プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「お母さんが死んだときに思ったんですけど」と、男性・20代半ばの部下はごく自然に話し始めるんですよね。

私は36才の中間管理職(♂)です。

(1)身内には敬称をつけない (2)しかし死者は畏れ敬うべき存在だから敬語を使う
↑のように教わってきた私にとって、部下のこの言葉はまったくの逆ターンでびっくり。

「母が亡くなったときに思ったのですが」。これが私にとってしっくりなじむ表現なのですが……。
しかし敬語のベクトルがこうまで逆っていうのは、もう私のような文章意識は一般的ではないんでしょうか?

テレビで家族のことをしゃべってる芸能人を見てても「お母さん」「お父さん」派が主流で、
「母が亡くなってからは、ずっと父が支えになってくれてたんです」と(俺的にはすんなりくる)表現をしてたのは
若手じゃ柳原可奈子さんくらいでした。それでちょっと知りたいのですが、

質問1)「お母さんが死んだとき」と「母が亡くなったとき」、どちらが気持ちを素直に自然に表現できますか?

だいたいの年齢と性別、簡単でけっこうですので理由なんかも教えてもらえるとうれしいです。

どうかよろしくお願いします。

A 回答 (9件)

50歳代半ばです。

 女性です。
母が逝(ゆ)きました折  (普段はこれを使っております) 
亡くなった後考えたことには  母が逝きましてから思うのですが

を使います。私にとってはこの表現が一番自然です。

どうも先方様がご理解なさってないような場合とか若い人には
母が亡くなった時  (これは亡くしたその時点の時の考えを言う時)
母を亡くしてから  
母が亡くなってから
(これは亡くした後何か考えたりしたことを言う時に使います)

最近はかなり上の年代の方でも「お母さん お父さん」とおっしゃるようで 違和感を感じることが多いですね。

私はあまりテレビは見ませんが 時折見ると はっ!!?って思います。いい大人が言っていたりしますから。
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この回答へのお礼

お答えをくださり、ありがとうございます! お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

>母が逝(ゆ)きました折  (普段はこれを使っております)
感服いたしました。
品があってmature(成熟した)な女性がお使いになられるには、ほんとうに似つかわしいと存じます。
「い」ではなく「ゆ」と発音なさっていらっしゃるのも、たおやかで楚々とした風情があって、
日本語ってきれいだなぁと再確認できました。



かく言う私でつが。
2ちゃんねるなんぞも当然読んでいるので、2ちゃん用語の「逝ってよし!!」をつい連想してしまいます_| ̄|○。
「品格」からは100万光年離れてしまってますね。これから精進いたしたいと存じます。

地上波民放テレビのバラエティ番組などで、“ひな壇”に並ぶタレントさんたちには
「お父さん、お母さん」は基本表現のようです。
おっしゃるとおり、大御所とかご意見番と評されている方々も(一部ですが)お使いになりますし。
いわんやかわいコちゃん(←死語)やイケメンくん(←微妙)にいたってをや。
ご両親を「父、母」と表現するのは、お若い方々のなかでは、私の知ってる限りではありますが、
柳原可奈子さん(ショップ店員のものまねで人気の芸人さん。本人曰わく・ぽちゃカワな容姿の持ち主)くらいなもんです。
最初聞いたときは、幻聴かと思いました(笑)。

お礼のつもりが、長々と自分のことばかりになってしまいました。申し訳ありません。
ご回答、ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2008/05/18 09:50

30代女性です。

「母が亡くなった時」ですよね。
 タメクチで喋る間柄の相手には「母」を「お母さん」と言う事がありますので、公式の場でもツルっと「お母さ・・・いえ、母が」なんて事はありますが。

 でも亡くなったを死んだと表現する時は、あまり好きでない人か、興味のない芸能人(相手の死を軽く言う場合)くらいです。
 まぁそれも礼儀違反なんですが。
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この回答へのお礼

お答え、ありがとうございます! お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

>公式の場でもツルっと「お母さ・・・いえ、母が」なんて事はありますが。
↑でもそれは、公式の場(いわゆるソト)では「お母さん」はありえないということが、
#8さんの常識となっている証でもありますよね。
とにかく、ここでお答えくだすった方すべてが、「ソトに対しては、身内に敬称はつけない。これが常識」と
されているのでほんとうにうれしく思いました。もはや俺ってminorityかとさえ感じてたので。多謝。

しかし。
そのわりに、親族のすべてを「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、お母さん、お父さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん」と
テレビで言ってのける芸能人っつーのも後を絶たないですが。
あ、彼/彼女にとってテレビ+視聴者という空間は“ソト”じゃないんだ、きっと……。

以下余談です。
上野動物園のパンダ、リンリンの死に関するニュースが始まるたび(しかしあまりにgood timing(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル)、
ドキドキしていたのですが、さすがに「リンリンが亡くなりました」という報道はなかったですね。安堵。

お礼日時:2008/05/18 09:16

20代後半、♂です。



私が引っかかるのは男性が20代半ばで「お母さん」を使っていることです。
普通男性って、10台半ばから20歳になるくらいの間に「お父さん・お母さん」から「親父・お袋」や「おとん・おかん」と呼び方を変えるもんじゃないでしょうか。

相手との関係や状況にもよりますが、「お袋が死んだときに思ったんですけど」はある程度許容範囲です。もちろん「母が亡くなったときに思ったんですが」の方がベターです。

どちらが素直に…。う~ん、言い回しが違うだけで伝えようとしていることは同じなんですよね。特に差は感じません。
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この回答へのお礼

お答え、ありがとうございます! お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

彼はふだんは「おとん、おかん」と言ってましたね。特に女子相手には。関東圏出身なんですけど……_| ̄|○。
あのとき「お母さん」という言葉を選んだのは、僕が今思うにですが、
一応、上司に対する会話と言うことで“丁寧語”のつもりだったんじゃないだろうか、と。
“尊敬語”と“謙譲語”と“丁寧語”がハイブリッドに交錯した、21世紀版の敬語を駆使するタイプなのです。
ex)「食事を別室に用意してありますので、どうぞいただいてください」

まぁ、私もそんなにちゃんとした敬語を使えているかと自問すると、不安ではあるのですが(ものすごく)。

お礼日時:2008/05/18 08:46

45歳。

オヤジです。
両親が亡くなった際友人達には口頭でおやじ、おふくろと告げましたが、同じ相手でもメール等の文章にする際は父、母と表現してました。
其れ以外の人達(年上、年下関係無く)には後者を使ってました。

今朝この話題で高3の娘と話したら、「寧ろお父さん、お母さんを使う方が恥ずかしい」との事。

余談ですが、4年前私の母親が亡くなった時、当時58歳の上司に「母が昨夜急逝しまして」と電話で欠勤の旨を伝えたところ、暫く間があって「お母さんが如何されたんですか?」との言。
良く聞き取れなかったとのだと思い「母が昨夜亡くなりまして」と言い直しましたら、「急逝?。お母さんが亡くなったのですか。其れは大変です。それで君のお母さんですか?、奥さんのお母さんですか?」

年齢、性別に関係無く、個人の資質の因るものと思われます。
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この回答へのお礼

お答え、ありがとうございます! お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

貴重な体験談をご披露くださり、とても参考になりました。
「気の置けない友人」に「口語」で伝えるときには「おやじ、おふくろ」、
ただし同じ相手でも文章でなら「父、母」と表現なすったとのこと。
相手により伝達の方法により選ぶ言葉(特に、人称表現)が変わってくるのは、
僕は日本語の持つ美質の一つだと思っています。めんどくさいのは確かですけど(笑)。

しかしさすがにこの場合のどのシーンでも「お父さん、お母さん」の出番はないですよね? 
娘さんのお言葉には百万人力の味方を得た思いでした。
どうぞよろしくお伝えください。ここにひとりのおじさんが勇気づけられてますっ!!

お礼日時:2008/05/18 08:29

40代男です。



申し訳ありませんがどちらも支持できません。
「お母さんが死んだとき」
自分の母親を「お母さん」これは論外。

「母が亡くなったとき」
これにも違和感があります。

「母を亡くしたとき」
このほうがいいですね。

重箱の隅つつくようで恐縮ですが・・・・
「俺的には」→「私としては」
「すごい違和感のある」→「すごく違和感のある」

最近よく聞きますが、違和感のある表現です。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます! お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

「言葉とがめは穴二つ」と古来から言われておりますように(←ウソです、すみません)、
他人の表現に違和感を唱えつつ、自分から人さまに違和感を与えてしまっていたのですね……お恥ずかしい。
重くなりそうなテーマだったので、ところどころ口語表現を交えて軽くしてみたつもりだったのですが――
以上、単なる言い訳です。お許しください。


私個人としては、「亡くす」のほうがより死者への哀惜の念が強く、
「亡くなる」は死を自然の摂理(それを“神”と呼んでもよいかも)にゆだねた諦念が底流にあるように感じます。
どちらを選ぶかは、好みというか死生観の違いではないかと思っておりますが、
ただほとんど過去形で使われる言葉ですから、過去活用に撥音が入る「亡くなる」は
少し浮ついた語感になるのは確かかもしれません。

いろいろと考える機会になりました。貴重なご意見、ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2008/05/18 07:55

高校で「お母さん」と言うと、即、先生に「母!」といわれてました。


今では友達にも「母・父」と言っています。
友人同士の間では「お母さん」と呼んでいる人もいますが、皆、社会では「母」と呼んでいますよ。

面接の時など「父・母」と呼ばないと落とされる。と聞いています。
「お母さんが死んだ」は常識はずれだと思います。

最近、「全然いい」という言葉に 全然のあとは否定形だろう??と、すごい違和感のある25歳の女でした。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます!!

個人的な感想ですが。素晴らしい先生にご指導なすっていただいてたんですね。うらやましいです。

仲のいい友人同士や親族内という場でなら、「お母さんが死んだ」はぜんぜんいいと思うんです。
ただ、それを身内以外に伝えるときには、より一般化させるための表現を選択してくべきか、と。

ex)「ぜんぜん→ない」みたいな、否定形が必ずくるという用法も明治期には少々違ってたりするんですよね。
漱石も啄木も龍之介も、“全然”のあとに肯定表現をつなげている用法がよく見られます。
ことほどさように、日本語の用法はゆれが多いのです。ただ個人の美観だけが拠って立つ論拠点なんですが、
やはし不惑を前にすると、自分の日本語の【絶対語感】みたいなものを頼りに
いわゆる一言居士っつーのをやってみたいですね。とりあえず「他者」に伝えるには、
身内は敬称略で。これは死守したいものです(力みすぎですかねぇ、オレ)。

あと、最近の二流テレビグルメレポーターが多発する「次のお店は、○○で有名なレストラン、○○○○さんです」の
飲食店名に「さん」をつける悪習もなんとかしましょう、話は急に変わるが。
お店に「さん」をつけるなんざ、その飲食業界のインサイダーだけが言ってりゃいい符牒みたいなもんです。
そもそも、ほんとにすごい有名店に「さん」をつけますかね? 「次は、新宿伊勢丹さんです」なんて聞いたことないんだが……。

大きく話題がそれてしまいました。すんません!!!! 

お礼日時:2008/05/15 04:35

25歳男です。


まだ両親ともに健在ですが「(母、父)が亡くなった」と言いいますね。
母にはお母さんといいますが人と話すときは母と言っています。

【お母さんが死んだとき】
この表現を使われると頭の悪い印象を受けますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます! そうなんですよ!!!

>【お母さんが死んだとき】
>この表現を使われると頭の悪い印象を受けますね。

私も、ほんとに↑は同感です。死は共鳴します。個人的にものすごく苦しく悲しい出来事であることはよく分かりますが、
共鳴するものである以上、どんな死であれそれは社会化され一般化されてしまうのです。
その哀しみや喪失感を和らげるためにこそ、定型化された死の表現が必要とされてきたんではないか、と。

あと、死者に対する畏れと敬いの念がなんとなく感じられないような気がします。考え過ぎかも、ですが。

お礼日時:2008/05/15 06:41

こんばんは。



端的に言えば「母」が正しいのはいうまでもございません。
しかし、「おかあさん」というのは独特の存在です。私も今母の具合があまりよくないので、父が死んだ時よりも、胸が苦しい思いでございます。
今朝も「おかあさまーーー」と叫んで飛び起きました。何だか「お母さんが死んだとき」という若者の気持ちもわからなくはございません。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます!! そうなんですよ!! 親族(特にご両親)が亡くなるということは、
冷静ではいられない、なんというか……ほんとうに「胸が苦しい」経験ですよね。

私も「お母さんが……」と言ってしまう若者の気持ちも分からんでもないんですが、
それでもやっぱり会社組織での報告とか、そんなある種“official”な場ではやめたほうがよいのでは、と思います。

「ご愁傷さまです」「お力落としのないように」などなど定型句・紋切り型の言葉を、最初は薄っぺらいものと
反発心まで覚えていましたが、こんなクリシェにはクリシェなりに効用があることに気づいたし。

お礼日時:2008/05/15 04:01

30後半男です。



前者のような表現には私も誤りに近い感覚を持っているため、結果として感情表現の足を引っ張ることになります。

そのため、後者のほうが自分にとっては自然な表現です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!! 実は私も、前者の「お母さんが死んじゃって」という言語感覚に
すっっごい違和感を覚えてるんです。そもそも身内に敬称をつけて恬淡としてるって、
対社会という一面がすっぽり抜けてる気がして、正直「お子ちゃまねぇ」っつー気がします。

しかし、こんなオレの感じ方って、実際、「もう古いのかなぁ」とつい弱気になってたとこなんです。
「日本語表記は揺れるもの、揺れるから発展もある」という思いや覚悟もそれなりにあるですが、やはし、
【ここはダメでしょ】という最後の一線は守っていきたいかなぁ、と悲愴な覚悟もしたりして(笑)。

自分の会社の人間を取引先(=他社)に紹介するときは敬称抜きでっていう日本的オフィスマナーは、
しっかり身についてるのに、家族・親族を敬称抜きで呼ぶことのほうが違和感あるみたいなんすよね、
今の若いコって(←しかし、この括り方も大雑把ですよね。だから皆さんからのナマの声が聴きたい!!!)

お礼日時:2008/05/15 03:45

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