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国産車は外車に比べて、馬力や排気量が同価格帯で比べた場合、大体上回っており、スペックでは確実にいいものであると思うのですが、どうして外車のほうが走りがいいなど、言われているのでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

「外車」=「欧州車」と認識してみますと、


ヨーロッパでは、地域に拠りますが、有名な「アウトバーン」に留まらず、かなり高速度で走行する地域があります。
また石畳の道も多く、要は悪路が多いのに走行速度が速い地域や、飛ばす人が居て、それに合わせた車造りが必要となります。
そのため、ガッシリとした作りが必要となっています。

 日本車でのヨーロッパ輸出仕様の物はボディー補強がされていたり、ショックなど足回りが強化されていたりします。

 平均的な走行距離は日本では年1万キロくらいと言われていますが、地域にもよりますが、ヨーロッパでは年2万キロくらい乗るようで、長距離を疲れないよう、また退屈しないように、内装の豪華さよりも走行性能(速いという訳ではありません)が重要視されます。

「馬力や排気量」のカタログスペックは、「最高出力」を表しているものであって、実用性能を表しているものではありません。
なお、ヨーロッパではガソリン車よりもディーゼル車の方が多いです。

カタログには、「走りの良さ」に関する「スペック」は殆ど載っていません。
「ボディー剛性のスペック」「サスペンション取り付け剛性のスペック」「ショックアブソーバーのスペック」「シートの出来のスペック」
「ハンドルの遊びのスペック」「ハンドルキックバックのスペック」「ブレーキの踏力に応じた性動力の数値スペック」「サスペンションのジオメトリー変化のスペック」「重量配分のスペック」
などなど、色々な要因があり、表記はおろか計測できないスペックで「確実にいいもの」と言える訳ではありません。

「日本国内専用設計車」は、スペックのごく一部でしかない「カタログスペック」を良くし、内装を豪華にして、それ以外のスペックを控えめにする事により、リーズナブルな価格設定にすれば、売れる♪とい事もあるかと思います。

なお、「同価格帯」といっても、ヨーロッパで同価格帯となると、
ホンダフィットとベンツAクラスは同価格帯ですし、アテンザとアベンシス、VWパサート、ボルボV60、オペルベクトラ、プジョー407などは同価格帯ですし、アウディA4、BMW3シリーズも僅かに高いだけです。
むしろ、日本車は「高価」なので買えない という話もあるようです。

まあ、今は単純に「外国車の方が走りが良い」とは言えないですけど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
カタログスペックに現れない性能について大変よくわかりました。
納得のいく解説で勉強になりました。

お礼日時:2008/11/08 14:21

他の方のおっしゃっている通りだと思います。


やはり、「走る・曲がる・止まる」のバランスじゃないでしょうか。

おすすめの雑誌は、「AUTOCAR」です。
国産車、外車、大衆車、高級車関わらず色々載っています。車のことがあまり解らなくても楽しめると思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
AUTOCARという雑誌もチェックしてみることにします。

お礼日時:2008/11/10 00:38

追記です。



≪加速などの数値がカタログなのでわかればいいんですけど、なぜないんでしょかね?≫
日本のカタログには基本的にはありませんが、特にヨーロッパでは加速性能が表記される事が一般的のようです。

日本でも欲しい所ですが、「全開加速」が速ければ、走りの良い車という訳では無いので・・・・。

なお、日本のカタログ燃費である10.15モード計測は、実際では有り得ないような運転状況での数値なので、多少参考になる程度です。

英国では確か、「市街地モード」「郊外モード」「高速モード」の3種類の状況での燃費データの表示が義務付けれられていたと思います。

≪外車に乗っている人は何を参考にして選んでいるのか疑問ではあります。≫
やはり雑誌などからの情報や口コミそして試乗などと思いますが、「どういった部品を使っているのか?」「サスペンション形式は?」「高張力鋼板の使用率は?」「サスペンションアームはプレス?スチール鍛造?アルミ鍛造?」「空力特性は?」というような事からも思いを巡らせていると思います。

メーカーのHPを覗くと大体、「ボディー」「サスペンション」「エンジン」など、技術的な事の紹介がされており、コストをかけた設計のものであれば、普通は自慢げに紹介しているものです。
そこにあまり説明などが無ければ、その車は、見えない所にはお金をかけていない=走りは期待出来ない車 の可能性が高いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
日本よりも海外のほうが長距離や速度を出す機会が多いためもあってか、海外の人の方が詳しい情報を求める傾向にあるのかもしれませんね。

お礼日時:2008/11/10 00:37

 馬力・排気量というのはあくまでもエンジンの性能を表す数値の一部にすぎませんから。

同じ馬力であってもトルクの出方によって評価はだいぶ変わるでしょうし、排気量が大きければ走りがよいかというとそうでもありません。

 「走りが良い」と言われるためには一般的に「走る・曲がる・止まる」がきちんとできる必要があります。BMWやメルセデスなどはその辺がきっちりしているのだと私は認識しています。

 例えばBMWのM3とレクサスIS-Fとの比較記事を読んだことがあるのですが、M3は前後の重量配分がしっかりとしていて電子制御デバイスにあまり依存しなくてもコーナーをきちんと曲がることができるが、IS-Fは若干フロントヘビーで電子制御デバイスに依存している感が強い、などと書かれていました。

 以上は一例にすぎないのですが、国産車と外車の違いについては「NAVI」や「ENGINE」などの車雑誌を読んでいただければ参考になるのではないかと思います。
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実は車雑誌は読んだことがないので、一度読んでみます。
雑誌名、参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/11/08 14:38

外車のほうが走りが良いといわれているのは、


おそらくハンドリングや足回りのことが、主に言われているのではないでしょうか?

エンジン性能だけで比較した場合は、間違いなく日本車の方が良いです。
日本のメーカーは、あまりハンドリングや足回りにこだわってるところが少ないので、
ハンドリングや足回りにこだわってる外車(主に欧州車)が、走りが良いというイメージなんだと思います。
マツダはハンドリングや足回りにこだわってるので、走りの良さについて、欧州車と比較しても引けを取りませんよ。
アテンザとBMWを試乗して比較してみてください。負けてないと思います。
日本の他のメーカーだと明らかに欧州車に負けてしまいます。

アメ車は、たいてい大排気量、トルク大のエンジンが載っているので、
走りが良いというよりかは、低速時の加速が良いだけで、決して走りが良いとは言えないです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
国産車といえばトヨタか日産を連想するので、マツダはあまり考えていませんでした。
走りについて評価されている国産メーカーもあるのですね。

お礼日時:2008/11/08 14:30

日本人は平均が好き、中流好みなどと表現されていた時代も有りますが、けしてそんなことは有りません。

有名なCM「隣の車が小さく見えます」や「プラス100ccの余裕」などという表現から見られるように、非常に競争好きでちょっとした数値の大小で優劣を決めたがります。
つまりエンジンで言えば、普通に街中で走行している2~3千回転でのトルク値ではなくピークトルク値を、実際の使用状況での使いやすさを重視した低中回転ではなく、サーキットでしか使い物にならないような(ましてや大排気量の自動変速車なら尚更)極端に高いレブリミットを謳い文句にしたがります。また。それがユーザー側にもウケるのです。それから「世界初!○○構造」なんてのも好きですよね、日本人。

なので、日本車のポテンシャルが高そうに見えるのはスペック上の数値を追いかけた結果、加熱したメーカー側のスペック競争とそれに踊らされたユーザーの両者が生み出した産物だと思います。

ちなみに上記の「無駄な付加価値」はフェラーリや、ランボ、ロールスなど趣味性やステイタス性の高い一部の車両を除きます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
スペック競争はわかるのですが、それは外車にもあるのでは?
逆にカタログでわからないことで判断しているのであれば、外車に乗っている人は何を参考にして選んでいるのか疑問ではあります。

お礼日時:2008/11/08 14:27

「走りがいい」という表現は運転者の主観であり、パイロンスラロームやテクニカルサーキット走行のタイム測定をすれば、良い悪いではなく何秒と数値で優劣が解ります。

「走り」の要素の一つ、「加速」は輸入車の場合1車種で1400~2000ccのグレードがあると排気量の大きいクレード(しかもハイオク仕様)が輸入され、これと比較するのですから輸入車が良くなります。「曲がる」「止まる」という要素では操舵系、サスペンション、車体、等の剛性や遊びといった味付けで差が出ます。これを良くするとハンドルやブレーキの反応が敏感になり、振動や騒音も大きくなります。乗り心地とのバランスを考えると日本で販売される日本車がちょうど良くなっているのです。日本の国情に配慮がない輸入車の良い(主観ですが)所だけ言い、悪い所は小さく評価する評論家とマニアの主観です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
加速などの数値がカタログなのでわかればいいんですけど、なぜないんでしょかね?
まあ人が乗るものなので、どうしても誤差や不公平が生まれてしまうからかもしれませんが、カタログサイトにもそういった数値に表れる走りの部分が書いてあれば比較しやすいですね。
「曲がる」「止まる」という要素の話は大変勉強になりました。

お礼日時:2008/11/07 23:26

あなたはドイツのBMWとベンツと日本のレクサスどれがいいですか?


はいドイツのBMWとベンツですね。
日本人は欧米信仰がまだまだ根強い(特にドイツ車)のとカー○ラフィックやNA○I等の外車マンセイ記事の有名な自動車評論家の先生に日本人が毒されるからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かにブランドとしては、ベンツやBMWの方に魅かれてしまいますね・・・。
そういった欧米信仰がやっぱり原因なんでしょうか。
ただ、あまりにも外車のほうが走りがいいんだという意見が多く感じましたので、実際に差があるのかなと思いまして。

お礼日時:2008/11/07 23:12

 カタログスペックに現れる部分にしか力を入れていない車と、実車の走りを重視している車造りの違いです。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
カタログスペックに現れる部分にしか国産車が力をいれていないという意見はよく聞くのですが、何かそういった経緯などがあるのでしょうか?

お礼日時:2008/11/07 23:09

日本は排気量規制があるので小排気量で高出力のエンジンになっています


これは高速回転でなければ出力が得られません
欧米は排気量規制がないので大排気量低出力なので低速回転で大トルクが得られます
低速での加速性能がいいのです
排気量10リットルで最大出力300馬力の車を運転すれば実感できます
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
理論は非常にわかるのですが、例えば、同価格帯の日産フーガとベンツCLKの総排気量を比べた場合、フーガ4494ccに対し、CLKは1795ccと差が歴然としています。
なので、フーガのエンジンのほうが性能がいいのではないでしょうか?
carviewというサイト見て、単純に数値を比べただけなので、もしかしたら比較の仕方が間違っているかもしれませんが・・・。

お礼日時:2008/11/07 23:05

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