Illustratorとframemakerは、マルチコアやマルチCPUに対応している？

Windows版のIllustratorとframemakerは、マルチコアやマルチCPUに対応しているのでしょうか。つまり、並列処理を行えるプログラミングになっているのでしょうか。

http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/234/ts_234 …
の「B. ハードウェア構成の最適化」の項を見ると
「マルチプロセッサシステムの使用（中略）など（中略）によっても Illustrator のパフォーマンスは向上します。」
とありますが、並列処理を行えるとは書いてありません。

framemakerも同様です。

Illustratorとframemakerは、マルチコアやマルチCPUに対応しているのでしょうか。

No.3 ベストアンサー 回答者： TakMat 回答日時： 2009/11/11 18:16

No.1 です。

確かに、Illustrator でラスター（ビットマップ）データを扱う時は重いですね。
Illustrator は、Photoshop のようにラスターデータを扱うようにはできていませんから。
これを補うためだと思いますが。
高解像度のデータを配置して、拡大縮小した場合、Core 2 Quad で、CPU 使用率 50％、CPU 2つ分まで使ってくれるようです。

いずれにしても重いので、Illustrator で、ラスターデータを扱う場合、低解像度で編集しておいて、あとから高解像度のものに差し替えるなどの工夫が必要だと思います。


余談ですが、複数のソフトを同時起動したとして、ソフト毎に完全にCPU処理を割り振ってくれるわけではないので、Core 2 Quad のように、コア4つ以上のCPU の恩恵をフルに受けるのは、一部のソフトだけです。
具体的はこういう感じです。

3DCG ソフト、動画編集ソフト
Core 2 Duo　3.16GHz　<<　Core 2 Quad　2.66GHz

Photoshop、Illustrator、WEBアプリケーション
Core 2 Duo　3.16GHz　>　Core 2 Quad　2.66GHz

Core i7 といった最新のCPU は、使っていないCPUコアがあった場合、使っているCPU に性能をまわす（オーバークロックして、CPUの性能を引き上げる）ことができるので、マルチスレッドに対応していないアプリケーションでも有効です。

この回答へのお礼

Core 2 Quad で、CPU 使用率 50％、
Core 2 Duo　3.16GHz　<<　Core 2 Quad　2.66GHz
Core 2 Duo　3.16GHz　>　Core 2 Quad　2.66GHz
Core i7 といった最新のCPU は、使っていないCPUコアがあった場合、使っているCPU に性能をまわす

オオーッ！！
ナントーッ！！

勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時：2009/11/11 19:47

No.2 回答者： shut0325 回答日時： 2009/11/11 16:55

対応しているかどうか技術的なことはわかりませんが、Illustrator/Photoshopは経験上必ず以下のようになります。

（WinXP＆CS3）

・PentiumDやCore2Duo→むちゃくちゃ重い処理をしても絶対にCPU使用率は最大で50％となる。

・Core2Quad→CPU使用率は最大で25％。

つまりは　
50％×デュアルコア（2）＝100％
25％×クアッドコア（4）＝100％
なのではないかと、勝手に思っているのですが。

この回答へのお礼

・PentiumDやCore2Duo→むちゃくちゃ重い処理をしても絶対にCPU使用率は最大で50％となる。
・Core2Quad→CPU使用率は最大で25％。

そうなんですか。それなら、並列処理はしてないということですね。たいへん貴重なデータをありがとうございました。

Illustratorで背景に大きな画像を読み込んである場合などは信じられないくらい重くなるので、マルチコア/CPUで速くなるのらいいなあと思っていました。

Core2DuoやCore2Quadは、Illustrator自身を速くするのではなく、それと同時進行の別ソフトの処理を速くするということなんですね。

ありがとうございました。

お礼日時：2009/11/11 17:27

No.1 回答者： TakMat 回答日時： 2009/11/11 16:39

ほとんど対応していないと思います。

実験してみれば、分かると思いますが。
複雑に塗りと線を設定したものを、200レイヤー（1000パス）ほどを全て選択して、移動させたり、フィルタを使っても、Core 2 Quad で、CPU使用率はほとんど 25％、つまり CPU 1つ分しか使用しません。

ただ、他のソフトがリソースを食うことを考えれば、シングルコアよりも Core 2 Duo くらいの性能があれば、十分だと思います。
それ以上になったところで、パフォーマンスは向上しないでしょう。

それに、Illustrator や framemaker にマルチスレッドが必要か、と言われると、そんなに必要性を感じません。
作業によるでしょうが、最近のPC環境ではストレスを感じることはほとんどありません。
デザイナーが使うソフトで、マルチスレッドの恩恵をフルに受けることができるのって、3DCG ソフトや動画編集ソフトのレンダリングやシュミレーション、エンコードくらいじゃないですか。

この回答へのお礼

Core 2 Quad で25%なら並列処理はしてないということですね。たいへん貴重なデータをありがとうございました。

Illustratorで背景に大きな画像を読み込んである場合などは信じられないくらい重くなるので、マルチコアなんかでは速くなるのかと思いました。

確かに、Illustratorで重い処理を実行中に他のソフトで何かを処理させる場合には、Core 2 Quad なんかはすごい威力を発揮するでしょうね。

ありがとうございました。

お礼日時：2009/11/11 17:20