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生体膜について勉強中です.で,リン脂質の炭化水素鎖に不飽和二重結合が存在すると,液体(不規則な配列)になる温度が著しく低下するのですが,これの物理的な理由は何なのでしょうか?
それと,この現象を,生物がどのように利用しているのかも,お願いします.

A 回答 (3件)

生化学の時間に、寒冷地に生息する魚類が、極寒の水の中でも十分に活動できるように、不飽和二重結合をたくさん持っているという話を聞いた事があります。

つまり、寒さに強いわけですね。
これに対し熱帯の魚は寒冷地の魚に比べ、不飽和二重結合をあまり持っていません。熱帯魚の水槽に冬場ヒーターを入れてやらないと、魚が凍えてしまうというのは、どうも不飽和二重結合の多い少ないに関与しているとも聞きました。植物の例に加えて捕捉例で。原理は同じですね。
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では、後半だけ。



暖かい地方の植物種と寒い地方の植物種で、細胞膜の脂肪酸(リン脂質の炭化水素鎖)の不飽和度が違うことが知られています。
温度に対する適応だと考えられています。

また、1つの植物でも夏と冬とで、不飽和度が変わっているという観察も有る様です。

参考URLの耐凍性の項目。

なお、これを作物の品種改良に活かそうという研究もされています。
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前半だけ


2重結合があるとその部分が平面になるので.分子がシス型に曲がるのです(トランス型の油脂は生物は利用していない)。その結果.きれいな配列ができず.結晶かが阻害され.融点がさがります。

後半は.臓器によってリン資質の成分構成が異なりますので.なんだかの機能に利用しているとは思いますが.さてなににつかっているのやら.私にはわかりません。
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