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「元気に生きるためには愚痴・悪口・失敗談は言わないほうがよい。
愚痴・悪口・失敗談を言うと、脳内の神経系が言葉通りに配線されていく。」
このようなことを聴きましたが、カウンセリングでは、相談に行く人は、愚痴ったり、悪口を言ったりして、ストレスを解消します。そして「あっ、スッした」となり、元気を回復します。
 愚痴や悪口を言ってから、その後に、前向きに生きると、元気が出てくるのではないでしょうか。
{愚痴・悪口・失敗談を言うと、脳内の神経系が言葉通りに配線されていくというのが、理解できないのですが、どなたか、分かるように教えてください。 

A 回答 (4件)

こんにちは、



質問者さまが、見抜かれているように、
脳によくない「愚痴・悪口・失敗談」と、
元気を回復する「愚痴・悪口・失敗談」があります。

これは、ひとつは脳内配線のどこに出口がつながっているか、が問題なのです。

簡単に言うなら、いつも同じように自動的に繰り返す「愚痴・悪口・失敗談」が
言葉通りに脳内配線(敗戦?)が仕組まれて回路を強化して行きます。
そして、この「愚痴・悪口・失敗談」が引き起こす“嫌な感情”に浸ることで
益々、自分自身を傷つけて行きます。

 ※ひとりでぶつぶつ呟く、愚痴は自分で自分の無能さを配線して行き、
  「○○野郎!」などの悪口はそのまま自分のを「○○野郎!」に作って行きます。
  無能とか○○野郎!など方向に配線された回路は、その答えを忠実に実行します。

これに対して、
溜まったストレスを晴らすための1度きりの「愚痴・悪口・失敗談」は元気を回復します。
しかし、この為には、受け手(聞き手)側が話をしっかり受け止めて、
共感し「愚痴・悪口・失敗談」を解消し元気などに変換する必要があります。

そして、カウンセリングなどでは、ストレスを吐き出すという意味のほかにも
依頼者が、どの様なストレスを持っているのかを聴きだすことと、
ストレスを話すことで、自分自身で解決方法に気づくことを狙っています。

これは、前者のように「愚痴・悪口・失敗談」で脳内回路を作るのではなく
溜まったストレスを吐き出すための脳内回路に「愚痴・悪口・失敗談」を乗せて、
解消するための、材料としての「愚痴・悪口・失敗談」です。

つまり、「愚痴・悪口・失敗談」で回路を造り、破滅の結果(出力)を得るのか、
「愚痴・悪口・失敗談」を(解決)回路に乗せて元気や活力に変換するのか、
このことが両者の決定的な違いです。

(回路に流して)ストレスを吐き出して1度で終われば、元気を回復しますし、
無自覚に、何度も繰り返せば、不幸回路を完成させることに成ります。
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この回答へのお礼

harrywithersさん、早速、お教えくださり、ありがとうございました。
「脳によくない『愚痴・悪口・失敗談』と、
元気を回復する『愚痴・悪口・失敗談』があります」との説明で、スカットと理解できました。
 後者が、カウンセリングで行うことかと思います。ですから、カウンセリングは、悪口や愚痴、失敗談を聞くとともに、前向きに生きる記憶脳回線をつくることかと思いました。
 そこまでできないとカウンセラーとしての役割は果たせないのでしょう。
 ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/03 16:17

お礼をありがとうございました、カウンセリングについて少し補足させてください。



> カウンセリングは、…前向きに生きる記憶脳回線をつくることかと思いました。

その通り大正解です、mashu166さんは、大変に聡明な方だとお見受けしました。

一般にカウンセリングは、「話を聞くだけ」と誤解されていますが、
積極的傾聴法は、単なるカウンセリングの技法のひとつであり、
他にも、(交流分析、ゲシュタルト療法、NLP、POPなど)沢山の色々な技法があります。

それらの技法を駆使して、カウンセラ-は、
クライアント(相談者)の話の中から、本人の中にある
問題解決のための脳内回路や材料を探し出し、それを
相談者本人自身が構築強化できるように、手伝う人であり、
時には、案内人や仲間でとしての、役割も持っています。

そして、カウンセリング行う心理学の基本姿勢(前提)として、
「悩んでいる人間は、その解決策を(本当は)知っている」という
人間に対するポジティブな信頼感があります。

他の方への疑問にもありますが、「(自分へ)気づく」スキルの低い方に対しても、
その為の言葉、身体、無意識への訴求など、
様々なテクニックを駆使して、気づきと解決への道を探り、
脳内(解決)回路を作り上げるのがカウンセラ-の技術(腕前)です。

その為、カウンセリングで「自己矛盾が見つけられない」のは、
カウンセラ-の腕が悪い(技術が足りない)ことになります。

ちなみに、催眠療法(ピプノセラピー)は、特殊な療法であり、
一般的なカウンセリングではあまり行われません。

カウンセリングで上手く脳内(解決)回路を作り上げると、
本人が解決方法を知っている為、同じ悩みで再発することありません。
欝などの薬物療法と、一番違うのは再発が無いということです。

脱線が過ぎましたスイマセン!
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この回答へのお礼

harrywithersさん、おはようございます。
早速、私の疑問を解いていただき、また、誉めていただき、心がスッとしました。
harrywithersさんの説明で、カウンセリングに来られた人が、始め、愚痴や悪口や失敗談を話された後に、いろいろなカウセリング技法を使って、その人の心、脳回線を前向きに生きるようにするのが、カウンセラーの腕前ということですね。
ありがとうございました。
 良い脳回線を私自身、作っていきたいと思います。

お礼日時:2009/12/04 07:22

補足の部分に関してである。



発言の自己矛盾が見つからない場合は、カウンセラーにより「退行催眠」の方法を取ることになるが、一気に、記憶が戻った場合に、「自我喪失の廃人」に近しい状態に陥るに至る故、危険なことと思うべし。

結果、脳の記憶を司る組織・神経がダメージを受け、人格形成の基礎が無くなるに至ると思うべし。

最悪、植物人間状態になるケースも有ると思うことなり。

全てを覚醒させるは、危険なことなり。


学者や、医療関係者で無しの一般人なり。
勉強もしたこと無しである。

ただの見聞きの記憶からである。
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この回答へのお礼

mokotanmoさん、早速、ご回答くださり、ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/03 16:21

抽象的な表現なので、発言した人の真意かは解りかねるのですが、


愚痴悪口失敗談は、過去を振り返るネガティブです。
カウンセリングは、愚痴悪口失敗談を話す訳ですが、カウンセラーに話す事で、発言の自己矛盾を見つけ、自己消化することで悪い気持ちを解消する目的があります。

記憶には短期記憶と長期記憶があり、
全ての記憶は短期記憶され、その中から選別して長期記憶に置き換えます。

カウンセリングは、自己消化する事で、短期記憶の不快感を書き換えて長期記憶に保管、または思い出せないように忘却します。

日常的に愚痴悪口失敗談を持って生きると、それを感情が結びつけ、長期記憶に置き換えて、負の記憶を忘れなくなるのです。
すると経験値になってしまい、同じ状況になったとき、反省を活かせずに、後悔として打開を躊躇してしまいます。

言葉通りの配線とはそういった事ではないでしょうか?

また愚痴悪口失敗談を話していると、必然的に他人の愚痴悪口失敗談を聞く事になり、
周囲にポジティブな思考法が減り、英断的な選択肢が減るといった、社会的なネガティブも発生します。

この回答への補足

dogdayさん 早速の ご回答ありがとうございました。いままで、私は何回か、この質問をいろいろな人にしてきましたが、dogdayさんのご説明が、脳の記憶との関係まで、つなげていただき、とてもとても理解できました。感謝します。
 そこで、1つ、疑問なのは
「カウンセリングは、愚痴悪口失敗談を話す訳ですが、カウンセラーに話す事で、発言の自己矛盾を見つけ、自己消化することで悪い気持ちを解消する目的があります」のところで、「発言の自己矛盾を見つけ」というところです。
カウンセリングで「発言の自己矛盾を見つけ」のところで、見つからない場合は、と考えてしまうのですが。もし、何か、アドバイスがありましたら、お教えください。

補足日時:2009/12/03 14:02
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