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悪魔の証明をWikipediaで調べてみたのですが、難しくてよく理解できませんでした。簡単なたとえを出して説明していただけると有り難いです。

A 回答 (4件)

例えば“どうしてもお金が今すぐにでも必要”という状況に追い込まれたとき、


「なにが何でもお金を手に入れるために、人を殺しても辞さない」と思った場合、自分がそれを悪いこと、よくないことだと思うかそれとも“必要なんだからいいじゃないか”と思うか。
いいじゃないかと思った場合、人を殺しても…は神の声。(中には過激って非難する人もいるだろうけど、例えと思って)
よくない、悪いことだ。後々のこと考えろ!!と思った場合、悪魔の誘惑。
同じことを考えても、自分が後々まで苦しむ選択を迫られたらどうするか。あっさりその行為を善と割り切れるかそれとも?
その場はしのげても一生残るわけだからね。

それともいるかいないかの問題?
いるよ。知り合い。
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簡単に言えば、存在しないものを証明することは難しいということです。

(不在証明)

例 カラスは黒い
これを証明するのは、非常に簡単です。その辺のカラスを捕まえれば、大抵黒いのですぐに証明できますね。

例 紫色のカラスはいない
これを証明することは、ほとんど不可能です。全てのカラスを捕まえて、紫色のカラスはいなかった、と証明しなければなりません。
常識的にはいないでしょうが、突然変異で、どこかにひっそりと暮らしているかもしれません。なので、絶対にいないとは言えないので証明が出来ません。
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あなたが学生だとして、中間試験や期末試験で(珍しく?)良い成績を取ったとします。

そこで、先生が言いました。
「お前、カンニングしただろう!」
「してません、勉強を頑張ったんです」
「嘘をつけ、この野郎。カンニングしないで、お前にこんな成績が取れるわけないだろう」
「違います。濡れ衣です」
「じゃ、カンニングをしていないという証拠を出せ」←これのこと

まぁ、どうやったって「カンニングをしていない」という証拠は出せませんよね。普通、このような場合「先生が」「カンニングをした」という証拠を出して、証明をしなければなりません。 
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◆悪魔の証明::いわゆる「言いがかり」の例


A. お前、悪魔だな?
B. 違いますよ。

A. 嘘付け。じゃあ「悪魔じゃないと言う証拠」を見せてみろ!
B. えぇ……ッ!

A. 悪魔ではないと言う証拠が無いんだから、お前は悪魔に決定だッ!!
B. えぇ……ッ!!


◆正しいの証明::証明責任の例
A. お前、悪魔だな?
B. 違いますよ。私が悪魔だと言う証拠があるんですか?

A. う…!?いや、証拠は無い…ッ!
B. なら私は悪魔じゃありませんよね?

A. うん…。疑ってゴメン…。
B. いいえ、分ってくれてありがとうございます。


つまりこう言う場合、Aさんの方から証拠を見せなければならない。
この場合、Bさんは悪魔ではないので。「悪魔であると言う証拠自体が存在しない」のですから、そもそも“存在しない物”を見せる事は不可能です。不可能な事は証明出来ません。従ってBさんは証明責任を負う事はありません。

どうしてもAさんが自身の仮説を証明したいのなら。
何らかの痕跡を見付け、それを第3者にも分る形で提示しなければなりません。これを証明責任と言います。出来なければAさんの主張は間違っていると解釈されます。
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この回答へのお礼

分かり易い回答どうも有難うございました!

お礼日時:2009/05/31 20:33

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