プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 子供が部活動で腑に落ちないようです。コーチのことなんですが、「自分で考えて行動しろ、分からなければ教えてもらいに来い。指示を待つな。」という主義のようです。それそのものには非常に賛成ですし、私自身もそういう指導を受けてきたので異論はありません。子供もわかっているようです。
 ただ、これも状況次第ではないかと思うのです。去年のことなのですが、それまで一切スポーツをしたことのない子が少し時期遅れで入部してきたそうです。が、その子にも同じ調子。基本的なメニュー+各自の自主練習というのが大体のパターンらしいのですが、結局そのコーチは子供から聞かれない限り、見ているだけということが多いとのことです。そうすると、その超初心者の子はいつまでも上達しないままで、この4月の経験者にあっという間に追い抜かれてしまいました。そもそもの練習メニューがきついので、私の子供も助け船を出せるほど余裕がないですし、とりあえずその子は形だけの練習になり、何がよくてだめなのか分からないようです。で、コーチに自ら指導も仰いでいるようですが、一度自分で考えなさすぎとかなり叱責されたようで、今ではほとんど質問にすらいけないようです。初心者だから質問が多くても当たり前では?
 大学の勉強だったり、同じ子供でも強豪校のトップレベルの部活ならまだしも、ベーシックな部活動において、そんなものを求めるなんて、現状が理解できていないだけじゃないのか、と思ってしまうのです。それこそ指示待ちをしない人間を作るために、基礎固めである子ども時代での部活動では少しづつ指示を与えながら、自分で考えさせる余白も作って指導するというのがベターではないかと思うのですが、皆さんはどう思われますか。

A 回答 (3件)

今の20歳台の人たちの状況です。



これまで学校で受けてきた指導が親切すぎて、民主的過ぎて、伸び伸びとひとりひとりが力を出せる状況がいつも用意されていた。困った時はすぐ教えてくれた。
なのに社会に出てみたら、指導の冷たさにショックを受け、すぐ転職。新入社員なのに何も教えてもらえない。質問しても教えてもらえないのにミスをすると叱責される。自分が能力を伸ばせるような指導をしてもらえないことに腹を立てては転職。何処へ行っても、学校で丁寧に教えられたように、また自分で考えて成果をあげれば褒められる場面が、社会にも存在すると考え、転職を繰り返す。

これが最近の20代の状況です。

今の10代の十年後、同じような状況にある可能性は高いわけです。

学校の部活動、というひとつの経験に、いろんな価値が含まれている。
競技の上達はそもそも目的ではない、ということでしょう。

回り道、無駄な時間、無駄な努力を何ヶ月も何年も積んで、卒業後も心から悔やむ。この指導者を都合よく操って、合理的に自分の上達につなげるにはどうすればよかったのか。長年に渡り切実感をもって真剣に考える為の、最初のキッカケを得ることが、部活の目的だ。

そんな考え方もできます。

もちろん、社会に出ていない子どもにそんな切迫感は生まれないから、多くは萎縮してしまい上達できないか、辞めてしまうだけ。
子どもが考えるのは部活をやっている今ではなく、卒業後、何年もたって、何十年もたってから、同様の場面に出会った時だと思います。
長い目でみて、その子が将来、この理不尽な経験をどう判断して活かすか、が重要なのだと思います。
将来こんな鬼のような上司や先輩がついたら、辞めずにどうつきあうか、という学び。

そのスポーツ競技に対する熱意、モチベーションが強ければ、
どうにかその先生との付き合い方を早くから模索するでしょう。
それはすごい処世術を得たことになります。
本気でその競技が好きだから、怒鳴られてもなじられても聞きに行った、という経験が大きな利点でしょうね。

そのスポーツ自体に愛着がなければ、あまりよい経験にならないかもしれませんね。
そこに在籍する強い動機が存在してはじめて、本人の中に葛藤は生まれます。
先生がもう少し援助的に指導できれば、そのスポーツがより好きになるという利点が生じるでしょうが…もし子ども側がちょっとやってみたい的な軽い動機なら、その指導者の下では、意欲を高めてもらえるはずはありません。
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この回答へのお礼

おっしゃることはよーく分かります。私自身もそうですし、子ども自身も自分で人並み程度はできるおかげで、ちょうどいい具合に部活にうちこめているようです。
ただ、疑問を感じていたのは、あまりにもそのコーチが受け身の指導すぎるということです。「将来こんな鬼のような上司や先輩がついたら、辞めずにどうつきあうか、という学び。」なのでしょうが、その土台も出来ていない状態で、学びもできないでしょう。
 あと、もうひとつ言えばそのコーチの指導者としての訓練と言いますか、経験が皆無なのではと思います。どのような子供に、どのように指導すればよく伸びるのか、というところはコーチの腕だと思いますが、コーチ自身が受け身ではいざ質問に行った時に的確な答えが出せるのかなと思いました。
 あまりにその「将来の人づきあいの練習」という大義にかまけて自分の努力を忘れているコーチのようで、ちょっと納得できませんでした。

お礼日時:2008/05/31 19:52

理想を言えば、それぞれの子どもの性格・技能に応じて指導を変えるべきです。


その中には、初心者に対する多めの指示ということも含まれるでしょう。

ただ、学校の部活動は、教員や外部コーチのボランティアで成り立っている面が多々あります。
なかなか理想通りにはならないので、指導者を責めるのも無理があるように思います。

コーチが顧問なら直接、外部指導者なら顧問を通じて、該当の保護者から、「質問に行くのが怖いようなので、少し助け船を出していただけないでしょうか」と低姿勢で申し入れると良いでしょう。
クレーマーと思われると逆効果ですが、昔に比べれば、指導の信念に多少反することでも、保護者の意見には極力対応しようとする教員が増えていると思います。

そして、そのようなアドバイスを聞いても、当事者が「そこまでしなくても」という認識なら、それもまた、やむを得ないのではないでしょうか。
お子さんが直接関わる問題で、同じ原因をお感じになったら、そのときに、具体的にお話になるのが良いと思います。
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この回答へのお礼

私自身の子供でないということと、クレーマー扱いされることが気がかりで直接意見を言いにくいのです。余計な御世話と思われるのもいやでしたから、余計に特にこちらから行動は起こしていません。とはいえ、無関心でもいられず、ここで質問させていただきました。
 とりあえず、今は静観している状態ですね。なにかあったときに、おっしゃるような極力協力してくれる指導者であることを祈っています。

お礼日時:2008/06/02 22:48

学校の部活レベルの場合、指導者の質が悪いケースも少なくないと思います。


そのコーチの質が悪いかどうかは分かりませんが、たかが普通の部活程度でそこまで不快な思いに耐えながら続ける意味は無いと思います。

学校の教師やコーチに対し、ただ先生だから、コーチだからというだけで、その人間性や程度を見極めずに盲目的に従うということに激しく疑問を抱きます。

そのコーチの下で続ける意味があるかどうか、自身で見極めれば良いと思います。当然、退部しても構わないと思います。
様子を知っている部の仲間達ならば、辞めることを責めたりはしないのでは?


ご参考まで。
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この回答へのお礼

うーん、No.1とNo.2の方の御回答が妙に両極端で、面白いと言ってはいけないのでしょうが、深く考えさせられました。

「学校の教師やコーチに対し、ただ先生だから、コーチだからというだけで、・・・」
ただ先生、コーチだからと言って盲目的に従わないようで、激しく疑問を持ちますね。よほど恵まれた人材に会わなかったのでしょうか。

とりあえず子供には余裕がある時に、なんかアドバイスでもと言っているところですが、もう少し静観してみます。

お礼日時:2008/05/31 19:43

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