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FREE TIBET!FREE TIBET!

チベットの問題で最近この言葉をテレビでよく見かけますが、
これって「チベットを自由にして!」って意味ですよね?

だとしたら英語の表現としておかしくないですか?

自由にして!だったら「BE FREE TIBET」にならないとおかしいですよね? FREEってそれだけで動詞になるんですか?

A 回答 (8件)

はじめまして。



ご質問1:
<だとしたら英語の表現としておかしくないですか?>

おかしくないです。

1.スローガンなどは、ある程度文法無視のところもありますから、あまり気にされなくていいと思います。

2.スローガンは、文法より語感、リズム、アプローチ、主張の強調といった点に焦点をあててます。

3.ここでも、FreeとTibetという2つの単語さえ目につけばいい、という創作者の意図から作られたものと思われます。


ご質問2
<自由にして!だったら「BE FREE TIBET」にならないとおかしいですよね?>

それもおかしいです。

1.文法的に正しくは
BE TIBET FREE
BE FREE FOR TIBET
「チベットを自由にして」
です。

2.Tibetは目的語になるので、SVOCの文にするか、前置詞を対象に補うなどする必要があります。

3.なお、BE TIBET FREEはLET TIBET BE FREE「チベットを自由にさせて」の口語的な表現です。


ご質問3:
<FREEってそれだけで動詞になるんですか?>

なります。

1.意味は「~を解放する」「~を自由にする」という、目的語をとる他動詞になります。

2.一般にはfromを補って「~から解放する」という言い回しでよく使われます。

3.その意味では、この英文は文法上もかなっており、意味上も
「チベットを解放せよ」
と文意が通じます。

4.From China「中国から(の解放)」と敢えて対象を明記していないのは、明示することで相手を刺激することを避け、平和的なスローガンにしようとする創作者の意図があったとも考えられます。


ご質問4:
<これって「チベットを自由にして!」って意味ですよね?>

だいたいそういう意味です。

1.このFreeを上記のような他動詞とすれば、直訳は「チベットを解放せよ」「チベットに自由を与えよ」となります。

2.このスローガンをぱっと見た感じでは
「チベットに自由を!」
と受け取りました。つまり、Tibetはfreeという他動詞の目的語ととらえた解釈です。

3.ただ、その微妙な感じ方は人それぞれ違うと思います。人によっては、Freeを上記でご説明したような形容詞と感じるかもしれません。

ただ、誰もがこの2文字から受取るイメージは同じですから、各自の完成で感じ取ればいいのだと思います。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

たいへん丁寧な説明をしていただきましてありがとうございます。
BE FREE TIBETが間違っているとのことですが、
もしよろしければどこが間違っているのか教えてください。

お礼日時:2008/05/10 23:38

私のような一般人がぱっとみた瞬間の感じでは他動詞と見えました。


辞書にはfree the hastageというのがありますね。

あまり関係ありませんがFree OKWAVE!という文はどんなものでしょうね。脱線しました、失礼いたします。
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#6です。

言い忘れがありましたので、付け加えます。

Free Tibet.
は、チベットは「本来自由なもの」なのだから、「自由にしろ、あるべき姿に返せ」、という含みがあります。

Make Tibet free.
にはそれがありません。「今は自由でない」→「自由にしてやれ」という意味。
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質問者さんへの私からの回答:


Free Tibet の free は動詞です。Tibet を目的語とする、他動詞です。 free は、形容詞として使われる例を私たちは最初に習うので、他動詞の用法「自由である状態にする」に「あれっ」と思いがちですが、英語の形容詞で他動詞としても使われるものはたくさんあります。たとえば、warm「あたためる」、chill「(冷蔵庫などで)ひやす」。 Free Tibet の意味は「チベットを自由にしろ、解放しろ」で、そこから、意訳として「チベットに自由を!」になります。

Be free Tibet は
1。(Tibet, you) be free Tibet! 「(チベットよ、おまえは)自由なチベットであれ!」
2。 Be free, Tibet! 「チベットよ、自由であれ!」
と解釈が可能ですが、社会的状況からも、また、英語の使われ方としても、自然ではありません。英語は、他動詞を多用する、とぐらい考えてもいいです。ですから、文頭に Free が来ると、聞いた方は、そこですでに、また、すぐに「これは他動詞である、目的語が次に来る」と解釈します。

「チベットを自由にして/しよう」だと、Make Tibet free. です。この命令/懇願文は、しかしながら、スローガンとしてはパンチに欠けます。2語の Free Tibet! の方が力強く感じます。自分がデモ隊の中で声を出している場面を想像してください。Free Tibet! の方が緊迫感がありますね? Make Tibet free. の場合は、make が動詞、Tibet がその他動詞の目的語、free が形容詞で補語の役割をしています。「チベットを自由にしろ」です。Make (something) <adjective> という構文で、「something を adjective にする」という意味です。

私も最後にひとこと:
Free Tibet!
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No.2です。

お返事を有難うございました。補足質問にお答えします。

ご質問:
<BE FREE TIBET~どこが間違っているのか教えてください。>

1.このままだとTibetがFreeの目的語になっているような感を受けます。

2.つまり「チベットを自由にして」という意味にとれるのです。

3.しかし、このFreeはbe動詞とともに使われていることから、形容詞であることがわかります。

形容詞には勿論、目的語をとる他動詞の用法はないのです。

4.ただ、Tibetの前にコンマを入れたり、前置詞forを入れたりして

BE FREE, TIBET「自由になれ、チベット」
BE FREE for TIBET「チベットに自由を」

とすれば、形容詞FreeとTibetとの関係がクリアになります。

5.回答の質問2-1で示した例文Be Tibet Free<Let Tibet Be Free(直訳)「チベットを自由にさせよ」は、使役動詞letを持ってきてSVOCの第5文型になっています。

そのため、動詞letのあとには目的語であるTibetがきて、形容詞Freeは目的語の状態を表す補語の働きをしているのです。その口語体がBe Tibet Freeになります。

6.つまり、この3語を一文として機能させるには、Freeが形容詞である以上、目的語の補語、という形でしか機能しないのです。それは、目的語+補語=Tibet+Freeという語順になる、ということなのです。

以上ご参考までに。
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No.3です。

補足があります。

回答のご質問4の2に以下を補足して下さい。

「また、Free for Tibet「チベットに自由を」も同じ意味にとれますので、この意味になれば、Freeの解釈は他動詞、形容詞どちらでも結構です。この場合は、Freeを叙実的な形容詞として使っています。」

2度手間になり失礼しました。
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#1さんの言うとおりです。

ちなみに「BE FREE TIBET」は文法的に間違っています。「BE FREE, TIBET」と、カンマを入れれば「自由になれ、チベットよ」という意味になりますが、チベットとしては「そう言われても、自分じゃ、うまく自由になれないよ」と言いたいところでしょう。
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この回答へのお礼

BE FREE TIBET間違っているんですね。勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/10 23:36

形容詞のほか、副詞、他動詞としても、使えると辞書に載っています。



ただ、FREE TIBETの場合、「自由なチベットを」の意味で取ることも可能かと思います。つまり、形容詞の解釈です。
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この回答へのお礼

やっぱりそうなんですね~。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/10 23:35

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