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英単語"Plant"が、「植物」と「工場(プラント)」の二つの意味を併せ持つのにはどういった経緯があるのでしょうか。
ラテン語の「Planta」が語源であるところまでは行き着いたのですが、そこから意味をさかのぼることができません。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

工場の制御装置をメンテナンスする会社員です。


プラントはその意味の通り植物(鉢植え)を意味します。
工場などの装置は骨組みを作り、そこにタンクや配管・その他の様々な部品を取り付けていき、一つの大きな装置にします。
その組み立てた形が鉢植えの植物のようになることからプラントと言われるようになりました。
このような構造は石油化学工場によく見られます。
そのような構造で無い場合も装置全体をプラントと呼ぶようになっています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
言葉が持つ意味からではなく、工場が構造を植物に見立ててつけられた名前なのですね。
工業の分野では常識なのでしょうか。そういったことが記載された教科書などの文献があれば、教えていただければ幸いです。

お礼日時:2008/09/09 01:31

A No.1です。


>工業の分野では常識なのでしょうか。そういったことが記載された教科書などの文献があれば、教えていただければ幸いです

ちょっと探してみましたがインターネットでは文献はみつかりません。
私も25年程度前に現職の基礎教育で教えてもらった他に記憶がありません。
一般的にプラントというのは工場全体を意味するのではなく、
http://d.hatena.ne.jp/wami/comment?date=20060512
ここにある写真のような装置をいいます。
石油精製プラント・発電プラント・鉄鋼プラント・ガス製造プラントなどです。
写真からみる感想としてどうでしょうか?
動物のように大きく動き回るのではなく、その場に置かれている、または立っているというふうに感じませんか?
幹があり枝葉があり、ツルがあったり枝を支える添え木があったり。
そんな風に見ると「プラント」といわれるのももっともらしいなぁと思います。

これとは別に自動車組み立て工場や印刷工場・チョコレート工場などの生産ラインを主とする工場の多くはプラントと呼ばず、ファクトリーといわれます。

図書館にでも行けばなにか見つかるかも知れません。
私も関心があります。
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オイルを管で地中から吸い上げたり、化学プラントにおいて多彩な管がはりめぐされたりその中を液体が走る姿は、まさに植物のつるや、その中を水分がすいあげられる様に似ているじゃないですか笑



こういうのは、いかに自分を納得させるかか、あるいはこの語がどこで使われたのが最初かを見つけることだと思います。
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確かにラテン語の plantare「種まきのために地をならす」planta「芽、差し穂」にさかのぼりますが、これ以上はさかのぼれないのです。



planta / plantare はかなり古い時代に主に「若木」という意味で英語に入りましたが、「植物、植える」という意味は中英語期のフランス語からの影響です。

しかしフランス語には「設備、工場」の意味はなく、この用法は18世紀末に英語で独自に発達したものです。

これは動詞を比喩的に使ったことが始まりとされています。

plant a new industry「新しい産業を植え付ける→備える」
(http://www.etymonline.com/index.php?search=plant …
「英語源小辞典」(研究社)

ここから「備え付ける」→「備え付けられたもの/工場」のように意味が広がっていったものと考えられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
No.1の方がかかれているように、やはり元の言葉には植物の意味しかなく
後になって「工場を植物に見立てて」意味が付与されたのですね。
てっきり、生成するとか合成するとか、
言葉にそういったニュアンスが含まれているのではないかと勘違いしていました。
サイト、参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/09 01:34

こんばんは。



工場を意味する「plant」は、「manufacturing plant」の略です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Plant_(disambiguati …

ですから、
plant そのものの語源ではなく、
"manufacturing plant" の語源を調べるのがよいと思います。

とりあえず。


(おそらくは、工場をその場所に「植える」ということだと推測します。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
純粋に「工場」という意味ということではなく、何故「工場」的なニュアンスを持つようになったのかが疑問だったのですが、
manufacturing plantという言葉を見るに、やはり工場を巨大な植物に見立てて、というところから意味が付与されていったようですね。

お礼日時:2008/09/09 01:38

plantはイコール「工場」ではありません。


日本語の工場にあたるものは、素直に英訳をさがすならfactoryが一般的だと思います。

plantは、機械類や精製設備が備わっているイメージがあります(オイルプラント、ケミカルプラントなど)。
ルーツはわかりませんが、ただplantは機械や設備がそこに並んでいたり、地面を掘っているイメージが浮かびます(なぜといわれるとわからないのですが、今までの英語を使ってきた経験からです)。

そこから地面に植わる、植物のplantと通じるものがあると思います。
実際オイルプラントの設備は、掘削機や精製機の一部が地面に埋まっています。化学プラントも、無数のチューブがその敷地をはっており、製造のための工場のイメージとは異なり、なにかビニールハウスのような、ある目的のために人的につくられた環境のように見えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
工場という意味の言葉ではなく、Plantという単語が工場的なニュアンスを持つようになった経緯を知りたかったのですが、
やはり構造上の見立てから、新たに意味が付与されたようですね。

新たな疑問として、
「プラントを建設する過程を”植物を植える”と考えた」のか、
「できあがったプラントが植物のような構造だと考えた」のか、
このへんが気になり始めてしまいましたが・・・。
(自分としては、できあがったプラントは植物的というより動物的な構造に見えるので)

お礼日時:2008/09/09 01:45

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