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高くて標高200m程度の里山レベルですが、
わりと広めのエリアをうろうろしています。
尾根や沢が沢山ある環境です。
今まではピンポイントで行きたい場所があるときは、
Google mapで地形を記憶して行っていました。
でも、だんだんと行きたい場所が複雑な地形になってきて、
3ヶ月ほど前から、コンパスと1:10,000の地図を持って歩くようになりました。

最近は、
地図上で等高線がつまっているのは、実際にはこんな感じなのか、とか、
1:10,000でも表現されていない小さな沢や尾根があるんだな、とか、
地図を見ながら歩くのが楽しくなってきました。

しかし、地図を正確に読んでいるつもりでも、
間違った尾根や沢を進んでしまい、狙い通りの場所へ行けないこともあります。
これは、移動距離を正確に把握できていないことが原因です。

そこで、もっとうまく使う方法がないかとネット検索してみたら、
読図というものがあるのを知りました。
この読図は本もあるようですが、本格的な高山を登る人が対象のようです。

質問
読図の本は、私のような者が読んで価値があるものなのでしょうか。
読まなくても失敗を繰り返しながら覚えていけば充分でしょうか。
移動距離は皆さんどうやって測っているのでしょうか。
それと読図は1:25,000を使うようですが、10,000ではいけないのでしょうか。
他に注意するポイントはあるでしょうか。

以上、色々ありますがよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

読図の本は、WOcさんが読んでも、十分価値があると思います。

たくさん出ていますが、平塚晶人著「地図の読み方」(小学館)、「山岳地形と読図」「最新読図ワークブック」がお勧めです。平塚さんは本だけでなく地図読みの実技講習会も開いてくれていますので、もし、東京近郊にお住まいでしたら、参加されることをお勧めします。私もこの講習会に参加しました。やはり、百聞は一見にしかず。勉強になることがたくさんあり、以来、地図読みの精度が増しました。平塚さんのホームページURLを紹介します。 1:10,000の地図は都市部周辺市か発行されていないので、だんだん行きたい場所が広がってくると、必要な地図が手に入らなくなると思います。

参考URL:http://www.geocities.jp/chikeizu/ 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
東京近郊ではありますが、まずは本を読んでみてからにします。
URLはリンクが切れているようです。

お礼日時:2008/03/14 00:44

 登山歴ん10年です。



>読図の本は、私のような者が読んで価値があるものなのでしょうか。

 おおいに価値があります。そもそも里山の方が地形が小さいため、読図は難しいことが多いです。また、北アなどの高山は登山道が整備されているため、読図ができなくても(地図を持たなくても)無事に帰ってこれる可能性が高いですが、里山は山仕事の道や獣道などが縦横に交錯し、道標等も不備なことが多いため、むしろ里山でこそ読図技術の必要性が高い、ということが言えるでしょう。

>読図というものがあるのを知りました。

 そんなたいそうなものではなく、本を読むことを読書というのと同じで、地図を見て現在位置や進行方向を決めることを読図と言います。
 あとは技術だけの問題です。

>これは、移動距離を正確に把握できていないことが原因です。

 読図において最も大切なことは移動距離ではなく、「地形の読み」です。山道では平地と異なり、同じ1歩でもそれによって進む距離が状況によって極端に違うため、最初から「移動距離を正確に測ること」は非常に困難です。
 それより地図で地形照合を行い、現在位置の把握を正確に行うことこそが読図の最重要技術です。地形照合による現在位置の把握が完璧にできていれば、間違った沢に入り込むこともないです。

>移動距離は皆さんどうやって測っているのでしょうか

 ですから「移動距離」を測ることは基本的にしません。
 現在位置の掌握さえできれば問題はないですよね?移動距離も逆算できるし。

>それと読図は1:25,000を使うようですが、10,000ではいけないのでしょうか

 2.5万図が主流なのは、1万図は全国をカバーしていないのと、山によっては縮尺が大きすぎると1回の山行に何枚も地図が必要になり、却って読み辛くなるからです。私が高校生の頃は2.5万図もまだ全国カバーしていなくて、私は読図は5万図で覚えました。
 ある程度読図に馴れると縮尺を体が覚えてしまいますから、たまに違う縮尺の地図を読むとちょっと混乱しがちです。2.5万図に馴れると「登山地図」の3万分の1とか5万分の1の地図を使うとカンが狂います。
 なので1万図に馴れてしまうと、将来別の山域で2.5万図を使う時、混乱してしまうかもしれません。

 読図は技術なので、独学ではやはり効率が悪いですし、大間違いを覚えてしまうと後が厄介ですので、きちんと本を読んで覚えた方が良いです。磁針偏角とかは独学ではなかなか判らないでしょ。

>他に注意するポイントはあるでしょうか

 コンパスはちょっと奮発した方が良いでしょうかね。要するにシルバが良いよ、ということですが。まあ他のメーカーのものにも良いのはあるのですが・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

移動距離は測らないのですか。。結構びっくりでした。
私の場合、薮漕ぎに近く、遠方の山を見て現在地を確認、ということが
できないことが多いので、尾根の分岐などは歩測とコンパスだけが頼りなのです。
磁針偏角は地図に数値が書いてあるので一応把握していましたが、
コンパスはシルバーを購入してみます。

お礼日時:2008/03/14 00:51

私は、地形図とコンパスを持って、登山道のない藪の中を歩くのが好きな者です。


そして、基本的には独学で読図をしていましたが、
今までには、シルバコンパスの使い方を教わったり、読図の本を読んだこともあります。

>しかし、地図を正確に読んでいるつもりでも、
>間違った尾根や沢を進んでしまい、狙い通りの場所へ行けないこともあります。
>これは、移動距離を正確に把握できていないことが原因です。

確かに、地形の変化が乏しい平坦な場所では、移動距離を把握しないと、正確な読図ができません。
でも、地形図にも限界や間違いがあることも覚えておいた方がいいと思います。

>読図の本は、私のような者が読んで価値があるものなのでしょうか。

きっと得るものがあると思います。
私のお気に入りは、『道迷い遭難を防ぐ 最新読図術』(山と溪谷社)です。
オリエンテーリングのベテランの方が書いた本です。

>読まなくても失敗を繰り返しながら覚えていけば充分でしょうか。
>移動距離は皆さんどうやって測っているのでしょうか。

よく歩数で測るなんて方法を聞いたりしますが、
私は、右手にコンパス、左手に地形図を持ちながら歩き、
頻繁に現在地確認することで、傾斜と時間と移動距離の関係を感覚的に把握しています。

それでも失敗は絶えません。
でも、ルートミスしても、いかに早く間違いに気づくかがポイントだと思います。
それが楽しかったりします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

私も登山道のない場所を歩くことが多く、
薮の中で進むべき尾根を見逃すことも多いので、
やっていることが近い方のような気がします。
とても参考になりました。
お薦めの本を探してみます。

>それが楽しかったりします。

おっしゃる通りです(笑)

お礼日時:2008/03/14 01:00

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