プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ただいま放射線技師の国家試験勉強中(来年(2009年)受験予定)
の者(男、26歳)です。将来技師を目指しています。
質問のきっかけは、せっかく目指している職業自体が将来無くなってしまうのではないかとある本を読んで一瞬危惧したからです。
その本とは技師会の会長が対話と言う形で出している本なんですが、
「放射線技師はなくなるのではないか」と書いてあるのです。
大きく二つに分けると、
「ロボット化が進み技師の必要性がなくなる」と言う事から
「X線自体に被爆と言うリスクが付きまとうため
新しいそれに代わるものが開発されれば技師は必要なくなる」
と言うものだったと思います。
技師の仕事が無くなる事ってあると思いますか?
私なりに臨床実習に行った時の知識などを総動員して検討してみましたのでもしよろしければ間違っているところなどあれば訂正してください。現役の技師さんなどの新しい意見も聞ければと思い投稿します。

・まずCT検査、MRI検査に関してはそれぞれに利点、不利点がある ので解消されない限りどちらも無くならないと考える。

・胃の透視検査 画像ポイントを絶妙に抑えて撮影しなくてはならない ため完全なロボット化は困難。

・アンギオ造影 執刀医や臨床工学技師だけでは画像のスペシャリスト
 としての人材が必要になるのではと考えるのでやはり専門の技師が
 必要。

・一般撮影 医師や看護師、ロボットに撮影技術やポジショニングが
 行えるとは思えないので技師が必要になる。

・RI検査 非密封RIを使用するため技師免許のみならず、
 放射線取扱い主任者1種の資格が必要となる。
 2種では密封された物しか扱えないため現段階でRI検査では全く
 無意味。

・放射線治療 これから期待される分野でX線、電子線、60COガンマ
 ナイフなどが用いられるがいずれも放射線を扱うため現段階で放射
 線技師の資格が必要となる。
 陽子線治療についても同様。

以上から私は放射線技師の技師職は50年後も無くならないと思いました。X線に代わるものが見つかればという点においては今回検討
していませんが発見されたという情報も、開発されようとしているという情報も私は聞いていませんので一般的に出回るまでにかなり時間を要する事も考慮すると代替物は生まれないと考えて検討しました。
また、不景気や政府政策により医療費削減等により病院が減ると言う事はありえるかもしれませんが、せっかく資格を取得するので、それまでに撮影、造影の経験を積んでというかまずは一般撮影のポジショニングから勉強して資格を利用してどこでもやっていける実力を付けていきたいと思います。汗汗

放射線技師で例えば自分の勤めている病院が潰れた場合や
経営が思わしくなく職場を変える事を余儀なくされた場合
持っていると優遇される知識や資格ってありますでしょうか。
恐らく年齢的に小さい診療所に就職すると思われますので
そのようなことも考えてしまいます。
実際に役に立ったとか、役に立ったと聞いたと言う話があれば教えてください。お願いします。

A 回答 (4件)

♯3です。

詳しい解説並びにお礼ありがとうございました。
議論する訳ではありませんが、もう一言(苦笑
一般人のたわごととお聞き下さい。
MRI→臨床検査技師ならOK知りませんでした。自分の誤った知識でした。すみません。
自分が感じるコメディカルに対する感想です。

臨床検査技師もただの臨床検査のみでは立ち行かないと思います。
現在、それに付随する細胞診断師?(病理医の細胞診断の近い業務?)
が必要とされてきてるようです。
それらを考慮すると、MRI検査等の新しい業務の拡大も否定できないのではないでしょうか。

臨床工学士も心臓手術にもオフポンプ手術が導入されつつあり、人工心肺の用途も少なくなる可能性があると思います。
それに、透析業務も50年後でしたら、医療が発達すれば、万能細胞による臓器再生が出来、なくなる可能性もあると思います。
まあ、人工呼吸器の保守点検等のメディカルエンジニアリングはなくならないと思いますが。(これもなんらかのメディカルエンジニアリングの資格が必要?第1種、第2種ME技術実力検定)

放射線技師は確かに放射線を扱うので、其の資格は必要だと思います。
現状の資格制度では、4大卒出なければ放射線取扱主任の資格は直ぐに取得できないと思ったのですが、専門学校卒は有る程度の期間経験を積んでからじゃないと資格取得できないのでは?
現状では、放射線技師に関しても専門学卒>4大卒だと思います。

放射線技師も医療現場では色々な制約があると思います。
血液検査の為の血液の採取が出来ない?等
それらを考慮すると、放射線のみに固執し、ダブルライセンス的な考えを持たないと非常に職域が狭くなるのではと回答した次第です。
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こんばんは


一般人ですが一言。
>技師の仕事が無くなる事ってあると思いますか?
現状を改革していかないとなくなる恐れがあると考えます。
医療現場は医師のみならず、コメディカルの必要性は理解している積りですが。
放射線技師が「スイッチマン」と揶揄される現状では存続難しいのは?

>一般撮影 医師や看護師、ロボットに撮影技術やポジショニングが 行えるとは思えないので技師が必要になる。
アメリカでは医師の監督の下、麻酔医の領域をカバーする麻酔看護師のシステムが有ります。
放射線技師についても、トーレーニングを積んだ放射線看護師をという意見が日本でも聞かれるようになりました。

>まずCT検査、MRI検査に関してはそれぞれに利点、不利点があ ので解消されない限りどちらも無くならないと考える。
X線CTについては知識がありませんが、MRIは核磁気共鳴によって
撮影されていると認識しております。
臨床工学士でも可能と聞いた事があります。

>アンギオ造影 執刀医や臨床工学技師だけでは画像・・・・陽子線治療についても同様。
放射線技師の単独の判断では施術出来ないはずですよね。必ず、医師の
指示監督の下に施術していると思いますが、造影剤も医師が注入するのではないのでしょうか。
放射線治療も放射線医がメインであって、技師は医師の監督指示があって出来るだけの事ではないのでしょうか?
結局、放射線医又は放射線看護婦等のシステムの改変で代替は可能と言う事になりませんか?

やはり、今後、存続する為には代替のきかないスペシャリストとなる必要があるのではないでしょうか。 

この回答への補足

コメントが一回しかできませんでしたのでこちらで続きを書かせて
いただきます。
>放射線技師の単独の判断では施術出来ないはずですよね。必ず、医師の指示監督の下に施術していると思いますが、造影剤も医師が注入するのではないのでしょうか。
放射線治療も放射線医がメインであって、技師は医師の監督指示があって出来るだけの事ではないのでしょうか?
結局、放射線医又は放射線看護婦等のシステムの改変で代替は可能と言う事になりませんか?

→放射線科医は主に診療行為を行っております。
 なのでそちらで手一杯で数も少ないと聞いておりますので
 放射線技師の領域までカバーする余裕はないのでは
 ないかと思われます。
 看護師については上で述べた通りです。
 MRIは検査技師もできるとしても
 CT、RI検査、一般撮影、放射線治療、アンギオ造影などは
 やはり既に専門化していると言って良いのではないかと
 思います。

補足日時:2008/02/09 13:06
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この回答へのお礼

louyerさん詳しい回答ありがとうございます。
>放射線技師が「スイッチマン」と揶揄される現状では存続難しいのは?

→スイッチマンと揶揄されるというのは、技師さんたちが自分たちの
事を敢えて謙遜して言うときに「ただのスイッチマンだから」と
言うのは聞いたことはあります。
でも実際今考えるとポジショニングには病変部、見たい部位を
正確に描出する必要があるし頭部から手、足の先までありと
あらゆる関節などの描出がポジショニングの技術として
必要となります。なのでスイッチをただ押しているだけでは
ないんですよね。^^;
>アメリカでは医師の監督の下、麻酔医の領域をカバーする麻酔看護師のシステムが有ります。
放射線技師についても、トーレーニングを積んだ放射線看護師をという意見が日本でも聞かれるようになりました。

→それは初耳でした。教えていただいてありがとうございます。
しかし、現状、看護師になるためには1年以上の臨床実習で
かなりの事を詰め込まれて覚えることだらけで
放射線技師の仕事が容易にできるとは思えないんですよね。
助産師の資格が別にあるように看護師から独立した形でしか
なりえないと思うんですよね。
そうなると既に存在する放射線技師は必要と言うことになりますよね。
また放射線技師と言うのは、被爆というリスクが伴う仕事で
あり危険物取扱い主任者などと同様、放射線技師と言う専門の
資格を持っているものでないとできないんです。
そのことからも容易に他の仕事に吸収されるものでは
ないと思います。

>X線CTについては知識がありませんが、MRIは核磁気共鳴によって撮影されていると認識しております。
臨床工学士でも可能と聞いた事があります。

→臨床検査技師が撮影可能だったんじゃないかなと記憶しているんですが臨床工学技師も可能だったですかね?
この事例については臨床実習で聞いたところ、「臨床検査技師がMRIをしている事例は聞いたことが無い」と言うお話でしたので
していてもかなりごく少数と言うことになると思います。

お礼日時:2008/02/09 13:05

そんな事言っていたら、大抵の職業は将来なくなるかもしれませんよ。


例えばいま写真屋さんは絶滅寸前です。家庭でデジカメとPCとプリンタで簡単に高品位の写真が印刷できるようになったからですが、そのような技術が一般家庭に浸透するのは、20年前には想像も出来ませんでした。
だから先のことを悩んでもしょうがないです。10年後どうなるかは誰にも予測できません。
ただし、もしX線撮影が完全にロボット化されても、X線以外の手段が開発されても、それを操作・管理する人間が必要なのでさしあたって心配は要らないと思います。
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この回答へのお礼

danboaldさん回答ありがとうございます。
確かに写真屋さんは絶滅寸前ですね。
ほかにも造船や鉄鋼業などの衰退はすごかったようですね。
しかし、私は放射線技師の4年制大学を出ておりますので
放射線技師の受験資格はありますが、専門的な勉強しか
しておらず他の業種と行くとかなり弱いものがあるのです。
具体的に言うとメーカー、商社の営業や事務職などが
該当しますが大企業ですら外資系に対抗するため合併を
進めている中、中小企業しか入れないので苦しいと思うのです。
国内の大手企業は大抵外資系にのっとられると言う
イメージがあるからです。
大卒後、2年は一般の会社で仕事をしていましたが
やがて放射線技師をふたたび目指そうと思うように
なりました。
いまある自分のスキルと社会との需要を考えると
放射線技師が良いと考えなおしたのです。
景気に左右されにくいという不純な動機からなんです。
なので私にとってはつぶれるかつぶれないかは大きな問題なんです。
またデジカメやPC、プリンタなどの機器は簡単に
安価で作れるし改良することもできると思いますが
X線撮影機器はもっと複雑だと考えます。
頑固ですいません。┏○

お礼日時:2008/02/08 11:55

今はパソコンで内臓を立体的に写せますからねえ

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この回答へのお礼

madmax4さんさっそくの回答ありがとうございます。
そんな技術があるんですか?
CT検査の場合VR(ボリュームレンダリング)など
3次元の画像データ処理を可能とするため
コンピュータを使いますがそれ以外にパソコンを使って
撮影する事があるとは初めて聞きました。
それはX線を利用するものですか?何を利用したものでしょうか。
URLがあれば添付するなどして詳しく教えてください。

お礼日時:2008/02/08 11:10

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