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大昔、人間は猿だったんですよね。
猿が進化して人間になったんですよね。
じゃあ、何故今でも猿が存在してるんですか?
何故全部のサルが人間にならなかったんですか?

A 回答 (6件)

 えー、まず基本的なところに誤解があります。


 さまざまなサルたちと人類は共通の祖先を持ち、その種が分化し現生人類(つまりはわたしたちですね)や他のサルに進化した訳です。
 で、進化に関する誤解の最たるものの一つが、『元の種よりすっげーものになる』という家電のモデルチェンジ的なものを想像してしまうのですが、進化とは種の環境に対する適応、と理解した方が進化の実際により近いと思われます。
 たとえば、進化の一つの流れとして魚類→両棲類→爬虫類というものがありますが、仮に地球が海ばかりだったとすれば肺や脚ができるという変異はその個体を利することはなく、種としてはその遺伝子の変異はなかったことになってしまう(つまりは絶滅する)のです。
 ですから、#1さんへの補足でなぜ総ての犬が狼にならなかったのかという問に対して答えるならば、イヌや狼やジャッカルやハイエナの先祖となった種に生じた変異が、ある群れにおいては森林で大型の獲物を狩ることが生存に有利に働き、また別の群れでは草原でジリスなどを狩ることが生存に有利に働き、また別の群れでは人類にくっついて暮らすことが生存に有利に働き、それらの環境がここ数十万年つづいてきたため、結果としてそうした遺伝的特徴がひき継がれてきたということです。
 環境あっての進化なんです。
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猿は世界中に生息しています。


人間の祖先はその世界中に住んでいる猿がそれぞれ人間へ進化したのではなく
約600万年前、アフリカに生息していた一部が人間へ進化し、
それが世界へと広がっていった。

地球上の猿がアフリカの限られた地域にしか生息していなかったら
全て人間になっていたかもしれませんね。
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チンパンジーサンクチュアリ


http://chimp-sanctuary.org/chimp/chimp.htm

つまり、たとえていうならヒトとチンパンジーは「いとこ」(約600万年前に枝分かれ)、ヒトとゴリラは「はとこ」のようなものです。sonhorieさんの「いとこ」や「はとこ」は現在の生物であり、sonhorieさんの祖先ではありません。
ヒトは「木から降りたサル」と言われることがあります。すべてのサルが木から降りる必然性はありません。樹上は樹上でけっこうな棲みかだし、木の美など食べ物は豊富で、第一安全です。しかし生物には多様性があって、何を血迷ったか危険がいっぱいの地べたで生きるサルが現れました。しかも、あろうことか成功しやがって、その成れの果てが私たちというわけです。
チンパンジーたちはチンパンジーたちで、それぞれ独自の進化を遂げて樹上などで成功を収めました。だからこそ、今もそれぞれの縄張りで栄えているのです(ヒトが自然破壊しない限り)。
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人と猿の共通の祖先から、それぞれの生息環境に適応した形態に進化した。



元々、現在目にするそのままの猿がいて、そこから進化したと考えるので分りにくい。
共通の祖先と言える生物がいて、そこから森林での生息に適応した生物と平地(草地)等での生息に適応した生物に進化
その結果が、今の猿(と言っても様々な種が存在するが)と今のヒトになったと考える。

犬と狼でも、共通の祖先から枝分かれしたと考えれば分りやすい。
枝分かれした時期が古ければ種の類似性は少ないし、ごく最近別れた犬と狼の様な場合には非常に似ている。
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種として滅亡するほど弱いものではなかったから・・・


大雑把に言うと、住み分けが出来ているからではないでしょうか?
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大昔、犬は狼だったんですよね。


狼が進化して犬になったんですよね。
じゃあ、何故今でも狼が存在しているんですか?
何故全部の狼が犬にならなかったんですか?

と置き換えるとわかりませんか?
種族としてそれぞれの道に枝分かれしたんです。

この回答への補足

ありがとうございます。
でも、分かりません。
何故全部の狼が犬にならなかったんですか?

補足日時:2008/10/07 13:31
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