プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

物理の「気体の分子運動」の単元で、
「2乗平均速度」の公式が出てきますよね。
なんでわざわざ「2乗平均速度」にしなくちゃいけないんでしょうか?
普通に「平均速度の2乗」にしてはいけないのでしょうか?

私の言っている公式がなんのことか伝わらない人は、
URLを参考にして下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/2%E4%B9%97%E5%B9%B3 …

A 回答 (2件)

●速度には方向が含まれていますから、「平均速度」=0になってしまいますね。


 エネルギーには方向性はないわけですから、
1)三次元空間のなかでその粒子が持っている運動エネルギーは、その粒子の実質の運動の程度を表す「速さ」=速度の絶対値の2乗に比例と考えた方が正しい、
2)もともと運動エネルギーが(1/2)mV^2で与えられ、|Vベクトル|^2=Vスカラー^2だから計算も楽だ
というだけでしょう。
 試したわけではないけど、「平均の速度」ではなく、「平均の速さ」(=「速度の絶対値」の平均)を求めそれから平均の運動エネルギーを求めるという操作をすれば同じ結果が出るのじゃないかな?
 エネルギーは方向性を持たない、だから圧力の計算に持っていくときに3つの方向の壁に対する影響を考えるときに、方向の要素を取り入れなければならず、それぞれの方向のエネルギーを(1/3)するという操作が必要になります。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

ああっ、
そういえばそうですね。
平均速度を取ったら0になっちゃいますね。
ありがとうございます。
モヤモヤがすっかり消えました。

お礼日時:2009/03/10 13:31

運動エネルギーは速度の二乗に比例しますから、


「速度の二乗」の平均を取ることで、
バラバラで動いている全粒子の運動エネルギーの総量が
全ての粒子が「平均値の速度」で動いていると見なしたときと等しくなるのです。
    • good
    • 3

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!