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微生物の実習にてTSI寒天培地の原理及びVP反応についてしらべています。
・TSI寒天培地の糖分解についての質問なのですが、ブドウ糖を発酵的に分解する菌 においては高層部の黄変が、ブドウ糖の分解及び乳糖または白糖の分解があれば 培地全体が黄変し、乳糖または白糖の分解能のみであれば斜面部が赤く変化する とかかれているのを多くみます。
 しかし、TSI寒天培地というのは乳糖も白糖もブドウ糖も全部混ざっているのに、 なぜ斜面部で乳糖や白糖の分解がみられるのかが理解できません。混ざっている のだから斜面部でブドウ糖の分解がみられてもいいと思うし、高層部において白 糖や乳糖の分解がみられてもいいと思うのですが、この辺のことを詳しく書かれ ているHPまたは文献があればぜひ教えてください。

A 回答 (2件)

私はこの培地を使ったことは無いですが、手元の微生物の教科書(講談社)には下のようになっています。


1)ブドウ糖のみ発酵
菌がブドウ糖を完全に消費した後、ペプトンを利用し始めペプトンの分解でアンモニアが生じ、培地をアルカリ側にする(赤)。高層部ではグルコースが嫌気的に分解され、その最終生産物がpHを酸性に保つ。48時間以上になると高層部でもペプトンを利用し、アルカリになる。
2)乳糖、白糖の何れかとブドウ糖の発酵
乳糖、白糖の培地中濃度が高いため、消費されつくしていない→全体が酸性(黄)
3)何れの糖も発酵しない
好気、嫌気性両方→全体アルカリ(赤)
好気性→斜面アルカリ(赤)高層変化無し

質問の条件と少し違いますが、参考までに。
詳細は微生物の本をご確認下さい。

日本薬局方の一般試験にも載っているのじゃないですか。たぶん解説があるはず。(完全に推測)

一応、菌毎の変化については下見て下さい。
http://www.nihon-pharm.co.jp/lifetech/product/3_ …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
お礼の方が大変遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
おかげさまで疑問のほうは解決することができました。
参考URL色々お世話になりました。

お礼日時:2002/12/02 23:20

具体的な説明は4500rpmさんがなさっているので、おっけ~でしょうw


参考アドに行けばわかるでしょうしw
で、私は何を書き込みに来たかと言うと…
“なぜ斜面部で~”と言うのがちょっと笑えたからですw(失礼w)
ちょっと考えてみましょう♪
そもそもなぜ“斜面”なのでしょう?
何か目的があるから“斜面”なんですよね?
この目的とはつまり、斜面にする事によって何が変わるかを考えればいいんです。
何が変わりましたか?
…そう~表面積が増えますね?
斜面がある=表面積が増える=空気に触れる部分が多くなる。
では何故空気に触れさせなければならないか?
空気が必要な何があるのか??
考えられるのは培地内の何かを分解するのに空気が必要である…または空気がある所で生きられる菌と、生きられない菌がいる…のどちらかかと推測できます。

そう言った事からこう言う実験とか考えると、なかなか面白いと思う…のは私だけでしょうか??w
私は結構、実験とかで使う材料とか器具とかの“理由”を考えるのが好きでした♪
どうですか…?ww
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

お礼日時:2002/12/02 23:24

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