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アルチュールランボーの有名な詩の次の部分なのですが、
本当の詩の解釈は、どういう意味なのでしょうか?
永遠=好きな人なのでしょうか?

あれが見つかった
何が――永遠
太陽と共に去った
海のことさ

A 回答 (2件)

>本当の詩の解釈は、どういう意味なのでしょうか?



それを決めるのはあなたです。
あなたが「永遠=好きな人」と思うならそれが正解です。

太陽(フランス語では男性名詞)と海(フランス語では女性名詞)が連れ立っていってしまった。海は恋人か、母親か、いずれにせよ、その人に永遠の「女性」像を見るという解釈は、決して無理ではない。

しかし、それ以外の解釈を許さないわけではない。
あなたが科学者ならば、海は見果てぬ永遠の真理と捉えればいい。あまたの実験と思索を繰り返した末に、ようやく見つけたと思いつつ、どこかへ去って行く真理。

あなたがいつのまにか出世にしか興味のなくなったサラリーマンならば、ふと思う、
「自由になって飛んでいきたい(La tu te degages  Et voles selon.)」「義務が爆発する(Le Devoir s'exhale)」
ああ、俺の夢は何だっけ、そうだ見つけた、そうだった、と。
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詩は全て解釈すべきものである、という決まりはありません。


音楽を聴くとき、解釈などするでしょうか?

もちろん解釈できるというか、そういう風に読んだほうが面白
い詩もあります。

でもランボーの詩の大半はむしろその対極、安易な解釈を拒む
ほうの代表だと思います。ぜひ仏語を勉強なさってください。

詩の楽しさを味わえるほど外国語をものにするのは至難の技で
すが、詩はやはり原書で読むべきだと思います。小説もそうで
すけど。

短歌や俳句の外国語訳に意味がないとは思いませんが、日本語
で作られたものとは別物だということはわかると思います。
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