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界面活性剤についてです・・・

経皮毒とか言われますけど・・・本当に害があるのですか??
あるのならなぜシャンプーやリンスなどに含まれるものが大量に市販されるのですか??
アレルギーが怖くて私はなるべく使っていませんが・・・本当のところはどうなんでしょうか??詳しい方、回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

まず経皮毒ですが、


これは、このシリーズの本の著者の竹内久米司氏(と稲津教久氏)の造語で、
医学用語ではありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E7%9A%AE% …

このシリーズの本はベストセラーになりましたが、
ある程度、医学・化学の知識を持つ人が読めば、
かなり???な内容の物であることが明白で、多くの批判があります。

例えば、皮膚科のお医者さんのブログでは、
http://skinnext.cocolog-nifty.com/blog/cat156470 …
amazonのカスタマーレビューでも、
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/45280139 …
その他探せばいくらでも有りますが、わりとよくまとまっているのでは、
http://d.hatena.ne.jp/big-bros/20070302

要は、極端な条件のデータを元に、論理の飛躍した独自の仮説を展開し、
なんら仮説の検証もしないままで、常識に反した結論を断定する。
自然科学の世界では、誰にも相手にされないようなオカルト本だと言うことです。

著者の竹内氏は、ニューウェイズのセミナーの講師を度々行っていますが、
http://27556.progoo.com/rental/tree_bbs/bbs.php? …
そのニューウェイズは
http://www.meti.go.jp/press/20080220002/20080220 …
不実告知 = 根拠のない経皮毒・自社製品にも界面活性剤をつかっているのに。
もし製品の成分のことがわかっていなかったのなら、かなりの無能、
知っていながら講師をしていたのなら、相当悪質、
不当宣伝の片棒を担いでいたとみなされてもしかたないでしょう。

No.1さんもおっしゃっていますが、
界面活性剤には様々な種類があり、一括りで論じることはできません。
油脂のアルカリ処理で作る石けん、
合成系には、石油系、植物系、非常に多種の物がありますが、
安全性は、合成だからとか石油系だからといったこととは無関係で、
活性剤ごとの性質で判断するしかありません。

ただ、シャンプーやリンスなどの日用品について言えば、
用途に合わせて安全な物が使われていますので、特別心配する必要はありません。
それでもまれに、肌に合わないようなことはあり得ますが、
これは、牛乳でお腹がゆるくなる人がいるとか、アレルギーで大豆がだめと言うのと同じことです。
商品に成分表示があるのは、こういった人の判断材料のためであって、
成分が危険なものだからではありません。
(活性剤が体に蓄積して、健康を害するようなことはありません。)
ですから、ご自身がお使いになって、かぶれとか特に問題がなければ、
なんら心配されることはありません。
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この回答へのお礼

なるほど・・・詳しくありがとうございます。
ものすごく参考になりました。
心配しすぎだったのかもしれません。

お礼日時:2009/07/17 19:43

界面活性剤といっても、天然系と石油合成系とアルカリ系があります。


危険なのは石油合成系です。
主に石油火災の消化剤や、船舶の油漏れの中和に使われます。
天然系は食品に使われます。
アルカリ系は洗剤やシャンプー、石鹸、化粧品などに使われます。
皮膚の弱い人はアルカリ系でも肌荒れを起こします。

日本製のシャンプー、洗剤、石鹸、化粧品なら安全だと思います。
(輸入品を詰め替えた物は除く)

食品に使われるものは食品衛生法で規制されています。
化粧品やシャンプー、洗剤などに使われる物は薬事法で規制されています。
工業製品に使われる物は毒劇物取り扱い法、危険物取り扱い法で規制されています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど・・・
参考になりました。

お礼日時:2009/07/13 19:26

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