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児童書で、ねずみにぴったりのおうちをみつけてやりました。とありますが、
ねずみにぴったりのおうちをみつけてあげました。
の方が良いのではと思うのですが文法的にはどう違うのですか?教えてください。

A 回答 (4件)

#1です。



今回の場合はこれですね。

やる(補助動詞)
動詞の連用形に接続助詞「て(で)」を添えた形に付き、何らかの動作を他に対して行う意を表す。例:「落し物を届けて"やっ"た」「肩を揉んで"やる"」

あげる(補助動詞)
動詞の連用形に接続助詞「て」の付いた形に付き、主語で表されるサービスの送り手が、他人のためにすることを表す。〔「…てやる」と異なり、受け手に対して軽い敬意がこめられている。〕例:「駅まで送って"あげ"よう」「友達にお金を貸して"あげ"た」

ねずみに敬意を込めるのも変ですから、「みつけてやりました」なんでしょうね。
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『あげる』と言うのは『献上』という意味です。



「犬に餌をあげる」という人がいますが
「犬に餌をやる」というのが正しい使い方です。

ただ、「あげました」と言ったほうが優しい感じがしますよね。

では。
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二つの考えがあります。



「あげました」が敬語だと考えると、目下であるべきねずみには不適です。
それだと、「やりました」が正しい事になります。

「あげました」がていねい語だと考えると、それで正しい事になります。
その場合、「やりました」はぞんざいな言葉ということになります。

昔から、目下の者に向かって「あげる」という言葉を使う事は多かったように思いますから、ていねい語なのではないかと思います。
「子供にミルクをあげる」「花に水をあげる」「猫ちゃん、ご飯をあげるよ…」
ただ、謙譲語では「あげる」が「やる」に変化するようです。
「今、猫にエサをやっていた所です」
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文法的というより、言葉(単語)の意味に起因すると思いますけど。



「やる」「あげる」という動詞には「与える」という意味があります。
で、この意味において、「あげる」は「やる」の丁寧な言い方になります。

例文の場合、本当は動詞ではなく助動詞(として使っているの)だとは思いますが、
上記のこと(「あげる」の方が丁寧)が頭の中で働くために、ニュアンスに違いがでるのだと思うのですが。
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