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母が末期の胆管ガンで、余命3ヶ月と言われてもう2ヶ月経ちました。

現在、痛みはまだ薬でコントロールできているのか痛みはあまり訴えませんが、腹水がたまりとても苦しい状態が続いています。お医者さんは腹水はタンパク質なので抜くと体力落ちるし、まだ抜くほどではないとおっしゃっています。

抜く以外に、抗ガン剤投与すれば腹水も減るとも聞きましたがどうなのでしょうか。 ご存じの方いらっしゃったら教えて下さい。

A 回答 (3件)

腹水の原因としては癌性腹膜炎=腹膜播種による癌性腹水か,胆管癌による肝不全による腹水の二通りが考えられます.いずれにしても難治性のものですので利尿剤による保存的治療には期待できません.



抗がん剤に関しては卵巣癌などでは腹水への抗がん剤投与の有効性がいわれていますが,胆管癌では明らかに有効だという研究はありません.チャレンジするにしても保険適応が通っている薬剤も少ないので,多くの病院の主治医は積極的には勧めないと思います.全身投与では,ジェムザールとの併用で有効性が検証されているシスプラチン(本邦保険適応なし)を投与するのというのが一つのチャレンジとして考えられますが,全身の元気度が落ちている場合はいずれにせよ困難かと思われます.

主治医の先生がおっしゃるとおり腹水を抜くことは血液中の栄養分を抜くことと似たようなことであり,頻回に行うことは体力低下を招きます.すぐたまる場合もあるので,主治医の先生とよく相談してみてください.
また施設によっては難治性腹水への治療としてデンバーシャントという腹腔と静脈の短絡路をつくる手術を行うこともあります.
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医師です。



腹水がたまりとても苦しい状態とのことですが、腹水を抜いたとしてもまた貯留してしまいますし、主治医が言うようにタンパク質なので抜くと体力が落ちます。また、腹水を抜くことでショックになることもあるので、いずれにしてもよほど腹部膨満がひどくならない限りは抜くことはできません。

また、腹水のために抗がん剤を投与するという話は(私は専門が違うので断定的なことはいえませんが)ちょっと懐疑的です。むしろ、腹水がたまっているということは状態も思わしくないので抗がん剤治療は控えるということであれば分かりますが…抗がん剤治療は非常に身体に負担のかかる治療法ですから、全身状態が悪いときには積極的にはできないはずです。

また、末期の胆管がんということであれば、いずれにしても抗がん剤治療の選択肢は無いと考えるべきです。そもそも抗がん剤はがん腫の縮退を目的として投与するものです。腹水軽減のために抗がん剤を用いるというのは保険診療上も適用にならないと思いますが…。

お母様を思うお気持ちは痛いほど分かりますが、主治医は最善の結果を出すべく考え、判断し、治療を進めているはずです。主治医の判断を信じるべきかと思います。
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私の父は末期の肝硬変でした。


腹水やむくみで体中がパンパンになっていました。
(今までのMサイズの服が入らず5Lになるほど)
病気によっても違うと思いますが、
父の場合は腹水をとることも、むくみをとることさえも体の負担になり悪化してしまう、といわれました。
点滴をすると腹水、むくみが出る。
点滴をしないと昏睡状態になる。
検査、治療すべてが負担になってきている、と言われました。
本人は動けて、意識もちゃんとあっただけに苦しそうで辛かったです。
少しでも参考になればいいのですが。
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