dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

 私は日本語を勉強している中国人です。

 「水色は壁のようにペタッとして単調な色ですが、空色は遠くにあるような印象の、かすかに哀調を含んだ色です。」

 上記の文の中の「ペタッと」という擬態語の意味についてお聞きします。辞書を引きましたが、見つかりませんでした。「ペタッと」とはどういう感じなのか、教えていただけないでしょうか。

 また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それも教えていただければ大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

こんにちは。

6/25のご質問ではお返事を有難うございました。

ご質問1:
<「ペタッと」とはどういう感じなのか、教えていただけないでしょうか。>

1.「ペタッ」は「ぺタリ」の促音便です。

2.意味は
「軽く押し付けるさま」
「そのように貼るさま」
「尻をつけて平たくすわるさま」
を表します。

3.「ペタッ」の方が「ぺタリ」に比べ、動作の「瞬間性」があります。つまり、素早い動作を感じさせます。
例:
「壁にチラシをペタッと貼る」
「壁にチラシをぺタリと貼る」

下の方が丁寧にゆっくり貼っているニュアンスがあります。


ご質問2:
<「水色は壁のようにペタッとして~かすかに哀調を含んだ色です。」>

この表現は不自然です。理由は以下の通りです。

1.「水色は~ペタッとして」:

色が何かに「塗られる」ことはあっても、「貼られる」ことはありませんから、この擬態語は意味をなしません。

2.「壁のようにペタッとして」:

壁はペタッとしていません。

壁が平らなことを強調するのであれば、
「壁のように『のっぺら』として」
となります。

3.また、水色が「無味乾燥」であることを表現したいのであれば、
「水色は透明な水晶玉のように空虚で」
などとする方が雰囲気が出るかもしれません。

4.「空色は遠くにあるような印象の」:

空のように「遠くに広がる」といった空間的な距離感を出すのであれば
「空色は、遠く彼方に広がるような錯覚を与え」
といった表現などがいいかと思います。

5.「かすかに哀調を含んだ色です。」:

ここでの「哀調」はやや違和感があります。ここは「哀愁」にしてみては如何でしょう。
例:
「かすかに哀愁を帯びた色です」
「かすかに哀愁を感じさせる色です」

以上ご参考までに。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 こんにちは。早速のご回答ありがとうございます。「ペタッ」と「ぺタリ」の違いを教えていただき大変助かりました。このような違いもあるのは知りませんでした。ご意見は大変参考になりました。わかるようになりました。いろいろご親切に教えていただき誠にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/28 12:58

「ペタッとした感じ」「ベタッとした感じ」



この表現は、例えば「板にペンキを塗りつけた」ような感じのことで、
表面的で、奥行き、深みの無い状態を言い表しています。

したがって例文の意味するところは、
⇒「水色は、壁にペンキを塗ったような単調さを感じるが、空色の方は、奥行き、透明感を感じる」ということを表現しているのだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/29 18:17

辞書に「ぺたり」は載っていませんか? それと同じです。



さて、他のご回答にもあるように、一般的に「色がペタッとしている」とは言いません。ちょっと詩のような表現ですね。しかも「水色」と「空色」の絵の具が置いてあった場合、素人には、その区別が付きにくいと思います。だから、読み手は必ず考え込んでしまうでしょうね。

私の推測は、こうです。この人は「空色は遠くにあるような印象」だと言っていますよね。つまり「空色」には「空」のように広がりがあり、「空気」のように、触れることのできない奥行きがあるということなのでしょう。それに対して、「水色」は「水」のように触れることができる感じがして、「水面」に平たい板を置いたときのように「ペタッと」音がしそうな、平面的な感じがすると言いたいのでしょう。よく「マットな色」なんていう表現を使いますが、水色はマットな色なんでしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。わかりやすいと思います。ご意見は大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/28 12:34

それは「ペタ」ではなく「ベタ」だと思います。


例えば小さな子供が絵を描く時、大抵は空の部分を全面青色単色のクレヨンで塗り潰します。それは実際の空のよな濃淡の変化(グラデーション)がまったくなくて、見た目が “ベタっ”とした印象になります。そういうのを「べた塗り」と言います ( ^^

べたぬり - goo辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%D9 …

ちなみに、漫画の原稿に黒塗りをする作業のこともベタ塗りと言います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。「ぺたっと」は「大辞泉」に載っています。「べたぬり」という表現も参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/28 12:24

「ペタッと」というのは、「薄いものが張り付いた」ニュアンスです。



以下のURLを参考にしてみてください。

 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=%A4%DA% …

厚み、存在感が乏しいニュアンスがあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。あっ、「大辞泉」に載っているのですね。このオンライン辞書を「お気に入り」に追加させていただきます。「厚み、存在感が乏しいニュアンス」は大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/28 12:19

>「水色は壁のようにペタッとして



多分、ですが、この文章では
「扁平で抑揚がない、凹凸がない」ような意味ではないかと思います。

「貼り付く様子」を表すだけでなく、「貼りついた状態」を表す意味でも
使われてるように思います。

「シールがぺたぺた貼ってある」
「髪の毛にボリュームがなくてぺたっとしている」
など。

やみくもに「ぺたっと」で検索してみると、正しい日本語かどうかはさておいて
そんな感じの使われ方にヒットします。

google検索 ぺたっとした
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%81%BA …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。「扁平で抑揚がない、凹凸がない」という感覚は大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/28 12:10

普通には使わない書き方かもしれません。



『ペンキを塗ったような、わざとらしい感じ』だったら様子がわかりますか?

普通は【例】
・髪の毛が濡れて顔に貼り付いている
・ガムやシールなどが貼りつく、粘る感じ

この回答への補足

「ペンキを塗ったような、わざとらしい感じ」ですか。壁にペンキを塗るのはあたりまえのことのではと思います。おっしゃる感じはなかなかつかめませんでした。「濃い化粧の女性」のような感じでしょうか。でも、それだと後ろの「単調」とまた矛盾しているような気がします。

補足日時:2008/06/28 11:56
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。例文はわかりましたが、文中での意味はまだ理解できません。参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/06/28 12:05

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!