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旅客機に関する基本的な質問なのですが、飛行中の飛行機をコントロールするのはフラップやラダーなどの羽と、エンジンですか?  それを動かす過程は色々あるにせよ、物理的にはこの二つですよね。

A 回答 (8件)

No.4です。



>では、当然パイロットはどの羽をどれくらい曲げるとどのように機体
>が傾くか分かっているんですか? 車のようにアクセル、ブレーキ、
>ハンドルのような単純なものではないのですね。

左右の傾きは操縦輪(操縦かん)を回す(傾ける)ことでエルロンを操作して行います。例えば右に回すと右のエルロンが下がり、左のエルロンは上がって、前方からの風の作用で機体が右に傾きます。
機体が左または右に傾くと、旋回が始まります。この時進行方向も変わりますが、機首が進行方向とずれてしまうので(横滑り)、ラダー(舵)を少しだけ足で操作して修正します。この操作をしないと、飛行機のパイロットや乗客は、体を斜めにして踏ん張る羽目になります。
飛行機の特性にもよりますが、横滑りをほとんど起こさない飛行機もありますので、ラダー操作はちょっと当ててやる程度でOKです。

自動車はハンドルの角度を何度回せばどれだけ曲がるというのを数値で覚えているわけではなく、実際にどれだけ曲がるか景色を見ながら操作していますよね?
飛行機も同様で、景色を見ながら(補助的に計器も見て)操作します。
操縦輪(操縦かん)を傾けたままだと、機体は傾き続けひっくり返ってしまうので、希望の角度まで傾けたら操縦輪を真っすぐに戻します。
再び、機体を水平に戻したい時は、操縦輪を反対方向に傾けて、水平になったらまっすぐに戻します。

アクセルとブレーキについては、車とはかなり違いますね。
一定速度で飛行中、エンジンの出力だけを上げると、一瞬速度は上がりますが、機首も自然に上に向くので、上昇が始まり、結局もとの速度に戻ります。(つまり、エンジンの操作だけでは高度が変わるだけで、速度は変わらない)
高度を変化させずに、速度を上げたければ、エンジンの出力を上げて、操縦輪を少し前に押す必要があります。速度を落としたい時は、この逆を行います。

この回答への補足

調べたのですが、右のエルロンは上がり、左のエルロンは下がらないですか?
抵抗の大きい方に傾くはずなのでそうですよね。

補足日時:2008/04/09 13:48
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疲れてきました。

KAP140などで検索してください。
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No.4、6です。



>調べたのですが、右のエルロンは上がり、左のエルロンは下がらないですか?

すみません。ご指摘の通りです。逆に書いていました。

ちなみに小型機の場合は、完全な人力です。手に風の抵抗や振動が伝わってきます。操縦輪とエルロンは金属ワイヤー等でつながっていて、左右は互いに逆に動きます。大型機になると、増幅された油圧や、フライバイワイヤーという電気配線で操作する仕組みになっています。

この回答への補足

回答ありがとうございます。 人力とはジャンボ機のように自動操縦がないということですか?

補足日時:2008/04/09 22:58
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ANo3のものです。

やはりフラップがひっかかりますよね。フラップは通常、離陸でも着陸でも使います。ただし、開度(下げる角度)は着陸時は思い切り下げ(例えば60度くらい)、離陸時は半分くらい(例えば30度くらい)といったところです。飛行機は離着陸時には速度を下げる(または上がらない)ことから、当然揚力も少ない状態ですが、フラップを下げて補うわけです。離陸時も速度が上がるまでの揚力の補助として少し下げます。このフラップの開く形式や角度は個々の飛行機で多少違いますが、原理的には同じです。またフラップは必ず左右同時に同じ角度で下げます。いわゆる「操縦」には使いません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。 そうしますとフラップとスポイラーは似たような役割になっているんですね。

お礼日時:2008/04/13 21:39

小型機なら10時間ほど操縦したことがあります。

(まだ初心者レベルでライセンスなど遠い夢になりそう)

エルロンは、機体を左右に傾けるのに使います。旋回するための主たる機能を担います。

ラダーは、進行方向と機首の方向のずれを修正するのに使います。また地上では、進行方向を変えるのに使います。
右ペダルを前に押し出すと機首が右に向き、左ペダルでは左に向きます。

フラップは、低速で揚力を出すために使います。
例えば、小型機では、着陸する時にフラップを出して低速で、且つ揚力を保ったまま短い距離で着陸することができます。フラップを使わなくても着陸できますが、停止までの距離が伸びます。
フラップを使って着陸する時は、低速なので舵が利きにくく、失速しやすいので、失敗すると怖い思いをします。操縦に慣れない間は、フラップなしのほうが回復させやすいので、やりやすいです。

また、フラップを使っても良い速度には上限があり、その速度以上でフラップを使うと、簡単に破損します(試したことはありませんが・・・)

この回答への補足

では、当然パイロットはどの羽をどれくらい曲げるとどのように機体が傾くか分かっているんですか? 車のようにアクセル、ブレーキ、ハンドルのような単純なものではないのですね。

補足日時:2008/04/09 00:11
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「旅客機」ということは「飛行機一般」と考えていいんでしょうか。

原理的には同じですが。普通機体のコントロールというと基本的にはいわゆる「三舵」である主翼のエルロン(補助翼)、垂直尾翼のラダー(方向舵)と水平尾翼のエレベーター(昇降舵)です。気になったのはフラップとおっしゃっていることですが、これは離着陸時に揚力を得るためにもっぱら下げることで使用します(普通フラップを「上げる」ことはしません)。
ただ三角翼機とか全翼機とかになりますと多少別の原理考え方が必要で、名称、作動原理も違ってきますが。

この回答への補足

離陸のときだけで、飛行中にはフラップは動かさないんですか?

補足日時:2008/04/08 13:48
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物理的にはその二つということでよろしいようです。



私はそれよりも飛行機が空を飛ぶ原理が
実は解明されていないという説を聞いた時の
ショックがまだ尾を引いています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。 だから私は「あんな鉄の塊が」と言って飛行機に乗れない方がいるような気がします。

お礼日時:2008/04/13 21:44

全体的な意味では、舵類(エルロン・ストラット・エレベータ・スポイラー等も有ります)や燃料の量や旅客数による重さ(貨物の重さを考慮した重心の位置の調整等を含む)や車輪の出し入れも影響します。


高度差による空気抵抗や風の影響を考慮したコントロールもしてます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。 自然、物理や化学の力だけではなく、燃料や貨物の重量もそれほどの影響力があるんですね。

お礼日時:2008/04/13 21:41

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