旧したのです。

 また、東京駅丸の内側の改札口の上方の屋根は空襲のために崩落したものの仮復旧がそのまま50年残ったものです。それの本復旧の計画がやっと持ち上がりましたよ。
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この回答へのお礼

 具体例を挙げ、分かりやすい回答をいただきありがとうございました。考え方としては仮復旧は応急処置的なものですね。

お礼日時:2008/01/29 21:04

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