アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

20年くらい前の社員研修にあったのですが、その場にいた10数人の名前をすぐに覚える、というのがありました。
研修を受けてる側は机がコの字型に並んでいて、端から順番に人の名前を覚えて言う、という物です。15、6人いたと記憶しています。

講師がそういうとざわめきが起こり、人の名前を覚えるのが人一倍苦手な私は無理!と心の中で叫びました。

しかし、どの人もみんな、全員の名前を言えるのです。そして、私の順番が来て・・・何故か私もできたんです。
でも、そのすぐ後に全部忘れました。

ふと思い出して、一体あれは何だったのだろうと思います。どなたかご存知の方はいらっしゃらないでしょうか・・・。

A 回答 (2件)

難しいご質問です。

その時の状況がはっきりと分からないため、はっきりとは言えません。20年ほど前は、企業の研修に「自己啓発セミナー」の講師などを招聘している場合がありました。これらの講師は、非常に言葉が巧みで、聞く者を少しずつ「洗脳」していきます。つまり、「10数人の名前を一瞬にして覚えられるはずがない」という常識を覆すようなことが起きたわけです。多分、他の人々も同じ驚きがあったはずです。「絶対に覚えられないと思い込むから覚えられないのであって、覚えられるんだ」と何度も何度も講師に言われませんでしたか?

おっしゃるように、通常では瞬時に10数名の名前を覚え、それを言うことはできません。あなただけではなかったはずです。ところがそれができたということは、一種の洗脳状態にあったと思われます。

チンパンジーの子供は、人間や大人のチンパンジーより瞬間的記憶力が非常に強いことが京都大霊長類研究所の研究結果によって分かっています。理由は、チンパンジーの子供は、大人のチンパンジーに比べ、判断力や音による言語能力がなく、その判断力や言語能力に割り当てられている脳の部位が記憶に使われているためであると考えられています。

ご存じのように、人間の脳も、実際に使っている脳細胞はごく一部分です。しかし、火事場の馬鹿力ではありませんが、緊急時には普段使っていない脳の部位が働くことがあります。質問者さんの場合、この緊急時にあたり「できない、絶対に無理だ」という焦りに加え、講師による洗脳により、脳が一時的に活性化し、通常できるはずのないことができたのではないかと推測されます。

受講者全員からざわめきが起きたにも関わらず、あなたを含めて全員ができたということは、「人間の能力というものは、自分で考えている以上の力を発揮することができる」ということを実体験させるための研修だったと思われ、講師は多分間違いなく、「自己啓発セミナー」の講師だと思われます。実際にできたことに驚きを覚えたのは、質問者さんだけではありません。「できないという思い込み」を打破するための研修だったと思われます。

ご参考までに。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そういえば20年くらい前は「自己啓発セミナー」って多かったような気がします。上記の研修は具体的な業務についてではなく、何と言うか・・・「さあ、これからも頑張るぞ」みたいな研修でした。

確かに!講師は『必ずできます!』としっかりとした口調できっぱり言いました!

確か、覚える時間として1分か2分くらい与えられましたが、みんな必死で、私などは泣きたいくらいの気持ちでした。
ヒトの脳に「火事場の馬鹿力」のような物ってあるのでしょうか(^^;)あったら凄い事ですね。
おっしゃる通り”「できない、絶対に無理だ」という焦り”がとてもありました。

自分は「洗脳」されないタイプだと自信を持っていたし(そういう人が危ないのかもしれませんね)、そもそも簡単に人を「洗脳」する事ができるのか?と思っていたのでちょっとショックなような、複雑な気分でした。。。


この出来事と一緒に思い出した事で、街頭販売のことがあります。
上記の研修の数年後くらいだったと思います。化粧品の街頭販売にたまたま出くわし、「話を聞くだけでいい。そしたらサンプルをプレゼント!」で、ちょっと興味があったのでサンプルだけもらっていこう、と話を聞いたのですが・・・買ってしまいました。
最初は我先にと買う人たちを半分呆れて見ていたのですが、半分、買おうかと迷っていて、結局買ったのですが、販売員の話術が原因だったと思います。あと、誰でも知ってる大手のブランドという安心感もありましたし。

話術、というか、一種の催眠術のような物なのでしょうか・・・?興味があります。人の潜在意識をそこまで動かす能力に驚きです。

なるほどと思わず唸ってしまうような回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/10/04 01:26

覚えることの基本は、「反復すること」です。


質問文より、「名前の記憶が苦手」とおっしゃる質問者さんの
発表の順番はいくらか後ろのほうだったと思われます。

前の人が順に暗唱していくのを聞いていきながら反復することにより、
記憶が強化されたのではないかと推測できます。
そして、もしかしたらご自分でも、覚えにくい人の名前に特に注目し、
必死になって頭の中で反復記憶を行ったかもしれません。

この理屈で説明すると、順番が前の人ほど不利になりますね?
(始まる前に、記憶のための時間を置いたりしたのでしょうか?)
前のほうの人は、本人なりの記憶のテクニックがあったのかもしれません。
また、あくまでも私の個人的な思い込みかもしれませんが、
人間関係が得意な人は、人に関することを覚えるのが得意みたいです。
(ちなみに、私は内向的な性格で、人間のことには鈍感です)
それ以外にも、
講師のやらせ方にも何らかのコツがあったのかもしれません。

ところで、ご存じかもしれませんがこういう記憶のゲームがあります。
何人でもできるのですが、A、B、Cの3人でやるものとします。
以下のように次々に単語を言っていき、言えなくなった人が負けです。

A:「バナナ」
B:「バナナ、いちご」
C:「バナナ、いちご、メロン」
A:「バナナ、いちご、メロン、いちじく」
B:「バナナ、いちご、メロン、いちじく、グレープフルーツ」
C:「バナナ、いちご、メロン、いちじく、グレープフルーツ、柿」



A:「バナナ、いちご、メロン、いちじく、グレープフルーツ、柿、
   ・・・・・ぶどう、スイカ、梨、さくらんぼ、桃、パイナップル」

こうやって10個以上、場合によっては20個以上も続くことがあります。
当然、最初から10個以上はとても無理です。

(3人とも)なぜそんなにたくさん覚えられるのかというと、
このゲームを進めていくにつれ、他人の暗唱を何度も聞くからです。
何度も何度も耳で聞き、自分の頭の中でも反復させるために、
驚くくらいたくさん覚えることができるのです。
必死になって覚えようとするほど、それだけ結果は良くなります。

さて、なんとなくそんな気になったので、
特に記憶力の良いわけでない私が、顔と名前の記憶に挑戦してみました。
まったく知らない「チームK」↓の15人の記憶に挑んだところ、
http://www2.akb48.co.jp//members/
10分間で14人覚えることができました。(右下の隅の人だけダメでした)

読みが変だとか、名前に特徴がある人が覚えやすかったです。
その他、自分の知っている人との共通点がある(顔・名前)とか、
何らかのヒントを見つけることのできる場合はよく覚えられます。
諦めないで何が何でも覚えようという動機があればこそ
記憶術が磨かれていくというものではないでしょうか?
どうやら私にとっての「チームK」とは、
諦めずに覚えようとする動機を十分に与えるものだったようです(笑)。

でも、きっと明日以降は、どんどんと忘れていくでしょう。
短期記憶から長期記憶に移行させるには、さらなる反復が必要なのです。
例えば勉強をするときは、後日の復習や問題演習が必要なのと同じですね!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おっしゃる通り、私の順番は比較的後ろの方だったと記憶しています。
他の人がスラスラ言っている間、「できない!」と焦りまくっていました。

私はどちらかというと外向的なのですが、何故か人の顔と名前を覚えるのが苦手です(特に名前)。その他の記憶は特別苦手ではないのですが・・・。どうでもいいような事を覚えていて、驚かれることもよくあります。

参考に書いてくださったゲームはTVのクイズ番組でもありましたね。一般的に言って、ある程度の数以上は難しいですよね。
リンク先の名前に関しては、情報が顔写真だけなのでかなり難しそうですね。
私の場合は、同性だからかあまり興味を感じませんでしたし(^^;)、年齢もメイクも似たような感じだからか・・・2、3人がやっとかもしれません。
14人覚えたというのはすごいですね!これはある意味、発見ですよね!人間の脳は、本気でやろうとすればそれだけの能力が発揮されるのかもしれませんね。

丁寧に説明してくださいまして、どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/10/04 01:50

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!