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薬学生です。

数名からの薬剤師から聞いたのですが、
H2ブロッカーのガスターとロキソニン等のNSAIDsである解熱鎮痛剤の併用は、あまり好ましくないのでしょうか?

胃腸障害とかが現れやすいとか、疑義照会が必要だとか聞いたんですが、添付文書の相互作用には両剤とも記載がありませんでした。

当たり前のように話をされていたので、つい聞くにきけませんでした。

初歩的な質問で申し訳ありません。
医療&薬学関係に詳しい方、専門の方ご回答お願い致します。

A 回答 (6件)

薬剤師をしているものです。



私の場合、潰瘍治療量のH2ブロッカー(ガスターの場合40mg/day)と一緒にNSAIDsが処方されていたら疑義照会をしています。
H2ブロッカーの処方目的が、消化性潰瘍なのか、それ以外(ex.逆流性食道炎)なのかを確認するためです。

NSAIDsは消化性潰瘍患者には禁忌ですが、逆流性食道炎などの患者への投与は保険上特に差し支えないからです。

添付文書には薬物の相互作用としては記載されていませんが、疾患に対する作用として記載されています。
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もう沢山情報が出ているので追加するほどの内容ではないのですが


NSAIDsの副作用として胃腸障害は結構います。
効果が一番高いのはPPIでしょうが適応の問題(6週)があります。
高容量H2がPPIより若干劣るというデータは私も見たことがありますが、価格面からみても出しやすいと思います(予防的投与の事は初めて知りましたが、H2なら医師は適応つけて保険を通します)

うちの処方だと防御因子↑(ムコスタ・セルベックス)が8割以上、H2が1割り程度、PPIは他院から持参した時くらいですかね。
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たぶんNSAID服用時に予防的にH2ブロッカーを併用するのは、保険適応外になるということだと思います。

この雑誌に載ってます。
日経ドラッグインフォメーション 2006/07号
特集 適応外処方は怖くない

学生なら(社会人になってからも)その場で薬剤師に聞けばいいのにと思いますが、ネットで調べるならこんなところでしょうか。
・調剤薬局で働く人の情報交換BBS
保険、レセプトについてのことが多いです。保険について調べたいが、どう調べればいいのか分からないなら参考になるかも。
・医中誌 
日本語の医療関係の論文や雑誌を調べられます。
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NSAIDによる消化性潰瘍予防に対して臨床試験によりサイトテック(ミソプロストール)やプロトンポンプ阻害薬の併用は有効である事が確認されていますが、H2ブロッカー(高用量)は有用であるもののかなり劣るとされています。


何れにしても予防的投与は保険適応にはなっておりませんが、ある程度併用せざるを得ないのが実情と思います。
中でもH2ブロッカーは上記理由により切られる可能性が高いです。
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薬理は調べてご自身で調べてもらうとして、H2ブロッカーとNSAIDsを同時に投与すると、県によっては全例差し戻しになり保険請求できません。

でも、PPIとNSAIDsとの併用は認めている県もあります。保険診療と薬理とは必ずしも一致しません。薬理より保険診療にしばられているのが実情です。
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薬学生の方であれば、MEDLINEを調べてみてはいかがでしょうか?


その方法を身につけないと、仕事に出てから困ることになります。

日本語でもその理由に関する本も出ていますが、その資料にたどり着く方法が一番大切です。

自分の仕事にするのですから、安易にネットで聞くのではなく、調べる方法をマスターしてください。何年化すれば、あなたがその質問をされるようになるのですから。
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