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日本の高度経済成長期を下支えしたものはなんですか?
個人消費?企業の設備投資?公共投資?など
何か根拠となるデータの伸びなども合わせて教えていただけるとありがたいです。
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

アメリカの占領政策が、『軍国主義の徹底解体→日本を共産主義の防波堤にする』と変化して、そのための強力な


経済援助と、朝鮮戦争による特需が回復のきっかけになり、

ついで設備投資が巨額になされて、高度成長への発射台になった。
当時の川崎製鉄が、日銀総裁の反対を押しきって、巨大な高炉を建設して「無謀だ・破綻する」と言われたが、大成功だった。

繊維は、戦前から強かったのですが、鉄鋼・自動車・化学という重工業が、外資の市場・資本への参入にさらされず、国際競争力をつけた。
また戦争中の、軍需産業による技術の蓄積は、見逃せないと思います。
新幹線・電子技術に、軍需に育てられ戦後に飛躍したものがあります。

昭和21年からの、ベビーブーマー世代・団塊の世代が、集団就職によって、多量に農村から都市部に移動し、
昭和30年代の後半には、安価な若年労働力として、
40年からは、衣服・家電・住宅etc.巨大な消費者として、経済を支えた。
公共投資は、都市部の下水道・道路・港湾の整備etc.たしかに効果がありましたが、大きな比重をしめるのは、高度成長の後期から、と思います。都市と地方の経済格差が、当時は大きくて、
田中角栄の地方への富の分配が、故郷から都会に来た人々に支持されたのだと思います。

高度成長は、教育・モラルの、すばらしい高さを日本人が持っていたから達成できた。
一生懸命に勉強し、まじめにコツコツと、勤勉に働く。。。
1985年のプラザ合意によって、高度成長は終った。もう二度と、日本にあんな時代は無い。と私も思います。
だが、教育・モラルの高さこそ、経済成長のあとも、ずっと日本の財産だと私は思います。
データのない、まるで随筆ですみません。
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この回答へのお礼

easy_all様

ご丁寧な回答、ありがとうございます。
勉強になりました。今後の新興国への投資を考えるにあたり
成長の方向性について考えていきたく
ぶつかった疑問でした。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/12/10 14:28

軍需費(防衛費)の抑制



根拠は、マルクスでもケインズでも誰でもよいですから、経済の本を見てください。軍需が多いと経済が破綻します。
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