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うつ病で治った人の話です。某有名大学病院で特に統合失調症を得意とする先生だったそうですが、統合失調症に使われるフルメジン、コントミン、メレリル、ピレチアなどで治療を開始したそうです。その他にトフラニール、レキソタンなども出たそうですが。

どういうことなんでしょうか。独特の工夫ということですか。

A 回答 (2件)

鬱の場合、次のようなかんじで通常薬物を変更していきます。



SSRI、SNRI → 炭酸リチウム(リーマス):難治、実は躁鬱
  ↓
三環系抗鬱薬
  ↓
非定型抗精神病薬

また妄想性の強い鬱でも抗精神病薬は使用されるようです。
ただここで出ている抗精神病薬は「定型」なんですね。そこがちょっとわかりにくいです。
個別に見ると
フルメジン:定型抗精神病薬ですが、不安や神経症などにも用いられます。
コントミン:同。ただし、SNRIと逆の作用があります(セロトニン、ノルアドレナリン系の「抑制」)。
メレリル:定型抗精神病薬ですが、不安や神経症などにも用いられます。、ピレチア:抗ヒスタミン剤(ねむくなる鼻水の薬)。鎮静作用も。

どれも確かに使われてもおかしくない効能をもっていますね。
コントミンが若干「?」ですが。
あとは
トフラニール:古典的な三環系抗鬱薬。ききはいいかもしれないが副作用も強い。
レキソタン:抗不安薬。一部では「大吟醸」と呼ばれるほどききかたがいいが、作用継続時間が余り長くなく、依存耐性問題を起こしやすい。

その先生ならではの工夫だった可能性があると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
あとわからないのは、決まりとしてうつ病なのにフルメジンなどの統合失調症用の薬を出してよいのかどうかということなのですが・・・。
病名によって出せる薬が決まっていると聞いたことがあるのですが。

お礼日時:2009/02/08 09:49

#1です。


薬と診断名は密接に絡んでいるのはご指摘の通りで、外れると処方できません。

あげられた抗精神病薬は不安や神経症にも用いられるとありますので、大丈夫だと思います。
うつに不安はつきものですから理由は成り立ちます。

一方でリタリンの乱用事件で、成人ADHDや鬱などにも処方が禁止されてしまいました。
本当に必要な人が非常に困っています。
(どうも厚生労働省の薬に関する施策はとんちんかんで困ります。ネット販売禁止なんか超時代遅れ。IT超後進国を露呈しました)

双極性障害でも、効力があると実証されている非定型抗精神病薬が、
日本ではまだ適応をとれず使えなかったりします(統合失調症では使われる)。

このように、適応項目との結びつきが書ければ処方できますが、書けなければ処方できません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/08 11:53

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