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 9月11日付けの週刊朝日に、
「自民党は『憲法改正』を党是に掲げながら、なんだかんだいって憲法を守ってきた」とありますが、
どういう意味でしょうか?

A 回答 (3件)

>自民党は憲法改正を党是に掲げている?



       ↓
自由民主党の立党精神に明記している。
「党の使命」並びに「党の政綱」の中に・・・

※現行憲法の自主的改正をはかり、また、占領諸法制を再検討し、国情に即して、これが改廃を行う。

と記している。

つまり、立党の趣意・精神であり、党の綱領でもあって、自主独立を名実共に確立すべく憲法改正を目指してきたが、根強い国民の中には憲法に触れる事へのタブー視や憲法9条が平和の礎とする神学論的な抵抗感&再軍備への道に繋がるとの警戒心があった。

さらに社会党他の野党の反政府的対応のシンボルとしての反対論(自民党にも慎重論が存在)、そして何よりも憲法改正への手続きの一つである国民投票法案すらない手続きの不備・欠陥で、実質的には憲法改正は国会で発議される事も無いままに、自民党憲法調査会での改正案の検討レベルから未だテイクオフすらしていない。
それを指して、憲法を守って来たというのは事実として正しい、的を得ている指摘だと思います。

と同時に、立党の精神に立ち返り、党是&綱領に基づき、時代や環境に即した自主憲法の制定(憲法改正)を目指す事は何ら矛盾していないと私は思います。

<安倍内閣で、戦後レジームからの脱却とのスローガンと、意気込みのもと自民党案が難産の末、漸く纏まった程度で未だ足踏みしている>


「自民党の立党精神」
http://www.jimin.jp/jimin/jimin/rittou/index.html
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憲法96条に、


各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

この条件のクリアに躊躇していたからでしょう。
国民投票法がずっとなかった。
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 日本の政党で護憲を明確に打ち出しているのは『社民党』と『共産党』の2つです。


 で、自民党は元々1955年の党結成の目標が日本国憲法の改正を目指して作られた政党です。
 しかし今まで与党の時代が長いにもかかわらずずっと憲法改正はされてきませんでしたよね。
 つまりはそーゆーことです
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