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小説を読むことは好きでしたが、今まで詩を読んだことがありません。
これから詩を読んでみたいのですが、作詞家などの知識がまったくないため、どの詩から手をつけていいのかわかりません。

何度か本屋の詩集コーナーに行き、手にとって読んだりするのですが、やはり、詩をたしなんでいない私には何がいいのか悪いのか、どれがすきか嫌いかもイマイチわからず選べません。
そもそも詩の読み方もわかっていませんので・・。
(ちなみに図書館は少し遠くて行くには気合と暇がいります)

どうせ読むなら、文学が好きな方ならフレーズを覚えているような詩、有名な作家の詩、詩の世界の古典(?)からはじめて、そこから詩の読み方を自分なりに探求したり、好みを発見したりしたいと思います。

お勧めやこれは必須と思われる作詞家、詩集を教えてください。
作詞家は国内外といません。
片っ端から読んでいこうと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

1、和歌 


○古典 『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』 が良いと思いますが 手始めに 『百人一首』から
○近代では 斎藤茂吉『赤光』など

2、俳句 松尾芭蕉『奥の細道』 ほかに 蕪村 一茶 など

3、近代詩現代詩
室生犀星 詩集「愛の詩集」「抒情小曲集」
     小景異情 ふるさとは遠きにありて思ふもの
          そして悲しく歌ふもの
           ‥…
宮澤賢治 詩集「春と修羅」
     永訣の朝 けふのうちに
          とほくへいってしまふわたくしのいもうとよ
           ‥…
中原中也 詩集「山羊の歌」「在りし日の歌」
     春日狂想 愛するものが死んだときには、
          自殺しなけあなりません。
           ‥…
安西冬衛 詩集「軍艦茉莉」
      春   てふてふが一匹辰韃靼海峡を渡って行った

立原道造 詩集「萱草に寄す」
     はじめてのものに
          ささやかな地異は灰を降らしたこの村にひとしきり
           ‥…
伊東静雄 詩集「わがひとに与ふる哀歌」
     帰郷者  自然は限りなく美しく永久に住民は
          貧窮していた
           ‥…
吉本隆明 詩集「固有時との対話」
      街々の建築のかげで風はとつぜん生理のようにおちていった
       ‥…
吉増剛造 黄金詩篇  ‥…‥…
          下北沢裂くべし、下北沢不吉、日常久しく恐怖が芽 
          生える、なぜ下北沢、なぜ

その他 阿久悠 中島みゆき 尾崎豊 などなど は まだ 道ばたに転がっているから 誰にでも拾えるでしょう。

こういうものを書かせてもらって、すごく楽しかった。
ありがとう。
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この回答へのお礼

お礼がだいぶ遅れてしまって申し訳ありません。
あれから、挙げてもらった作品のうちの半分は読みました。
はじめは読み方がわかりませんでしたが、最近になって楽しみ方がわかってきました。
とても感謝しています。ありがとう。

お礼日時:2012/07/07 15:12

ポエムと作詞の詩のタイプの作品が両方とも収録されている作品はいかがですか?


限定発売中の詩集で、「真冬に咲く桜~passion flowers~」いまいはのん著です。
ぜんはんは桜と宇宙をテーマにしたような壮大なスケールそれでいて繊細なポエム。後半は物語のような歌の歌詞のような詩がときに切なく、ときに力強くつづらています。

堅い言葉でなく心に届きやすいタッチが年齢層に関係なく受け入れやすいと思います。
ぜひ読んでみていただきたい一冊です。


現在東北の宮城県の丸善仙台アエル店で限定発売中とのことですよ。
問い合わせ先:022-264-0151
       http://www.maruzen.co.jp/corp/shop/aer.html

いまいはのんさんのブログ:http://ameblo.jp/imaihanon/

※郵送も可能のようです

参考URL:http://ameblo.jp/imaihanon/
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石垣りん


茨木のり子

この二方は割とはっとさせるような詩が結構あっておすすめです。

石垣さんの詩集「空をかついで」
茨木さんの詩集「女の言葉」
の詩集がおすすめです。読みやすいですし。
『儀式』とか『自分の感受性くらい』とか大好きです。

中原中也も割と好きです。
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田辺聖子「古川柳おちぼ拾い」


古川柳の読み方、味わい方の解説。とくに「母の名は 親父の腕に しなびて居」の描写が絶品。
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『詩のこころを読む』(茨木のり子・岩波ジュニア新書)に、良い詩がたくさん紹介されています。

茨木さんは「倚りかからず」 (ちくま文庫) 「自分の感受性くらい」などの名詩があります。
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個人的には「堀口大学」が好きです。


父の持っていた文学全集からこの方の詩集だけを奪いました。

「月下の一群」というタイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか。
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作詞家と詩人とは、ちょっと違う気がしますが・・・



中原中也
「よごれつちまつたかなしみに」や、「サーカス」
「春日狂想」「秋日狂乱」「また来ん春」など。

萩原朔太郎
「すえたる菊」「竹」「死」など

山村暮鳥
「風景」「だんす」「曼荼羅」「いのり」などが好きです。

詩を読むときは、朗読するのも良いです。
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自分もそんなに詳しいわけではありませんが。


日本で一番有名な現役詩人は、谷川俊太郎さんでしょうね。
コマーシャルにも使われるくらいですから。
個人的には吉野弘さんや長田弘さんも好きです。
外国だとホイットマンとかサンドバーグとか、、、。古いなあ。
英語圏の人が授業で暗唱させられるのは、19世紀の古典が多いようですし、仕方ないかな。
ジョイス・キルマー「Trees」
ロバート・ブラウニング「The Year's at the Spring」などは、誰でも知っている詩だと聞きました。
ぐっと時代が下がってギンズバークあたりになると、ちょっと苦手ですね。
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 新潮文庫で「現代名詩選」伊藤新吉 編


(上、中、下)ってのが出てましたよ。
因みに私は西脇順三郎の「天気」って詩が
日本では1番好きです。
この本には載ってないですけど、寺山修二なんかも良いですね。
外国ではウイリアム・ブレイクが好きです。
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