この人頭いいなと思ったエピソード

現在、ハウスメーカーで新築戸建て(木造SE工法)検討中です。
最初のプランは2階建で6帖程の屋上を造る予定でしたが、最終的に予算の関係もあり屋上建築をキャンセルし、普通の2階建にすることにしましたが、屋上キャンセルに伴う建築費減が約140万円とのこと。
屋上建築にあたっては、2階から屋上迄の階段、屋上に出る為のペントハウス(2帖程)、屋上6帖を計画していましたが、これらのキャンセルに伴う減額が140万円というのは少なすぎる感があります。
以前、別のハウスメーカーで屋上建築につき質問したところ、2階建の屋上建築は構造強化等、結構費用がかかると聞いた記憶があるのですが、この減額140万円というのは妥当でしょうか?

A 回答 (1件)

ごもっともな質問です。

材料費や施工費用の実際の減額費だけを考えるともっと減額できるように見えます。せいぜい設計のやり直し費用が差し引かれる程度です。

逆に考えてみるとよくわかります。たとえば初めに2階建ての予定で「屋上を作るのには追加でいくらかかりますか?」ということになれば300万円くらいはすぐにかかってしまいます。

じゃあ、屋上付の2階建て費用から屋上分を引いたら「-300万円」になるんじゅあ? というわけですね?

計算上ではそのようです。設計費用を引いても実質250万円くらいは引けそうです。でも業界ではちがいます。いろいろな理由はありますが、家の建築費用というのは、いずれにせよ大雑把です。メーカーはどのように値段を決めるかというと「この施主はどれだけ払うことができるか」が値段の前提であり基準となります。

2階建てのみ=2500万円
2階建て+屋上=2800万円(2500+300)

だったとしましょう。あなたが「2650万円しかないので、屋上はキャンセルします」と言ったとします。逆に言えば「私は2650万円は出せます」ということですので「キャンセル料」というわけのわからない名目で2500万円までは下げずに「減額は150万円です」ということになります。

値段交渉の過程から「0000万円まで出せる」という手の内を見せてしまうような場合、いろいろな理由をつけて最小限の減額で抑えようとするのです。理由なんていくらでもつきます。

「施主にお金が無い」のであれば、ふっかけてもしかたありませんが「払える」とわかると「とれるだけとる」のです。仮にこのキャンセル減額料が200万円まで交渉できても、他の部分で取り返されるでしょう。

この不況下、建築会社はなりふり構ってはいられません。「とれるところから取る」です。
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この回答へのお礼

詳細ご説明ありがとうございます。
250万円が実際のコストだとすれば、減額との差額約100万円ハウスメーカーの採算が良くなるということですね。
現在、内装・インテリア・照明の仕様を決めている作業中ですので、全体の金額を見て、もう一度交渉トライしてみます。

お礼日時:2009/11/03 10:30

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