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タイトルの通りですが、この表現ってどうなんでしょう。
おそらく「的を射た」と「当を得ない」の混同ではないかと考えていますが、どう思われますか。

A 回答 (7件)

はじめまして。



ご質問1:
<「的を得ない」は間違い?>

はい、間違いです。

1.この場合の「的」は「対象」「ねらい」の意味になります。

2.ただ、元々は「弓矢を命中させる標的」からきていますから、この語を使う場合は
「的を射る」
が正しい表現になります。


ご質問2:
<おそらく「的を射た」と「当を得ない」の混同ではないかと考えていますが>

ご想像の通りです。

1.「得る」を使うのであれば、
「当を得る」「要を得る」
などとなります。

2.なお、「当を得ない」は他にも「当を失する」という言い方もあります。

3.これらの正しい使い方をまとめると
「的を射た発言」
「当を得た発言」
「当を失した発言」
「要を得た発言」
などとなります。

以上ご参考までに。
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> タイトルの通りですが、この表現ってどうなんでしょう。



辞書等は既にお調べになっていることと思いますので、その点については敢えてお答えするまでもないと思います。
恐らくご質問の趣旨は、「誤用が目立つ現状をどう考えるか」ということだと思いますが、下記世論調査の結果「的を得る」を使う人の割合が5割を越すことが判明した現時点においても、この慣用句の意味が変更される可能性はまったくなさそうですから、取敢えず安心してください ( ^^

【参考】
平成15年度「国語に関する世論調査」の結果について(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/1kokugo/15_yoron.html
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この回答へのお礼

一括でのお礼となったこと、お礼が遅れたことをますお詫びいたします。
個人的には、文化が時代を通して変化する以上言葉も流動的に変化するものなので、ある程度の変遷は許容されうるものだと考えています。
死語があれば新語もあり、意味や用法も移り変わっていくものでしょう。今回ご質問させていただいた「的を得ない」も然りということですね。
ただ正しい言葉遣いを尊重することも大切ではあるので、言葉の変化を無批判に看過せず吟味する姿勢も持ち続けたいものです。
たくさんのご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/25 07:24

混同という意見が以前は多かったようですが、最近では、「的を射る」の慣用句は、そもそも的を射得る行為からできたものなので、的を得ても良いというのが見解もあるようです。

慣用句ですから、多くの人が、使うようになれば、本来のものに置き換わってしまうこともあるのです。

直接関係はありませんが、確か昨日くらいのニュースで、国語審議会が実施した日本語アンケートの話が載ってましたが、「足をすくわれる」を「足元をすくわれる」と誤用する人が、全体の70%という結果がでてましたね。
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こんばんは。



まったくおっしゃるとおりです。

以下は、NHKの「ことばおじさん」のコーナーです。
その他の言葉も含め、勉強になりますよ。
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2007/01/012 …
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2003/03/031 …

不正解者のほうが多いです。(笑)
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/09/091 …

ホームページ
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/index.html

番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/ogenki/
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的外れが正解ですね。

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現在では許容されています。


語源的にはそのとおりです。
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