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突然すみません。
ドラムでよく最近のロックバンドなどの若干テンポの速い曲などではしょっちゅうあるパターンなのですが、よくフィルインの一つとして、よくサビの前や頭のAメロに入る前などなど、いろいろな部分に用いられているスネアの早いストローク(ダブルロール? ダブルストローク?)がどうしても上手くいきません。ロールも若干あやふやなところがあります(汗)。なので、バンドで練習をしていてメンバーに気づかれなくても自分としてはやりたくてしょうがないのですが、力んでいるのか中々上手くいくそうにもありません。

また、同じようにフィルインの一つとして、スネアからタムまわしてシンバルを叩くといったパターン(ダブルロール? ダブルストローク?)も当然ながら上手くいきません。

どのように練習したらよいか、コツなどなど何でもかまいませんので、ご連絡いただけたら幸いです。

A 回答 (9件)

私はジャズ系ですが、お役に立てればと思います。



1つ打ちが基本なのは当然ですが、実は1つ打の交互打ちのように見える2つ打ち、3つ打ちの奏法があります。
そして、ほとんどの奏法は1つ打ちと2つ打ちの組み合わせに他なりません。
ちなみにスネアー上でのパラディドルのRLRR-LRLLは、右手ワン・ショットと左手ワン・ショットで高速演奏できます。

バウンドを活用したグリップの研究をおすすめします。

スティックのバウンドと連携する指や手首や腕の動き改善しないと、どのようなテクニックも上手く習得できないものです。
ドラムに限らず、スポーツやあらゆる動きは「無用な力を抜くこと」を説いています。
ドラムの場合の「無用な力を抜く」は、フリー・グリップで可能になります。
フリー・グリップによってルーディメントや他のテクニックを短時間で簡単に習得できますので、全ての練習に先駆けて練習してください。

フリー・グリップは、スティックのバウンドと重力を主に使用するので、腕や手首や指の負担が軽減されて、さほどの力も使わずに、ハイ・パワー&ハイ・パワーも楽に演奏でるようになります。
サウンドも伸び伸びとした深みあるものに改善されます。

特に海外の一流ドラマーは例外なくフリー・グリップを使用しているとのことです。
また、フリー・グリップを研究していると、自然とモーラー奏法に近づいていくようです。

以下の練習はパワーをつけようとしないで実施してください。
練習を続けるとパワーは自然についてきます。
最初は小さな音でも、ゆっくりしたテンポでも、正しく身に付けることが大切です。

1.グリップ
マッチドでもレギュラーでも基本は同じです。
少しでも力を緩めるとスティックが飛んでしまうくらいに軽くグリップします。
マッチドの場合は、親指と人差し指(※1)ではなくて、親指と中指でグリップします。
他の指は自然とスティック全体を包んでいる感じです。
このグリップは、スティック自体の動きを自由にすることができます。
※1:親指と人差し指が一般的ですが、これはスティックの動きを止めてしまうので、指と手首の力で演奏することになり、ルーディメントの習得も上手くいきません。

2.バウンド
打ち込もうとせずに、スティックが自重で自然に落ちるようにして、バウンドさせます。
この時に、粒を揃えようとか、音を大きくしようとか、長い時間持続させようとかしないでください。
自分でコントロールしようとせずに、スティックが自由に動くままに任せてください。
バウンドが止まったら、次のショットを行います。
この練習は片手でじっくり何回も何十回も行ってください。
スティックの振動が指に伝わってくるのを感じてください。
スティック上のグリップの位置も微調整してみてください。
※マッチドの場合、親指を上にしたグリップは手首や指に負担をかけますので、必ず手のひらを下にしてショットしてください。

3.1つ打ち
手首を持ち上げてスティックを高い位置から落とします。
バウンドを手首で受け止めるかのように、手首を元の高い位置に素早く戻して一旦止めます。
同じように次のショットを行います。
慣れてきたら連続してショットします。
以上を最初は片手だけで、次に両手で行います。
いずれも大きくて伸び伸びとしたアクションを心がけてください。

4.2つ打ち
上記のバウンドを2回で一旦止めて、次のショットを行います。
これを両手で順番に行うと2つ打ちの基本が出来上がります。
最初はアクセントやパワーをつけようとしないでください。
次にスティックを落とす際の高さをあげます。
つまりストロークを大きくしていきます。

5.3つ打ち
2つ打ちと同じようにして、バウンドを3回にします。
必要ならば、4つ打ちも5つ打ちでも同じように練習します。

6.ワン・ショットによる高速連符打
2つ打ちを両手で交互にショットできるようになってきたら、次の練習をします。
右手の2つ打ちの一つ目のショットに続いて、左手の2つ打ちをスタートさせます。
つまりRLRLを2つ打ちで行います。
16分音符をハイ・スピードで演奏できるようになります。

6連符の場合も、右手の3つ打ちの1つ目のショットに続いて、左手の3つ打ちをスタートさせます。
両手それぞれワン・ショットでRLRLRLの6連符を高速で演奏できます。
この奏法を知らない人には、まるでシングル・ストローク・ロールのように見えるでしょう。

7.ルーディメント
以上の奏法をルーディメントに応用してください。
きっと、今まで以上に簡単にできると思います。
ちなみにパラディドルは、単に1つ打ちと2つ打ちの組み合わせにしか過ぎません。
高速連符打ちと同じように、RLRR-LRLLは左右のワン・ショットで演奏できます。


<セット移動>
1.気に入ったフレーズをゆっくり練習します。
その時に手首ではなくて、スティックから肩や胸まで、時には上半身全体がひとつの気持ちでセットを移動してください。
そのようにすると、守備範囲が非常に広くなります。

2.セッテイング
モーラー奏法ではどのようなセッテイングでも演奏可能になります。
しかしモーラー奏法は熟達者の直伝でなければ危険です。
そこで、ドラムセットのセッテイングが大切になります。
できるだけ「こじんまり」にまとめた方がいいです。
それと角度も研究して、自分にあったセッティングを探してください。

この回答への補足

Gratitudeさん、お返事をありがとうございます。
僕は、上に記されたパターンの種類のうち「2つ打ち」からイマイチできない状況です(苦)。僕の場合、右手も今ひとつなのですが、左手のバウンドが長いこと続かないんです(右手に負けます)。なので、RLRR-LRLLも今ひとつな感じです(苦)。

また、ここで一つお聞きしても宜しいでしょうか?
今自分が使用しているドラムスティックはグリップ径15mmで長さが406mmという若干太め(?)のドラムスティックを使用しているのですが、このような奏法(練習)には適しているのでしょうか?

すみません、宜しくお願い致します。

補足日時:2009/01/04 20:02
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また私なりにですけど、お返事させていただきす。



軽くて細くて短めのスティックはフィンガーコントロールがし易いので、早打ちや微妙な表現が可能になります。
また、一流のドラマーは腕の重さも活用(モーラー奏法)しているので、細いスティックでもパワーを出せます。
ちなにみ成人の腕は5kg位で、野球のバットほどの重さがあります。
つまり、スティックの重さとか手首の動きや筋肉の力でパワーを出しているのではなくて、重力の法則を使っているんですね。

現代ではバラツキも少なくなっているようですけど、スティックの品番が同じでも1本1本に個性があって、転がしてみると微妙な曲がりや堅さの違いがあって、シンバルレガートでは音質の違いが出てきます。
また、特にシンバルレガートの際のチップ欠けや減りが気になります。
そういうことで、多目の本数を購入していた訳です。
でも決して私は神経質なのではなくて、むしろズボラです。

今私は過疎地に住んでいるので、隣町までスティックを求めに行きます。
しかし品数は少なく、スタンダードと流行物しかありません。
選ぶ範囲が狭いのです。

実際に手に持って選ぶのがベターでしょうけど、そうもいかず、中央に住んでいる友人に購入してもらったりしています。
ちなみに、友人が推薦してくれたK'sミュージックのオリジナルスティックは、私にとっては絶品です。
http://www.ks-music-drum.com/index.php

名のあるネットショップで購入するなら問題は無いと思います。
ネットの場合は、運賃の兼ね合いでダースで購入した方が得だと思います。
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この回答へのお礼

Gratitudeさんお返事をありがとうございます。

>また、一流のドラマーは腕の重さも活用(モーラー奏法)しているので、細いスティックでもパワーを出せます。
なるほど・・・。上手く手~腕の重力を使って音を出しているんですね~。

僕は以前何度かネットでスティックを購入したことがあるのですが、稀にでしたが、1ダースで買った際、木目の粗いものが混じってきたりしました。なので、それ以降何度かは日ごろ常々ドラムのメンテナンス等でお世話になってる専門店(楽器屋さん)に出向いて秤で計って多めに買ってきたりしてました。僕も住んでいるところは地方ですが、極端に中央まで遠いわけではないのですが、行く時間が中々なくどうしてもネットに頼ってしまったりします。

>名のあるネットショップで購入するなら問題は無いと思います。
>ネットの場合は、運賃の兼ね合いでダースで購入した方が得だと思います。
なるほど・・・。やはりそうしたほうがよいのですね。僕もネットでもダースではなくバラで売っているところを何度か見たことがあるんですが、やはり送料がバカになりませんもんね。同じ送料かさむのなら、明らかに1ダース買った方がお得ですもんね。

このたびは、いろいろとお手数をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。本当にためになるお話をいただきました。
ありがとうございます。

また何かありました際には一つ宜しくお願いしたいと思います。(すみません)

お礼日時:2009/02/02 22:24

ご質問、ありがとうございます。



「そうる透さん」は素晴らしいドラマーです。
もし、MusicLove1さんが「そうる透さん」を好きならそれで進んでいけばいいと思います。
最初は好きな人を真似することから始まると思うんです。

とは言うものの、そして消耗品とは言うけれど、スティックは1000円から2000円。
本番用のスペアーも考えると2~3セットは必要になります。
結構お金がかかりますよね。
使いたいと感じる、握ってみて「暖かさ」とか「シックリ」を感じるスティックを1セット、思い切って買って使ってみましょう。

また、体験段になりますが、私がドラムを始めたのは中学1年生でした。
それこそ周りに教えてくれる人も居なくて、まったくの自己流でした。
スティックを買うお金が無くて、当時は薪ストーブでしたので、その火種用の細い木を使っていました。
四角の棒で木のトゲトゲだらけ、まともなことはできませんでしたが、リズムの練習にはなんとかなりました。
夜、デパートの清掃アルバイトをして練習用の太くて重いスティックを手にしました。
それで回答番号:No.5の練習をはじめた訳です。
最近になって分かったのですが、「回答番号:No.5」の頭をぐるっと回す練習は、実は「モーラー奏法」の基本だったのです。
(私のグリップが間違っていました)

ちなみに、私が現在試しているスティックは「VICのDave Weckl」で、長さは41.3mm、太さは15mm、重さ50gです。
全体に大振りだと感じています。
スティブガットさんタイプ、日野元彦さんのタイプ、他にはとにかく一番安いスティックも数種類使っています。
私自身でご機嫌なのは日野元彦さんタイプで、これは非常にバランスが良くて、「いうことを利いてくれる」スティックです。
かなり前に2ダース買ったのですが、今あるかどうかは分かりません。

スティックもご自身の成長によって変わりますよ。
まずは、なんでも使ってみることだと思います。
段々と「選ぶ目」が肥えてくると思います。
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この回答へのお礼

お返事をありがとうございます。
たびたびお手数をおかけしてしまいまして、申し訳ございません。

僕は確かにそうる透さんは尊敬してますね。数年前にそうるさんがサポートしていたロックバンドが好きでその映像を観たときからですね。そのときはかなり激しめの曲を演奏なさってたのですが、後からネットでよくよく調べてみると(そうるさんについて、メインスネアや使用なさってるドラムスティック等)、驚いたことに、ハードロックと激しいのにスティックが標準的なサイズよりも若干短く、グリップが細いものを使用してたんです。一瞬驚きましたね。スティックが細くても奏で方によってはそれなりの音が奏でられるのだと・・・。

僕は、実際のところ、今使用しているスティックはTAMAから出ているレギュラースティックである「TAMA H215-B」という品番のスティックです。
Gratitudeさんが使用なさってる日野さんモデルは僕も店頭でもカタログでも見たことがありますよ。確か、パールから出てましたっけ!?かなり細いですよね。2ダースということは、24セットですか!?すごいですね。

Gratitudeさんにお聞きしたいのですが、スティックはやはり店頭で買ったほうがよいのでしょうかね!?以前会ったドラム仲間が、自分はネットで買ってる(1ダース単位で)との話を受けたことがあります。これはよいと言えるのでしょうかね!?

お手数おかけしています。本当に恐縮です。宜しくお願い致します。

お礼日時:2009/02/01 14:13

MusicLove1さん


その後いかがでしょうか。

ちょっと視点を変えてお話させてください。
私は後輩の指導に、潜在意識を活用するようにしています。

<潜在意識の活用>
好きでいつも聞いている音楽は、知らぬうちに身についていて、そのリズムやフイルインは特段練習しなくても、自然と演奏できるようになるものです。

<情報のインプット>
どのような音楽を聴いているのか、または観ているのかなども大切な要素になります。
ライブやDVDなどの映像は、情報として脳に蓄積されて、ある時にそれらの情報がミックスされたりして、自分の演奏として表現されます。

<思い込み>
もし、ドラム取得の最初の頃に、ダブル・ストロークやタム回しや速打ちは難しいと思い込んでしまうと、後々その呪文(思い込み)を解くのに手間と時間がかかってしまいます。
今は出来ないこと自体を難しいと決め付けないようにしましょう。
今出来ることを大切にして、完璧に近づける気持ちで励めば、当然できるようになると思い込んだほうがいいです。

<イメージング>
好きな演奏者のライブやDVDなどを観たら、自分が入れ替わって演奏しているイメージを思い浮かべましょう。

<可能性は無限>
私の子供は小さい頃から音楽や楽器がある環境に居ました。
音楽を教えた事は無いのですが、子供はジャズもマーチングなども身につけ、高校生の頃にはビックバンドのスコアーを書いたりしていました。
パソコンと同じで、環境にそれがあったほうが、自分と同化するのが速いのです。

以上から
ドラムに関して応用するのであれば、最初から高度な演奏や卓越した奏者の教則に接触して居ることが大切だと思います。

スタジオ・ライトさんのデモ「片手ロール」
http://www.studio-lite.com/onehand1.htm
他にも片手高速連打や参考になる動画が沢山掲載されています。
トップページはこちらです。
http://www.studio-lite.com/index.htm
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そうですね。

力まかせで叩くのはオススメできません。音がつぶれた感じになりますし、すぐに疲れてしまい安定したプレイができなくなります。
タムもスネアとは違うバウンドがありますから、力まずにそれを利用すれば楽に叩けるようになります。
上手なドラマーは生音がきれいです。

スネアの二つ打ちはすごく重要なテクニックだと思います。
ただ、できなければ全然ダメダメというものでもありません。
例えば、YMOの高橋幸宏さんも、YMOの全盛期のインタビューで、ダブルストロークが上手くできないと公言されていましたが、それでもあれだけのドラムが叩けるのです。
とはいえ、MusicLove1さんがこれから年齢を重ねるにつれ、いろんなスタイルの音楽を演奏する機会も出てくるでしょうから、ルーディメンタルなテクニックはちょっとづつでも練習しておく方が良いと思います。

また、わたしの場合、いろんなスティックを使ってきました。
10年位前まではヴィック・ファースのSD-9という少し太めのメイプルスティックを使っていましたが、今では14mm位の細いものを使っています。力を込めて叩いても音が良くないことに気づいてから、細いスティックを軽く握って落とす感じの叩き方になり、バウンドを活かして叩くようになりました。
スティックも音を出していますから、握ってしまうと音が詰まります。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
大変嬉しいです。

YMOの高橋幸宏さん、全盛期というときにダブルストロークが上手くできなかったんですか!?初めてききました。

>いろんなスタイルの音楽を演奏する機会も出てくるでしょうから、ルーディメンタルなテクニックはちょっとづつでも練習しておく方が良いと思います。

本当にそうですよね。僕は本当に今すぐにでもジャズ~ロックまで演奏したいのは山々なんですが、何しろ様々なジャンルの音楽をドラムで奏でるにはそれこそ、対応できるだけのいろいろなテクニック(ルーディメンツ)を増やしておかなければいけないので、それなりの練習は今すぐにでもガンガンやっておこうと思っています。ソレがやはり上手くいかず、てこずっている最中です。

早めにできるように練習、頑張っています。
また何かの際には、一つ宜しくお願いしたいと思います。(すみません)

お礼日時:2009/01/25 15:35

ご質問、ありがとうございます。


長文をお読みいただき、うれしく思います。

ご使用のスティックはなんら問題はないと思います。
人それぞれに骨格や筋肉、体系が違うので、違うタイプのスティックも試してみればと思います。
それと、グリップの位置とチップの形も大切です。
また、練習用と本番用を区別する必要は無く、いつも使っているスティックをいつも使うのが自然だと思います。

<経験談>
私は今はジャズですが、最初はロックでした。
そして、昔ながらのグリップでした。

昔はジャンルを問わず(クラシックは今でも)、太いスティック(すなわち重い)での練習をすすめられたものです。
太さは20cm、重さは通常の2倍以上、長さはちょっと長いくらいでした。

最初の練習は、右手のショットであれば、軽いグリップで肩から腕まで力を抜いてダラーッとした状態で、肘から上に持ち上げていき、右手を左の耳から後頭部、そして右の耳と、順にこすりながら移動して、腕全体を落とすことでショットする練習です。
これはあくまでも、腕とスティック、重力との関係を生かした自然なフォームを研究するためのものです。
スティックに重さがあるので、他の無駄な動きを少なくするには適しています。

当然、セットやシンバルを破壊するおそれがあるので、練習台でのルーディメントにとどまります。
スティックが重いのでどうしてもグリップが強くなりがちで、手首と指でコントロールするグリップになっていました。
(これが間違いのはじまりでした)

セットでは普通のスティックを使いますが、確かに粒がそろって、しっかりしたサウンドになるのですが、力任せの音ですからうるさいし、ダイナミック・レンジが狭いのです。
そして、スピードも出せませんし、ルーディメントの習得も大変でした。
手にマメができて、それが破れてしまい、テーピングしてドラムしていました。

フリー・グリップに切り替えてから、上記は全く間違っていることに気がつきました。
気がつけば単純なことだったのですが、重いスティックは軽く握ることが出来ず、よってスピーディな演奏をすることは不可能です。
また実際にフリー・グリップの方がパワーも出ます。

<チップ>
チップの形も様々ですが、バウンドを生かすには四角っぽいくて小さいチップが適しています。
フリー・グリップに慣れてくればくれば、どんなチップ形でもスティックでも、コントロールできます。

<バウンド>
スティックを打面に落とした瞬間にグリップを開放すると、コロコロと何回かバウンドする筈です。
バウンドしないとすれば、グリップが強いことと、グリップの位置が重心からずれすぎているからだと思います。

<グリップの位置>
基本的にはスティックの重心周辺をグリップするようにして、良くバウンドしてコントロールしやすい位置を探します。
重心を探すには、
1.スティックの右端を右手の人差し指で支えて、左端を左手の人差し指で支えて、スティックを水平にします。
2.両方の人差し指をスティックの中心に向けてスライドさせます。
3.両方の人差し指がくっついた場所がスティックの重心です。
ちなにみ、グリップ位置が重心から離れるほどにバウンドしなくなります。

<手の向き>
マッチドの場合、親指を上にして、手のひらが横を向いている方がいますが、このグリップは手首を傷める原因になります。
この状態で手首を上下させるのは骨格に負担がかかりますので、注意が必要です。
ジャズでシンバル・レガートをする際は上記のグリップが良く見受けられますが、これは指のコントロール(フリー・グリップ)が出来てこそ可能なことです。
私が指導しているクラッシックからジャズに転向した方は、この注意を怠ってしまい、数ヶ月の治療が必要になりました。

<奏法の活用>
シングル・ストロークが基本です。
でも、様々な奏法は表現に変化を付けるために必要ですので、シングルだけでは限界がきます。
また、セット移動でどうしても間に合わないとか、腕がクロスしてしまう場合はダブルもパラディドルも必要ですし、4ビートやラテン系のシンバル、16ビートにはダブルとパラディドルは必須です。

<セット移動>
多くのドラマーは、フィル・インを右手スタート、右手で完結するスタイルですが、これをは逆にする練習も大切です。
左手でスタートして左手で終わると、フイル・イン導入と完結、次の展開がスムースになります。

<PA>
元々打楽器は音が大きいので、ボレロのように、いかに静かに演奏するかがテクニックの見せ場でもあります。
以前はドラム以外はPA増幅していました。
現在はドラムもマイクで増幅します。
なので、ドラマーは音量よりもテクニックで勝負です。
パワーを出す練習よりもテクニック、表現力を身につけた方がいいです。
練習していればパワーは自然とついてくるものです。


DVDを参考にしているとのことですが、ご自身がルーディメントを習得するにつれて、DVDではどのようなルーディメントを展開しているのか、グリップの切り替えなどが分かるようになります。
速く上達する方法は、正しいグリップから始まります。
どのような練習をするにしても、是非、常にグリップの改善につとめられるよう、期待いたします。

この回答への補足

毎回お返事を本当に本当にありがとうございます。
大変嬉しい限りです!!!

教えていただきましたテクニックはまだまだできそうにはありませんが、非常におくが深いことを改めて再確認させていただきました。僕の場合、周りにGratitudeさんのような専門家が誰一人いない為、そのテクニックを直伝させていただくということは今のところ不可能に近い状態です(苦)。

問題のドラムスティックについてなのですが、僕は今は以前にもお話しさせていただきましたが、グリップ15mm×長さ406mmという若干ではありますが、太目のスティックを使っているのですが、このたび、メインで使うスティックを変えようと思うのですが、僕が今チョイスしようと思ってるスティックは、シンバルメーカーであるジルジャンから出ている、ドラマー「そうる透さん」モデルのスティックをチョイスしようと思ってるのですが、どうでしょうかね!?このスティックは確かに僕が今使っているスティックよりもグリップ径が細いし長さも短く、チップも小さく、尚且つオールマイティに使用可能ということですので。
もしこのような時、オススメのスティックなどはありますでしょうか!?もし、ありましたらご紹介いただけると嬉しいです。すみません。

またお手数をおかけいたしまして本当に申し訳なく思っております。お時間があるときでかまいませんので、一つ宜しくお願い致します。

補足日時:2009/01/25 15:18
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新年おめでとうがざいます。



>ということは、よくテンポの速い曲などで高速でフロアタムまでタム回ししてシンバルを叩く・・・などというコントロールはシングルストロークメインにしているのですか!?

その通りです。特にロック系のタム回しは、ダブルストロークでゴチョゴチョ叩いても他の楽器の音に埋もれてしまいやすいのです。
ダブルストロークよりもシングルストロークの方が一音一音はっきり音が立つのでシングルがメインになります。
これがタム回しでなく、スネア中心のフィルになると、ダブルを絡める事も多くなります。パラディドルや5ストロークや6ストロークでアクセント部分にリムショットを使ったりタムやシンバルを叩いたり、といった使い方は王道です。

また、他の方への質問ですが、15mmのスティックはやや太めですが、充分に適しています。

スティックを握りこまないこと・手首や腕を柔らかく使うこと・バウンドを上手く活かすこと・手先ばかりでなく体全体の動きに注意すること・呼吸にも注意して演奏することに注意してください。
体の他の部分に力が入ってしまうと、脱力できません。自然な姿勢を心がけ、ペダルワークで体が不自然に左右に傾かないように気をつけてください。

この回答への補足

お返事ありがとうございます。
また、かなり遅れてしまいまして申し訳ございません。

>15mmのスティックはやや太めですが、充分に適しています。
僕は一番最初は14.5mmだったのですが、好きなドラマーが使用している15mmのスティックだったために徐々に15mmのスティックを使用するようになりました。

ロック系のタム回しは、シングルストロークメインにしていますが、かといって、力任せにただ叩けばよいものではないですよね!?やはりスネアのみならずタムでもバウンドが重要になってくるのでしょうか!?また、スネアでの2つ打ちがまだできません。やはりここからなのでしょうかね!?

すみません、一つ宜しくお願い致します。

補足日時:2009/01/18 19:48
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MusicLove1さん、こんにちは。

早いもので、今年ももう終わっちゃいますね(^^)

さて、おそらく、ですが、あなたのおっしゃるのはダブルストロークではないと思います。

ロック系の場合、かくし味的にダブルを織り交ぜることはあっても、基本的なフィルインはシングルストロークやオルタネートスティッキング(左右交互の手順で叩くこと)の方が多いです。
タム回しでは、ジャズやフュージョンは別として、ロックでダブルのタム回しを使うことは少ないですよ。
周りの音圧に負けないようにシングルストロークをメインにして、しっかり叩くと思います。

なので、シングルストロークをしっかり練習する方が良いと思います。
初めの回答者さんの回答は、いきなり言われてもわからないかもしれませんが、ひとまず、「1.」は絶対にやるべきです。
メトロノームと練習台を使って、毎日じっくり取り組んでください。これをやることによってリズムも安定してくると思います。

もちろん、アクセントコントロールやパラディドルやルーディメンツを練習することで飛躍的に表現力が増します。
フラム系のルーディメンツも、ちょっと工夫すればかなり使えるおいしいテクニックです。
例えば、「タカタッタ/タカタッタ/タカタッタ・・・」というフレーズがありますね。これはRLRR・RLRRと叩くのがやりやすいと思いますが、「フラムアクセント」を練習し、応用することにより、RLRL・RLRLのオルタネートの手順で楽に高速に叩くことができるようになります。
また、「タカタッタ」は、1拍半の長さですから、連続して叩くと拍のアタマがわからなくなってきます。なので、メトロノームに合わせて拍を数えながら練習するのが効果的です。

ルーディメンツは、ただ練習するだけでは演奏の中での使い方がわからない(どんな効果が生まれるかピンと来ない)と思いますから、たまには、直接人に教わりながら練習するのも良い刺激になると思いますよ。

では、練習頑張ってくださいね。良いお年を(^^)
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この回答へのお礼

Rhythmさん、新年明けましておめでとうございます。
昨年もRhythmさんにはずいぶんお世話になりました。
今年もお世話になることと思いますが、一つ宜しくお願い致します^o^

>シングルストロークをメインにして、しっかり叩くと思います。
ということは、よくテンポの速い曲などで高速でフロアタムまでタム回ししてシンバルを叩く・・・などというコントロールはシングルストロークメインにしているのですか!?

>たまには、直接人に教わりながら練習するのも良い刺激になると思いますよ。
そうなんですよねぇ。できりゃプロの方や専門的な方に自信のないところをみっちりと教えていただきたいのですが、なにせ、そのような方が周囲に誰一人いないわけですから、それもそのような話で・・・。
そのために、専門的な本(DVDつき)のものは少なからずもっているものの、「パラディドル」や「フラムアクセント」という言葉も今始めて目にしましたからね。

ありがとうございました。
またの機会ときにはすみませんが、一つ宜しくお願い致します^^

お礼日時:2009/01/04 19:58

打楽器指導経験あります



1.まずはシングルストロークでゆっくりなテンポからだんだん速く叩く練習をします。このとき、左右の粒がしっかり揃うように注意しながらやりましょう。
通常私が練習生にウオーミングアップさせるときは、最初は緩やかなテンポで
4分-8分-3連-16分-5連-6連-7連-32分-9連-10連-11連
と練習させています。

2.パラディドルの練習も併せてやります。
とりあえずはRLRR-LRLLとRRLR-LLRLとRLLR-LRRLの3パターンだけでいいですからこれらを確実に粒を揃えてどんなテンポでも叩けるように練習して下さい。

3.ダイナミクスの練習をします。
シングルストロークで8つずつ、ppとffを交互に叩きます。強さがチグハグになったり波打ち状にならないようにppは弱くffは強くはっきりとたたくようにしましょう。ppとffを切り替える時にもたついたりテンポがおかしくなったり強さが中途半端にならないように叩き分けて下さい。

4.ルーディメンツにおける「ファイブストロークロール」「セブンストロークロール」「ナインストロークロール」を徹底的にやりましょう。いわゆる5つ打ち、7つ打ち、9つ打ちのことですが、これがどんなテンポでどんなタイミングでも自由に出せるまで練習しましょう。
慣れてきたら「11打ち」や「13打ち」まで延ばしてみましょう。

5.ロングロールの練習、オープンロールを基本として、クローズロールも練習して下さい。どんなテンポでもどんなに長いロールでも(サーカスとかマジックで盛り上げる時にやりますよね)続けられるように、最初は10分くらいを目安に練習するといいです。


最後に参考になる教則本を紹介しておきます。

(基本的なスティック捌きの練習)
1.Stick Control for the Snare Drummer
http://www.amazon.com/Stick-Control-Drummer-Geor …

(具体的なルーディメントの練習)
2.America's NARD Drum Solos
http://store.tigermix.com/lm10300111.html

ドラムセットと言っても基本のスティック捌きとルーディメントができなければ応用もフィルインもできません。頑張って下さい!

この回答への補足

お返事ありがとうございます。
僕はまだ「パラディドル」もろくにできない状況にあります(苦)。
これからどんどん練習の日々ですね。頑張っていきたいと思い
ます。

ここで追加ですみません。
僕は現在使用しているスティックは太め(15mm)で長さが406mmという、まぁ標準サイズのスティックを使用しているのですが、これはバンドで演奏する曲がポップス・ロック系などというジャンルをメインだからなのですが、このように特別な練習をするときなどは太め(15mm前後)のスティックは向いていますかね!?

補足日時:2009/01/03 21:14
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